昨日の国立劇場は、歌舞伎鑑賞教室。「歌舞伎のみかた」と黙阿弥の「魚屋宗五郎」。一階は桜蔭学院の生徒でびっしり満席。「角樽」や「片口」の説明から、大道具の仕組みまで。分かり易く、良い勉強になりました。
”魚屋宗五郎”は、昵懇にしている芝神明神社が背景です。芝神明宮、祭礼での祭囃子が響く中での出来事。主役の宗五郎が”禁酒”の願掛けをしているのは、この近くの虎ノ門にある桜田通り沿いの「金毘羅宮」。馴染みの地名がふんだんに出てきて、タイムスリップしたような不思議な感覚で楽しみました。
六月は楽しいお誘いの集中攻撃!?又々、来週早々の歌舞伎のご招待。どうしたことでしょう?嬉しいような戸惑うような。自然に口元が弛んでくる。
明日は、ロ-タリ-会長としての最後の責任あるお勤め。目黒雅叙園で周年行事の祝辞を述べることになっています。掌に”人”と書いて、呑み込んで臨もう。今からドキドキ。蚤の心臓のデリケ-トな私なんです。