更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

 故郷(父親)を思い出させる甥は、ギターリスト

2024年03月31日 | コンサート

「宮川の小父さん(私の父親)が、孫の明君を宝もののように抱いて歩いている」。近所の人たちの、亡き父親への言葉は、鮮烈に記憶に刻まれています。

 明治生まれの父親の意識には、”家長制度”が 厳然と存ります。生まれた子供は私を含め 六人全員 女。落胆の父親は 毎夜呑み歩いていたようです。

 孫の明、待望の男子。私には甥。故郷山口県の実家を思う時、この言葉と共に、当時の父親の望外の喜びが、想い出されます。

 明君は、”富士通”に10年勤め、スペインにフラメンコギター留学をした異色の経歴者です。

 

 コロナで久しく遠ざかっていたコンサート。今回はフラメンコギター&バンドネオン チャリテイコンサート。

 

 高齢になって、歩行も辛くなっていますが、こんな経緯もあって、住吉の”テイアラ江東公会堂迄、森家と行ってきました。故郷(父親)=明君と云うわけです。

 

 会場へ行く途中 猿江恩賜公園道沿いの 季節を告げるコブシの白さに眼を惹かれました。昨日は気温が上がって、すっかり春です。

”コブシ”と“白木蓮” 私はいつも混同してしまうのです。

 

           

白木蓮

 

 舞台演奏、トークは、感動でした。「楽器を持っていると、国境、時間、距離を超えて何処の国もOK」。アルゼンチンの国柄やタンゴの特徴についてのはなし・・・。

 

 二つの楽器が奏でる”アルゼンチンタンゴ(コンチネンタルタンゴ)の演奏が、すばらしかった。 

 

 

 

 

 

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A Midsummer Night's Dream

2024年03月27日 | 日記

 昨日26日は、春の嵐。強い風と雨の中、国際文化会館で シエイクスピア・ライブ2024を観てきました。今年で12年目,『夏の夜の夢』は、2回目公演。先回は小田島雄志英文学者の作品解説がありました。昼夜2回公演。

 

  長女の薫子は、妖精・パック役。毎回、彼女の早口が、些か気になっていましたが、今回の役どころは、彼女の個性にマッチして、今までで一番の出来栄え、楽しめました。(拍手 👏)

 

 

 

 観客は殆どロータリー関係者、遠く北海道からお見えになっている方もいらっしゃいました。私、ロータリーを辞めて3年。懐かしいお顔触れに接し、ご挨拶が飛び交いました。

 

 

 

 

 

 

 

来月曜日には、薫子のピアノ発表会が新宿、角筈区民ホールで、あります。趣味が人生を充実させてくれます。

 私は、趣味実用共 オ・サ・ケ です。

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頭の体操・・・

2024年03月24日 | 日記

 "私たちのエコロジー (地球と云う惑星をいきるために)

 森美術館開館20周年記念展の招待を受けました。現代アート。招待して下さったのは、有朋会の岩田稔氏。招待されたのは、私達夫婦を含めて4人。どういう基準で選らばれたのかチンプンカンプン、今もって分からない。

 私達の除く三人は、70代で東大卒の優秀な男性。この難解な展覧会を理解吸収されるに相応しい人たち。

 

 現代音楽も難しいけど、現代アートも分かりづらい。音声ガイドを聴きながら作品を見ていく。半分ぐらいみていると、意図するところが何となく理解されてくるような気がしてくる。

 展示作品と、解説の一例です。

 

 

 観客に外人客と若い世代が多いのには、吃驚り。

 地球環境の危機は、世界共通の喫緊の課題で、私達世代でさへ未来に漠然とした不安を感じている。

 若者が多いという事は、彼らはより切実に、”地球環境”を捉え、地球は誰のものなのか?を、客観的に受け止められる世代と、云う事なのだろう。

 作品は、人間中心主義的な視点のみならず、地球と云う惑星を、大局的に多様な視点で考えながら 未来の可能性の模索を提案しているように思える。

 

 眺望のきく食事処で、ホット一息。森ビールの美味しかったこと。いろいろな人に巡り合えて繋がりを持てる幸せ。良きひと時を持てた、昨日23日でした。

 

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三月大歌舞伎

2024年03月20日 | 日記

  2ケ月ぶりの歌舞伎座。四世中村雀右衛門の13回忌追善興行。痺れました。

 

 

 最初の”菅原伝授手習鑑”は、歌舞伎三大名作の一つ。今は失われし忠義が、テーマ。身代わりのわが子の死を検分する親の激情・悲劇。時代を超えて 心を打つ不朽の名作です。

 歌舞伎鑑賞歴40年の私は、この演目は何度か見ています。ストリーは分かっていても、役者の演技力や、編集の切り口に 毎回胸を打たれます。

 

 昼最後は、“御浜御殿綱豊卿”。元禄忠臣蔵は、六代将軍家宣となる豊綱と、忠臣蔵の一人・助右衛門の白熱した長台詞。観る側も固唾をのんで見入ってしまいます。仁左衛門と松本幸四郎の名演技。華やかさと、漲る緊迫感は、満足でした。

 

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 有為転変

2024年03月18日 | 日記

 春、三寒四温とは言え、今朝の冷え込みと突風は、異常。庭先の咲き乱れていた椿の鉢植えが、道路に転がっていました。温暖化による、異常気象の所為でしょうか?

 

 

 玄関庭の鉢植えの花が次々に蕾を膨らませ、季節を告げてくれます。ホッとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明日は ”お彼岸中日、春分の日”です。気象の穏やかな移ろいを願っていますが、そうもいかないようです。思うようにいかないのが、世の常。重々承知しているのですが、年老いて体力気力が落ちてくると、”今日も昨日のごとく、明日も今日のごとく”が 切実に思われます。

 

 ミシガンから、孫のバイオリン発表会の絵と音がスマホに送られてきました。上達ぶりに吃驚。私には無くなった、将来への可能性に満ち溢れています。

 

                           指導の先生と

 

 森家、孫に負けていられないと、習い始めたピアノ練習に励んでいます。

 今言った事や昨日のことは忘れるのに、好きな音楽は、着実に進歩を見せています。

 私は彼の認知症が、少しでも遅れることを願って、個人レッスン料をお払いしているのですが・・・。

 文句ばかり言っていますが、86歳の亭主の頑張りを 些か見直しています。

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