解いた絹着物の袖の部分を眺めていたらふと浮かんだデザインだ。
幅36センチ、長さ一メートルで袖を作っていたのを半分に切り一枚は前身ごろで横長、後見ごろは縦長で使った。
直線裁ちのデザインだが絹織物なのでやさしいドレープが出た。
毛糸部分を受け持つ妹のきんかんは布を見てデザインを聞くと創作意欲がモリモリと沸いてきたようで帰りにすぐ毛糸屋へ行きたくさんの毛糸の中からとても気に入ったのが手に入ったと超スピードで編んできたが仕上げがとても神経を使い時間もかかった。
顔を輝かせながら仕上がったらメールが欲しいといっていたけどアルバイトが忙しかったのか今日は現れなかった。
袖は2枚あるのでデザインは同じだが糸とパッチワークの編み方を変えたのをもう一枚作ることにしている。
着物地を使うが着物をイメージされたくないのでハンの実で染めた布を使っている。
(写真はクリックすると大きくなります)