のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

123

2011年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 1月23日で123です。

 スキー場で、盲人のスキーヤーを見かけました。「盲人」と書かれた黄色いゼッケンをつけて、補助の人の声にしたがって滑っていましたが、安定して滑り方をしていました。目が見えないからスピード感が違うのか?なかなかスピードを出した滑りをしていましたが、補助員の人のすばらしさというのか、他のスキーヤーやボーダーがいない場所を上手に選んで誘導していました。

 リフト乗り場で並ぶとき、「日本人もまだまだ大丈夫だな」と感じたことがありました。どう見てもだらしない格好をして無頼漢のようなボーダーの若い人たちが、「誘導の邪魔にならないように小さな声でしゃべれ!」と、盲人の人たちが行動しやすいように気を使っていることを感じました。盲人スキーヤーは目が見えない部分を触感で補うことも多いので、ちょっと人と触れただけでもビクッと反応します。こうしたことにも気を使っていたように感じました。

 経済3流、政治は4列目でも国民は1流でありたいものです。

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