怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

留学生C子ちゃん

2008年07月05日 | 近隣の人たち
16歳のC子ちゃんは来年3月から1年間、日本で生活をする。
その前に少しでも日本語を勉強しておこう、ということで、ドイツ語を勉強したい私と教えあおう、ということになった。

お互い電話とメールで連絡した後、今日、初めて会う約束になった。

少々早めに約束の場所に着き、うろうろする私。
不安と期待が入り混じったこの気持ち~、どんな女の子かな~?

おじさんが声をかけてきた。
「あなたはりすさんですか?」
「あ、は、はい?」
見ると、後ろに小柄な女の子が・・・
え?これがC子ちゃん・・・

明らかに染めたと思われる金髪、そこまではいい、日本人の金髪よりは自然だ。
が~
前髪の一部をに染めている~
おお~
う~ん、な、なんだぁ~?

そ、それに、このおじさんは?
「それで、あなたはどちらさまで・・・?」
間抜けな質問をしてしまった。
「あぁ~、C子の父です、よろしく」
C子ちゃんの髪型と、お父さん付き添いのイメージが合わないが、青色の髪の毛の女の子と2人きりで話すより、楽だ。

聞けば、C子ちゃん、幼い頃から日本のサブカルチャーが大好きのようで、私には別世界の日本の物事を教えてくれた・・・
いったい、これはなんだぁ~?
「An Cafe」
「Gacht」
この2つはなんとかインターネットで検索できて、何者かわかったが、
「Visual Uei」がまだ不明だ。

アンカフェの皆さんはちょうど、彼女のような髪の色や形をしているので、C子ちゃんのことが理解できた~
でも、ドイツ人の子供達がなぜ日本のこのようなものが気に入るのか、さっぱりわからない・・・・
キティちゃんなど、サンリオのヨーロッパ進出が成功しているのは理解できる。
あ、わたしもそれで育ったものね。
日本で「アメリカではウルトラマンのファンクラブがあります」という内容のテレビ放送を見たことがあるが、それも、理解できる。
あ、わたしもそれで育ったから~


2時間ほど3人で様子を伺いあった。
C子ちゃんは明らかに日本語をガンガン勉強に行く、というより、子供の頃から好きだったものがたくさんある日本で生活してみたい、という印象を受けた。
学校の制服、も楽しみなのだそう!えらく素敵にみえるそうな・・・
だろうな~
まあ、気持ちもわからないではないけど~
ドイツより日本のほうが本当にいろいろな物、や物事がある。(少なくとも私にはそう感じる)
「日本は、ここよりかわいい服がたくさんあります」
と、言ったら、C子ちゃんは目をきらきらさせていた。

まだホストファミリーが決まっていないので日本のどの地域に行くかわからない。
彼女の目的を達成するなら、やっぱ、東京でしょうねぇ~

どこへ行くにしても、その髪、一度、自分の色にしてホストファミリーに会ったほうがいいと思うのだけど~
下手すると、空港でスタンプもらえないかもよ~
余計なお世話かなぁ~?