撮影ポイントより坪尻駅を写すが32号線より駅までの下り道は確認できず。
箸蔵寺への途中にあるが行の時点では撮影している人がいて帰りに立ち寄る。
後で聞いたがここより坪尻駅を撮影していた旅行者が落っこちたことがあり地元の人たちの寄付で作られたそうだ。
坪尻駅600メートルと書かれた看板が支柱の上に掲げられていたがそこらあたりに道は無し。
少し先に野菜売りの出店があったので聞くと杖が置いてあるガードレールの隙間から降りると教えてくれた。
細い道だが今も人が通っているので安全ですとつけくわえてくれたのを聞き引き返したが杖が置いてあった場所は下りられる雰囲気で無し。
そばのガードレールの隙間からは人が通ったらしき跡があるが急斜面。
とりあえず降りてみた。
少し広い道があり一安心。
かなり下り着いたかなと思うあたりで荒れ果てた廃屋出現。
バイクで来たものの帰るのをあきらめたのか朽ちかけたバイクまである。
あわてて通り過ぎるとすぐ駅舎が見えてホッ。。
駅舎に置いてあるノートを見ると全国から鉄道マニアが訪れる駅のようだ。
しばらくすると福山から来たと男性がらわれる。
次は革靴を履いた男性現れる。
車掌がスズメバチに刺された情報があり池田駅から殺虫スプレーを持ってハチ退治に来た駅員だ。
見事ハチ退治。
巣は落としたものの帰ってくるスズメバチもいて大騒動?しているうちに3人は打ち解けてきた。
もうすぐ特別列車”四国まんなか千年ものがたり”が来て10分程駅で止まると言うので待つことにする。
そういう事があるのでかおしゃれな駅の看板があり。
駅員さんが作ったそうだが真ん中がくぼみなので2人が座ると自然にくっつき状態になる椅子もあった。
鉄道マニアらしき福山の男性が崩れた石があるあたりが噴水のある池だったと教えてくれた。
蒸気機関車時代には煙ですすけた顔や手を洗う大事な場所で各駅にあったそうだ。
なかなか特別列車が来ないので絵金祭りに行く予定の福山の男性は帰ろうとしたが再度もう来るとの駅員さんの言葉でとどまる。
かっこよくやっと現れた。
通り過ぎるので慌てて写しているとスイッチバック式なので帰ってくると言われ安心。
なかなか引き返してこないのは食事中の乗客の間をゆっくりと通り運転車両へ移動しているからだそうな。
今までがウソだったように華やかになったホーム。
駅員さんが言うには車道から降りるのに20分、上がるのに40分という。
近くの無人駅三縄へ行きたいので慌てて帰ったが25分ほどで上れた
降りた場所より4~5メートル離れた場所に少し広いガードレールの隙間がありそこが入り口だった。
黒い杖が置かれていたのは坪内駅の看板が掲げられたすぐ下だった。