毎月1日の切り山昌平校塾へ行くと野草に負けじと白いソバの花が斜面一面に咲いていた。
昔はここでソバを栽培していたらしい。
今は鑑賞用に種を蒔いたそうだ。
いつもは主催者真鍋さんの手づくりを粗食ですと出されるが今回は手作りの豪華版弁当が並んでいた。
一緒に講義を聞いている前々市長に恩があるという女性が朝3時に起きて作ったという弁当だ。
栗おこわには7月から咲いているというコスモスの花が飾られていた。
おかずにはわらび、ぜんまい、タケノコ、スカンポの塩ずけを塩抜きしててんぷらや煮物にして入れられていた。
手間暇のかかる愛情がなければ作れない弁当だ。
85歳になられる前々市長は尾藤二州の漢文で書かれている”素餐録”を90歳までに読み下すといっていた。
今回の孔子の言葉は「昔から道を知っていたのでない怠らず勉強したからだ」というのと「3人で行動すれば他の2人のいいとこと悪いところが学べる」という事だった。
今回の講義は中国で買ってきた詩が読めないと持ち込んだ人がありその詩の解釈で講義の内容も自在だ。
一時間ほどの講義を受けてふきのとうさんと2人秋の野山を楽しんで帰ってきた。
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