沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩185

2010年09月17日 11時40分34秒 | 政治論
 アメリカは自民政権時代に可能だった政府間協議の強行を民意に関係なくこの民主政権に期待しているらしいが、逆に民意がその強行を食い止める働きをしている現状では、民主党がいかにぶれようが客観的視点から合意案の実行は不可能だという解答がすでに出ているのだから、どうやらオバマ始めアメリカの政治家は極東特に日本の普天間には関心がないらしいが、そろそろはっきりした決断をしめさないと安保そのものに有効性を期し得ない事態が来るやも知れず、菅政権はこの点を踏まえて、11月の知事選以降日本の特に辺野古の実現不能性にはっきり政府公式認識を示すこと、ここからオバマとの首脳会談に臨むこと、そして自民政権時代の沖縄施策との相違を特に民意に関しこれを第一に据える方針との相違を鮮明にし、そのうえで日米協議の仕切りなおしを提示すべきだ。現状植民状態の沖縄に関しハーグ陸戦条約違反の事実を明確に訴え、その改善に日米双方が協力して当たること、第一には日米地位協定の完全見直し、経済的自律性を喪失した今の沖縄の実態を徹底的に検証し、基地公害というべき沖縄負担を最終的には完全除去すべく米軍再編の手直しを要求するところまで踏み込むこと。まあできるわけがないが心しろ。


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