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怒涛の

2013-02-17 | 和室
観劇週間も終了。
観劇⇒舞台挨拶⇒観劇⇒LIVE⇒LIVE⇒観劇
などというサイクル。
うん、正直疲れました…週末ももちろん平日も会社終わりで劇場やLIVEハウス行ってって生活…
もちろん楽しいんだけど~いい加減体力も限界で…

観劇については他のブログで語っているのであれなんですが、1つだけ。
観劇暦はもううん十年なので、見た本数も何百本かと思います…なんせ、高校からなので。
それなりに「演劇」については語れますし、持論もあります。
で、ここ最近の傾向としてテレビや映画で超人気者になった役者(主に男優)がみ~んな示し合わせたかのように
「演劇」に照準を合わせてきています。
しかも必ず「主演」という形で。
これねえ~正直どうかと思いますわ…一言で言うと「安易」だよね。
コケないような話を持ってきて、脇には舞台役者としてベテランや上手い小劇場系の人を配して、
いきなり1000人キャパの劇場用意して、全てお膳立てされてるの。
しかもその話がさあ、別に「演劇」で観なくてもいいような題材でさあ~
映像でやればいーじゃんって話だったりする。ベストセラーの小説とかさ、有名な写真家の話とかさ、
演劇的な実験や面白さが入る隙がないじゃん、そんな写実的な題材。
だから端から彼らが失敗しない、映像と何ら違和感の無い世界観にしてるんだよね。
そこにはカメラの前じゃなく、お客さんを前にして板の上に立っているっていう設定のみなんだよね。
それで、いいのかよ~って本気で思う。
だから、行かないけどねーー

でも今回どうしても行かねばならなかったのがマツケンが主演の「遠い夏のゴッホ」。
だって、だってずーーーっと応援している圭ちゃんが出るっていうんで。
なんで、なんでこんなお高い芝居に出るんだよーーって文句を言いつつも、一連のテレビ俳優の初舞台にしては
作・演出がシャトナーだし、とおるさんとか小松さんとか転球さんとか、シャトナー組の保村さんとかクセのある
小劇場系役者が大量に出るので面白いかもーーとちょっと期待してチケをGET。
うん、大劇場で観る「小劇場」だった(笑)
よく、これマツケンやったよ!って思った。
たぶん色々な部分で苦労したと思うんだよね、彼。
最初の群唱のところとか、何役もこなさなくてはいけなかったり、
わりと抽象的な表現や、逆に説明的過ぎる台詞や色んなことがてんこ盛りで。
しかも台詞量も多いし、ほぼ出ずっぱりだったし。
でもすんごく自然にそこに居たし、マイクがあるとは言えそんなに力まなくても声がすごく通ってた。
しかもあのふんわりした田舎の少年(私のマツケンのイメージ)の佇まいのまま。
主演俳優に合わせた題材や演出の仕方ではなく、あくまでも今までシャトナーが表現してきた
世界観にマツケンが自ら進んで入っていったっていうあり方がすごく良かった。
ただ、話は冗長だったなーー特にあの最後の場面は長い!クドい!
隣にいた女性は号泣だったけど、そんなかな?ってかなり引いて観てしまったけど。

圭ちゃんは美味しい過ぎる役でしたな。
一人だけ、V系のミュージシャンのようないでたちで。
しかも二槍だし、これはウケた!そりゃカマキリだけどさ、絶対、あの芝居観てキャスティングしたでしょって思ったわ~
保村さんはクモだろうが、アリだろうがやっぱりパンクなのね(苦笑)
最後の挨拶でV系の圭ちゃんとパンクな保村さんが並んでいて個人的には美味しかったわ。

ツイとか見てるとテレビのマツケンファンが初めて演劇というものを観ましたーっていうのが
多くてちとビツクリ。
で、そんな人たちがカマキリ役だった人が格好良かったって言っていて、そうかそうか
こうやって一般ピープルを取り込んでいくんだよ、圭ちゃんって思った。

あと、わだっくまもガヤで終わるのかと思いきや、最後の最後やっと蝉になった時に
一人芝居も含めて見せ場が回ってきて良かったよ。
やっぱり彼はキレイな顔してるなーー芝居も安定してるし。
映像とか出てきて欲しいけど…事務所的に難しいよね……(それは圭ちゃんも一緒)

人気俳優の初舞台にしては挑戦的な題材を選んだことが、彼の役者としての幅や可能性を広げたんではないかなーと思う。
その審美眼も含めて他の役者とは違う逸材なんだろうな~とも思ったし。
かといって、今後彼の芝居を観に行くことはないし、ファンにもならないけど(苦笑)



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