観 察 月 日 2016.10.4.晴 26℃
観 察 場 所 清川村 宮が瀬
やっと天気になり、それも今日一日だけだと言うので出かけてみた。
宮が瀬でバスを降り、駐車場を横切ると、赤紫に色付いたヤマボウ
シの実が落ちていた。「ついこの前までは、白い上向きの花が咲いて
いたのに」と時間も忘れていた。
ヤマボウシと言えば、以前は実を味わった事が頭に浮かんだが、最
近では、「赤く色付くと、アカスジキンカメムシの幼虫が、これから来る
厳しい冬を前に、果実の汁を吸っている」事の方が気に掛かる様に
なった。
一昨年、赤城自然園にあるヤマボウシの大木には、全体が赤くな
る程に実を付け、そこには沢山のアカスジキンカメムシ幼虫が果実
の汁を吸っていたのが頭に浮かんだ。
そこでヤマボウシの木を見上げると、やはりアカスジキンカメムシ
の幼虫が、汁を吸う姿があり、うれしくなり、ホットもした。
林道入口にあるお宅には、鉢に植えられた山草が所狭しと置か
れてある。今日も覗くと、種がこぼれたオトギリソウが玄関前を埋め、
まだ日も当たらないのにリンドウが開いていた。ホトトギスの花に
はマルハナバチが潜り込み、花を一周していた。突然後方から「何か、
良い花ありましたか」振り向くと、「妻が好きで植えてるのです」と続い
た。ホトトギスも野のものと違う。野から選んだ園芸種なのだろうか。
昆虫を呼ぶ色もガイドマークもないアルビノ(白花)のホトトギスの
株もあった。
ヤマボウシの実が落ちていた。
見上げると、アカスジキンカメムシ幼虫がいた。嬉しくなった。安心した。
リンドウの花・・・・・
マルハナバチがホトトギスの花に潜り込む。
白花のホトトギスは、幻想的。
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