なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

おやじの夏休み 紀伊半島横断⑥

2008-08-05 21:39:21 | 自転車
2日目のさらにさらに続き
尾鷲から串本(クリックすると簡単な地図がでます。)



七里御浜の海岸で、泳げはしないが足だけど太平洋にとはだしでちょこと浸かって写真を撮ってたら、どかーーと波がきて太ももまで水浸しに。まあすぐ乾くからいいけどね。



R42の熊野川にかかる大きな橋を渡ると、三重県から和歌山県新宮へ。ここでこのたび2人目のばか者、おやじローディーとすれ違う。街中に入りほんとに酷暑という感じで、そんな中走ってしまうという馬鹿ぶりにお互いに苦笑いして手を挙げた。

熊野速玉大社にお参りし、このたびの無事やら家族の健康やらお金持ちになりますようにとかなにやら、いっさいがっさい願いして、出発。



酷道R42にあって唯一のほっとできる場所、歩行者専用トンネル。トンネルの中はまさに天国だが、もう暑さも限界に達し、スーパーで氷を買って、ちいさなビニール袋に氷嚢を作って頭を冷やしながら走った。残った氷は自転車にビニール袋で縛り付けて走った。もちろん、公園などの水道が使えるところでは水を頭からかぶり、首に巻いたタオルも濡らして、それで顔を拭き拭き走った。

この辺が一番きつかった。30分ほど公園の木陰でねころんだ。なんとか復活し、はではでな朱色の那智の駅に着く。那智の滝は見たかったが、とても10キロののぼりをこなす元気がなく、次回にとっておく。



4時過ぎれば涼しくなる、、、と思っていたがぜんぜん涼しくならない。穏やかな太地町の海岸。太地はくじらで有名らしいが、鯨を食べる時間も金もなく先を急いだ。



6時になりようやく涼しくなり、この旅初めて力を入れて漕いでみた。時速25から30キロ弱で、気持ちよい夕暮れの海岸線を巡航した。のんびり走る地元のおじいさんの原チャリに引いてもらったりしながら、串本の手前数キロの今夜の宿に7時に到着。12時間もかかった。大変な一日だった。

今日は123キロ 合計 255キロ 平均時速 17.3キロ

宿でシャワーを浴びて、短パンにTシャツに着替えるとほんとにさっぱり、リラックッスして、ああ今日もいい一日だったなあなどと思う。

宿の目の前はすぐ海で、紀伊大島が見える。

ご飯を予約してなかったのでビールと食べ物を買いに行く。回りは真っ暗だが、ずいぶん先に大きなスーパーの看板が見えた。そこまで行ってみるとなんとホームセンター。なにも食い物がない。。。。。どっと疲れた。それから引き返してなんとか小売り店を見つけた。結局そこでカップラーメン、缶詰、ポテトチップス、ビールをゲットとしてなんとか飯にありついた。

宿のおばちゃんが声をかけてくれて、自転車を玄関に入れてくれた。

夜ベランダから空を見るとあれまーと言うくらいの星が見えた。(つづく)

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