daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

帰宅

2008-05-22 15:13:52 | 日記・雑談
先ほど帰宅しました。久々の我が家は、やっぱりすこしホッとしますね。

一日半にわたって中継させてもらいましたが、特に終盤は忙しく非常に疲れました。こんなことを週に何度もやってるスタッフの方たちはすごいです。
でも、やってみると面白くて、大変な仕事でも続けているのも、分かるような気がしました。
現場にいて初めて分かることも多く、実りの多い経験でした。今後もどうやって将棋を伝えていくか、棋士としての立場で考えていきたいと思っています。

現地の大盤解説会はパンク状態。僕もすこしだけ出させていただきましたが、すごい熱気でした。何と400人!の来場だったそうです。難しい将棋でしたが、楽しんでいただけたことと思います。


今日は半日ゆっくり休んで、明日は棋士総会です。
嫁もいまLPSAの総会で出かけています。早いものでもう設立から1年を迎えたのですね。激動の日々に思いを馳せると、なんだか感慨深いです。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (駒落ち好き)
2008-05-22 20:08:54
遠征おつかれさまでした。
難解な駒組み、じっくりとした形勢でしたね。
しかし攻め合いから一気に急転直下でした。
名人戦はいよいよクライマックスへ。
羽生二冠が「王手」を掛けましたね。
一気に19世名人誕生なるのか。

近代将棋が休刊になりました。
様子からして廃刊と言ってもいいかもしれませんね。
事情は残念ですが、仕方のないことですね。
ずいぶんと楽しませていただき、
勉強させていただきました。
実は今年に入って四段免状を取らせていただきました。
近代将棋の昇段問題には愛着があります。
次は五段に向けて・・・と思っていた矢先・・・・・
私にとっては一番活用していた「将棋の本」でした。
これから私にできることは何か、
毎月将棋世界を買います(笑)
目指せ五段(笑)そして六段までありますね(笑)
週刊将棋はたまに(笑)
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熱戦 (キー坊)
2008-05-22 20:21:22
前例のない将棋で非常に面白かったのですが、森内名人の調子はどうなのでしょうか?王位戦、竜王戦、王座戦と早い段階での敗退が目にうつります。なんとか名人戦を盛り上げてほしいです。

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築地も一杯 (まなぶ)
2008-05-22 20:41:46
今回は朝日新聞の方に行きました。
第1局のときより、会場の奥行きが狭くなった気がします。
後ろの席だと盤が小さくて見えない、というクレームに対応したのでしょうか。
佐藤五段の解説も面白かった。解説・聞き手は歯切れがよいと聞きやすいです。熊倉女流はまだまだ修行が必要です。
ネットでは会員登録していないので、動画だけが頼りでした。盤を写してもらえて助かりました。

変な質問で恐縮ですが、daichanさんにギャラは出るのですか?
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レス (daichan)
2008-05-22 22:13:05
>駒落ち好きさん
 免状お持ちだったんですね。ぜひ今後も五段、六段目指して頑張ってください。

>キー坊さん
 そういえばそうですね。たしかに、ちょっと本調子でないのかもしれません。
 ただ将棋の内容を見る限りでは、そうは感じられませんでした。次もきっと熱戦になると思いますよ。

>まなぶさん
 いえ、急遽立ち寄ることに僕が決めたもので、特にいただいてません。
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棋士総会(テレビ対局問題) (taro)
2008-05-23 00:19:36
外部から見ると、今年は久しぶりに穏やかな棋士総会になるように思われますが、実際のところはどうなんでしょう。
私としては引き続き「テレビ棋戦とその結果」問題の改善を希望しています。
テレビ棋戦の対局結果は放映後まで知らせない、という現在の建前は崩壊しています。
島八段が九段に昇段したというニュースを出しつつも、どの対局に勝ったかを知らせない。でもテレビ対局は2つしかないから、ある程度のファンなら放映前に対局結果が分かってしまいますよね。
放映までは勝敗を記録しない、という考え方もありますが、これは無理でしょう。対局から放映まで1ヵ月以上もあいているような現状では、その間に対局があって勝敗のカウントの順序が逆になってしまうとおかしなことになる(キリ勝、とかフリークラスからC2昇級の扱いなどで矛盾が生じる)可能性が十分にあるからです。
全て生放送というのは無理にしても(千日手もあるし)、放映日の前日に対局をするようにして、対局結果は放映後に知らせるということにはできないのでしょうか。こうすれば、対局と放映の間に対局がつくことはないし、棋士としても放映日までの長い期間、対局結果を隠さなければいけないというモヤモヤが解決すると思うのですが。
忙しい棋士のスケジュール調整の難しさもあるでしょうが、今でも数多くの棋戦があるなかでうまくやりくりしているわけだから、2棋戦増えたくらいでどうってことはないでしょう(NHK杯は日曜日放映だから今は基本的に対局がない土曜日に対局することは問題ないはず)。テレビ局としても収録の頻度が増えたり、編集の期間が短くなったりで大変でしょうが、将棋界の発展のためには(大げさか)、これくらいの犠牲は払ってももらってもいいのではないでしょうか。
テレビ局と将棋連盟が協力すれば十分に実現することだと思います。
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テレビ対局問題2 (たいがー)
2008-05-23 08:31:45
taroさんのご意見「放映前日に録画」はなかなか面白いですね。ただ、将棋ファン・棋士側だけでなくテレビ局側もあるので実現までには考慮すべき問題がありそうですね。

現在「テレビ棋戦」は銀河戦とNHK杯戦があるかと思います。テレビ局側の考慮すべき問題とは録画スタッフ人件費とスタジオセット設営費だと思われます。スタジオセットが連盟5階にある銀河戦はまだしもNHK杯は渋谷の放送センターで設営に半日かかります。そして人件費です。人件費・設営費のコストを抑えようとすると現在のように1日2局録画がベストと思われるのです。
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Unknown (daichan)
2008-05-23 10:14:04
管理人レスさんきゅです。スタジオの問題は連盟だけでは難しいものがあります。

一点だけ、成績の順序が逆転するというのは単なる「決め」の問題ですから、そういうものだということにしてしまえば、問題はないように思います。
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