TO LET~貸家~

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Sparkle

2011-09-27 | 英国部屋
「GONE」に続いてShaun作品の感想をば。
今回は「GONE」と同じ年に撮影された「Sparkle」。
これ、てっきり主役はボブ・ホスキンスかと思いきや、Shaunが主役だった!
もう~可愛すぎて、可愛すぎて、なんといっても22歳の役!なので
着ているものとか無造作な天然パーマの髪型とか表情とか、
どこそこ少年ぽさを出していてステキんぐ!



ウェイターのSamはバーの雇われ歌手である母親と2人暮らし。
ある日、母親の歌を見ていたVinceにロンドンの自分のフラットに住まないかと誘われる。
実はVinceは母親に一目ぼれしていた。
ロンドンに移り、ウェイターをしていたところSheilaという中年女性と知り合う。
そのままSheilaとの関係が続き、彼女の仕事のアシスタントとして働き出す。
Sheilaの家でのパーティーでKateという若い女性と言葉を交わし、興味を持つSam。
数日後、突然Kateから電話を受ける。
驚くSamだがKateはSheilaの別れた夫が捨てたSamの名刺を
密かに手にしていた。
惹かれあう二人だが、Shaileとの愛人関係も切れずにいるSamはこの関係に悩む。
結局、会社を辞めSheilaと距離を置こうとするが、秘書からKateの家で会った
Kateの叔父が実はSheilaの兄だということを聞かされ愕然とする。
Kateの誕生日パーティーに顔を出したSheilaは実はKateの母親であった。
何も知らないSheilaはKateの横にSamが居ることに驚き、Kateもまた
SheilaとSamの間の微妙な空気を感じる。
しかし、Samは事実をKateには告げられずにいた。
Kateの父親とSheila、Samと食事をした帰り、Sheilaの家で
自分の家の様にワインや食器を用意するSamを見たKateは自分が想像していたことが
事実だと知りショックを受ける。
弁解出来ないSamはそのまま家に戻るが、その夜Kateの父親が亡くなった…




良いお話だった。
Samが屈託ないけど、どうしようもない奴でね~。
でも野心とか打算とかそういうギラギラしたものは全く無くて、
ただ成り行きでそうなっちゃったっていう。
いや、それが一番良くないことなんだけど。
で、手痛いしっぺ返しを受けて、大人になっていく22歳の男の子のお話なんですよ。
キャプチャたくさん撮っちゃったぐらいどの表情も捨てがたく。
このクルクルパーマが可愛さ倍増。
まあ、可愛いって年では全然無いんだけど、実際は。
でもそう見えちゃうような芝居してるのが凄いと思う。

Sahun好きはこの作品は絶対押さえておく必要があるかもってぐらい見応えタップリで
大満足でした。