のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

十三里の話

2017年12月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 身に染みるような寒さ。湿度があるからなんでしょう。

 日本海側は随分天気が荒れているようですが、こんな悪天候の中でも金ちゃん漁民はバラックな木造船で魚取りをしているのでしょう。彼らの幸せのためにも海が荒れますように。最近、こいつらの不幸がこちらの幸せに思えてきた。

 久しぶりにサイフォン式のコーヒーを飲みたくて、夕方、森風流に行ってきました。

 店に置かれているビッグコミックスピリッツ読んで、「そういう意味だったのか!」と気が付いたのが焼イモ屋の売り言葉の「クリよりうまい十三里」と言う言葉。「九里 四里うまい十三里」もかけられた言葉で九+四で十三里。その十三里とは川越のことを指していたようです。

 川越がお江戸から十三里でサツマイモの産地だった。なるほどね、なるほどね。

 ずっと千葉の九十九里浜が絡んでいるのかと思っていましたが、埼玉だったのね。

 入間や川越方面は根物野菜の産地で入間のサトイモが有名ですが、川越付近の紅あずまも有名だったな。なんてことを思い出しました。

 サザンカも咲いたし、広葉樹の葉っぱも落ち切ったので、枯葉集めて焼イモも計画にはあるのですが、枯葉オンリーではかなりの量が必要なんですよ。そんなわけでアルミホイルに来るんで石油ストーブの上で焼いた焼き芋が夕食。アルミをくしゃくしゃにして、できるだけイモに触れないよう接点を少なくして焼くといい味になります。

 毎年サツマイモをイノシシにやられているのですが、今年は防衛策がうまく行ってサツマイモは豊富に取れました。とは言え、慣れるとまた荒らされるので次なる防衛策をこうじなければなりません。この冬の厳しさで淘汰されてくれるとありがたいのですが、イノシシも金ちゃん漁民も冬将軍のお力に頼るしかない。

 狩猟シーズンになったら、鳥が鉄砲を撃てない人里に下りてきました。

 年越しソバにはカモ南蛮なんかいいと思いますが、連中だって簡単に食われるわけにはいかないので、しっかり狩猟禁止の場所に腰を下ろしています。

 さて、今日は忠臣蔵の日じゃなかったかな?年々忘れ去られ行くような気がしないでもないぞ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の一文字? | トップ | ブラック餅つき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事