のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

万能なにがし

2014年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 東北の震災から3年たったんですね。

 
 このところ報道される震災関係は菅直人が爆発させた福島の原発関連ばかりですが、「命」と言う面で見れば津波の被害者の扱いが軽すぎるんではないだろうか?なんて思っています。

 

 多くの人がこの震災で家族や住む場所や財産を失いました。震災のおかげで利益を得たのは山本太郎くらいのもんじゃなかろうか?こんなことでもなければすっかり忘却の彼方に追いやられていたタレントです。

 

 あの日、地震がなければ?今頃菅直人は東京拘置所で麻原死刑囚のお隣さんだったかもしれません。ピースボートは資金難で座礁していたかもしれません。歴史はタラ・レバがおもしろいですね。

 

 そっかぁ、タラと豆腐でタラちり鍋もいいな。レバーとニラでレバニラ炒め、モヤシは買えたけれどニラは高いし、それなら間をとって麻婆豆腐にしました。豆腐にモヤシに今回は丸美屋の辛口麻婆豆腐の素。特売日で158円です。

 このところ息詰まってくると麻婆豆腐に逃げて活路を見いだしています。話のネタより先に晩飯のおかずのネタが切れてしまいました。

 

 実際のところ、その局面に立ったら迷ったんです。迷いというのは複数の回答が見えているときにわき上がるもので、答えが見えていなければ迷うことはない。人間は努力する限り迷っているもんです。ファウストの中でゲーテが言ってた。
 つまり、麻婆豆腐といえば理研のマボちゃんじゃないか?って。今回は特売日ということで丸美屋です。

 

 
 それにしても理研と言えば何かと万能細胞の論文が問題になっています。万能細胞と言えば、万能ネギを麻婆豆腐の薬味に、残りはラーメンやうどんにも使えるし、98円だったのでちょっと野菜コーナーに行ってきます。

 

 やはり、割烹着を着て研究するのは万能細胞より麻婆豆腐だったのではなかろうか?もし小保方さんの研究が麻婆豆腐だったならばこんな騒ぎにならなかったと思います。

 

 はたして本当に論文がねつ造だったのか?どうかは置いておいて、再生医療や細胞を操る技術に対して「神の領域」と称するアレルギーは存在すると思います。遺伝子組み換え植物にしても、それだけで「有害」と決めつけてしまう。

 

 90年代、体細胞クローンの羊「ドリー」が世界的に注目されたことがありました。これでクローン技術に対する偏見が一気に広まりましたが、私は同じころに作られた猿のクローンのほうがよほど危険を感じました。

 このクローン羊「ドリー」もその後再実験に誰も成功しなかったのでねつ造疑惑があったと記憶しています。

 

 だいたい、ねつ造論文で時の人になってもほどなく奈落に突き落とされるのはわかりきっていることなので、そんなものを発表するのだろうか?「天国への道を知る最良の方法は、地獄への道を探求することである」とマキャベリも申してます。

 

 背後に「妬み」がうごめいている世界です。

 

 一方、鍋の中では片栗粉の作用で麻婆豆腐がうごめかなくなってきました。この料理は煮物料理なのだろうか?本場中国では炒め物のように作るけど。料理雑誌「ネイチャン」に研究成果を投稿してみようか?

 

 仕上げにラー油をちょびっと、問題の万能ねぎをパラパラとかけて本日の一品です。

 

 いただきます。

コメント (1)
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