South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


豚ロースステーキ肉の梅味噌焼き、青ナスの焼き茄子、ぬか漬け

豚ロースステーキ肉の梅味噌焼き:妹が作った送ってくれた梅味噌を載せて焼く
青ナスの焼き茄子:青ナスのジューシーさが出てくるのはこれか。皮が厚いので皮がないほうが美味しいようだ
ぬか漬け

2021-09-17 21:31:12 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


青ナスのマリネ、豚ロース生姜焼き肉のフライ、トマトとぬか漬けのサラダ

青ナスのマリネ
豚ロース生姜焼き肉のフライ
トマトとぬか漬けのサラダ

2021-09-16 22:16:17 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『南島に輝く女王 三輪ヒデ: 国のない女の一代記』

 
これぞ歴史の醍醐味を示しているいうべきだろう。歴史は、いわば名もない人々によって生きられるのだ。本書の主人公三輪ヒデは、元松前藩士の娘として函館に生まれ、亡命ロシア貴族と結婚してインドネシア(旧オランダ領東インド)に移り住み、ソ連の国籍を持つことを拒否して無国籍者であることを選択した夫とともに、無国籍者となって太平洋戦争前、戦争中、戦後の混乱期をバンドゥンで暮らし、9人の子供を育て上げた。戦中の日本軍政への貢献により逮捕・裁判・勾留をへて、植民地宗主国オランダへの追放の後、子どもたちの住む、オランダ、アメリカ、日本、インドネシア、イタリアを転々と過ごした彼女の一生は、明治以降の世界史の中にあったと言える。

著者がインドネシアの公文書館で見つけた書類に端を発して、次々と明らかになって物語は、一気に読むことを強いてくれた。一個人の一生を復元する作業は、おそらく、気の遠くなるような労力を必要としただろう。しかし、あとがきに記されるように、残されていた二人の子供と孫たちの記憶を手がかりにして、再構成された個人史は、著者とも不思議な縁でつながっていることがわかったという。

インドネシアの近現代史を知る機会はこれまであまりなかったが、本書を手がかりに、少しでも知識を深めることができた。

2021-09-16 16:16:48 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


青ナスと鶏もも肉とブナシメジのクリームシチュー、青ナスと桜海老のパスタ

青ナスと鶏もも肉とブナシメジのクリームシチュー
青ナスと桜海老のパスタ

2021-09-15 23:03:03 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


キーマカレー、ぬか漬けのヨーグルトサラダ

キーマカレー:クミン+ニンニク+玉ねぎみじん切り+人参みじん切り+合挽きミンチ+マッシュルーム+塩+カレー粉
ぬか漬けのヨーグルトサラダ

2021-09-14 21:17:20 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ほうれん草と豚ロース肉の二十六香炒め、枝豆、ぬか漬け

ほうれん草と豚ロース肉の二十六香炒め
枝豆
ぬか漬け

2021-09-13 20:12:13 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


鶏もも肉のクリームソースパスタ、トマトとぬか漬けのサラダ

鶏もも肉のクリームソースパスタ:ニンニクみじん切り+ローズマリー+ホールクミン+赤唐辛子+玉ねぎ薄切り+ニンジン薄切り+ジャガイモ薄切り+鶏もも肉一口に切ったものを加え炒める。小麦粉をくわえからめて、白ワイン+水をくわえ、塩コショウ。煮込む。ショートパスタと合わせる
トマトとぬか漬けのサラダ

2021-09-12 20:07:16 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


紅鮭の西京焼き、ヒジキと切り干し大根の煮物、モロヘイヤのひやおろし、ナスの味噌汁、ナスのぬか漬け

紅鮭の西京焼き
ヒジキと切り干し大根の煮物
モロヘイヤのひやおろし
ナスの味噌汁
ナスのぬか漬け

2021-09-11 20:02:37 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


キーマカレー、トマトとナスのぬか漬けのヨーグルトサラダ

キーマカレー:玉ねぎと人参のみじん切りをサラダオイルで炒める+合挽きミンチ+塩+カレー粉+茹でた枝豆、米+もち麦+クミンシードホール+ターメリックを炊飯
トマトとナスのぬか漬けのヨーグルトサラダ

2021-09-10 21:47:59 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


焼きビーフン、カラーピーマンと豚肉のオイスターソース炒め、ぬか漬け

焼きビーフン:新竹ビーフンを熱湯に入れ蓋をして1分、ザルに取っておく。桜えび+ニンニク+赤唐辛子小口切り+ごま油+豚ロース細切り+白ネギ斜め薄切り+しいたけ薄切りを加えて炒め、塩コショウ+ガラスープの素+水をくわえて、ビーフンをくわえて、含め煮して水分を飛ばす
カラーピーマンと豚肉のオイスターソース炒め
ぬか漬け

2021-09-09 21:30:50 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


鶏もも肉の醤油麹焼きwith白ネギ、セリの胡麻和え、ナスのぬか漬け

鶏もも肉の醤油麹焼きwith白ネギ
セリの胡麻和え
ナスのぬか漬け

2021-09-08 19:40:29 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『人類堆肥化計画』

 
著者は「不耕起積草農法」を実践する里山生活者だ。その農法とは、「耕さずに草を積む。つまり、最初に作った畝を半永久的に使い、その上に刈り草を幾重にも積んで全域を堆肥化する。いいかえれば、野菜を植える箇所以外にも広く施肥する、ということになる。その点で、この農法はより多くのものを育む仕方である」(pp.65-66)という。彼が育てているのは米(「ほなみちゃん」と呼ぶ)、大豆(「にくぎゅう」と呼ぶ)、名古屋コーチン(「ニック」とよぶ)のほかに、様々な野菜(おそらく)だ。それだけではなく彼の田畑には多様な生物が生息する。彼の生活は多様な生物との戦いだという。里山での耕作と聞くと、牧歌的な自然とともに生きるというフレーズが思い浮かぶが、そうではないという。

堆肥づくりには様々な微生物がかかわっている。水を引いた棚田にはカエルやイモリや水棲昆虫たち、土の中には微生物だけではなく、ミミズやオケラ達がいる。カエルを狙ってヘビがやってくるし、そのヘビを狙ってノスリが飛んでくる。整備された畝や土手には様々な植物が生えてくる。農作物を狙ってイノシシやシカがやってくる。ニックを狙ってイタチやキツネもおそってくる。もちろん、著者はかれらと戦いを交える。生えてくる植物を刈り取り、堆肥とする。ニックたちの餌にもなる。昆虫も餌だ。イノシシよけのトタン製の防御線をつくる。鶏小屋も、防御を固める。稲の根元に生える草取りもする。これらは、著者が生きていくために必要なことという。

彼の農法ではない、一般的な農業では、人工的な肥料で施肥をし、定期的に農薬をまく。土中の、あるいは、田畑の動植物の生き物の数や多様性は圧倒的に少なくなる。さらに、機械化された農業では、おそらく、小さな生き物との接点は殆どなくなってしまうだろう。

著者は、だからといって、不耕起積草農法を用いて多様な生物とともに自然なかで生きる里山ぐらしといったイメージを主張したいわけではない。すべての人々に、生きることは多様な生き物との交渉のなかにあると考えようという。本書のタイトルにある堆肥化がキーワードだ。堆肥を使った農法をしているが、彼は、草を刈って積み重ねているだけで、有機物を無機物に分解するのは微生物や様々な土中の生き物である。彼が食べ物を得たいから草を刈って畝に積んでいるのであって、自然の営みは、彼の意図とは無関係だ。草を刈って畝に積むのは彼ではあるが、彼の存在がなくとも堆肥化は進み、様々な生き物の共生体ができている。

人間を中心に見てしまうと、人間の働きに焦点が当てられてしまうが、実は堆肥化には人間の存在は必須条件ではない。人新世という言葉に代表されるように人間の自然への干渉が大きいとはいうものの、それもこれも、人間中心的な視点の一つと言えるだろう。本書の堆肥化というタイトルに含まれるキーワードは、著者自身の堆肥化へのあこがれ(死んで火葬されるのではなく、堆肥となって自然と一体化すること?)でもある。

本書の最後の言葉を記しておこう。本書で語りすぎたと書いたあと、このあとは読者の番だという。「次はあなたが身のまわりの生き物たちと物語を紡ぎ、語る番だ。人類堆肥化計画はわたしだけのものではない。陰湿に立ち回って、生前堆肥となり、生臭い話を聞かせてくれ」。



2021-09-08 12:27:21 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


マダラのフライ、ほうれん草の炒めもの、トマトとぬか漬けとゆで卵のサラダ

マダラのフライ:パン粉+オレガノを叩いて細かく+ニンニクみじん切りのオリーブオイル漬け少々を加える、マダラの切り身を塩コショウ+小麦粉+溶き卵+パン粉、少々のオリーブオイルで両面を焼く
ほうれん草の炒めもの:ニンニクみじん切りのオリーブオイル漬けを加熱、ざっくり切ったほうれん草をいためて塩コショウ
トマトとぬか漬けとゆで卵のサラダ

2021-09-07 20:38:26 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


スモークサーモンとジェネベーゼパスタ、トマトとぬか漬けのサラダ

スモークサーモンとジェネベーゼパスタ:スモークサーモン+茹でた小松菜、予め用意したジェネベーゼソース(江南の畑から来たバジル+パルメジャーノチーズ+松の実+塩コショウ+フレッシュオリーブオイルを粉砕)を絡めたパスタ
トマトとぬか漬けのサラダ

2021-09-06 20:43:30 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『動物に権利はあるか』

 
2014年、インドネシアのクロザルの「自撮り」写真を巡って動物に著作権があるかどうかについて論争が起きた。写真家のスレイターがインドネシアの森に動物が「自撮り」できるような仕掛けをつくっておいて、うまく撮れた写真を自らの著作物としてネットにアップしたが、訴訟がおこり、写真家のスレイターの著作物ではなく、動物には著作権はないとの過去の判例により、パブリックドメインの著作物であるとの判決が出た。一方、アメリカの動物の権利(アニマル・ライツ)を擁護する団体PETAが動物にも著作権・肖像権が認められるとして訴訟を起こし、最終的には写真家と写真(著作物)をアップロードできるサイトが収益の25%を自然保護団体に寄付を行うということで、和解に至ったという。

本書が出版されたのは、1995年(原著、1989年)で、上記の事件より前のことなので、もちろん、動物の著作権については触れられてはいないが、少なくともこの時点での、動物の権利についての背景や考え方について、その歴史からレビューされている。これは、私自身がこれまであまり関心を持ってながめてこなかったことが、その原因だが、本書で触れられている問題意識がどの程度、日本で認識されているか、疑問に思う。昨今のコロナ禍による引きこもりによるペットブーム、結果として飼育放棄などが取り上げられていることも、影響が少ないといえる。

たとえば、日本で動物に関する法律や指針等について、「動物福祉協会」の13種をリストアップしている。動物愛護に関わる法律のほか、様々な条件における動物飼育に関する、基準・指針等が挙げられていることがわかる。1973年に施行された「動物の愛護及び管理に関する法律」(2019年まで繰り返し改正されて現在に至る)の目的は、以下のように述べている。

「この法律は、動物の虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱いその他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項を定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵かん養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、もつて人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする。」

また、法だけではなく、倫理に関わる問題でもある。最近では、以下の『初めての動物倫理学』(2021年3月)が出版され、帯には「肉を食べるのはもうやめよう」の惹句も見られるように、食文化・食習慣に関わる問題提起も見られる。とはいえ、人間と動物の関係は、家畜やペットとの関係にとどまることはなく、野生動物との関係や人類の進化史を考えるとさらに、問題は深いとおもう。

 

2021-09-06 10:34:47 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


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