現地時間12日(日本時間13日、午後1:50)にスタートしたスーパークロス第2戦 Phoenixも面白かった。
スタートから逃げ切ったホンダの「J. Barcia」がスーパークロスレース初優勝!
気になっていた、カワサキの昨年度チャンピオン「R. Villopoto」はスタート出だし悪く5位、更に2LAP目に転倒して順位を下げた。
その後の「R. Villopoto」は8位から前を抜くのに少し手間取り、LAP6には5位に、この時のタイムが51.544秒。
LAP13で50.880秒の驚異的なタイムで4位に浮上。 残り5LAPは上位2~4位の混戦レース展開。
残り4周で3位に、最終LAPでホンダの「Trey Canard 」を抜いて2位を確保し、そのままゴールした。 見ごたえのある良いレースだった。
KTMの「R. Dungey」も1LAP目に最後尾近くまで順位を落とすも最終的には8位。
第2戦も非常に肉薄した良いレース展開のようで、今年のSXは最後までもつれる面白いレース展開が予感される。
今回もLive Timingでレース観戦した。
「ホンダ J. Barcia 初優勝 - Cycle News」
AMA Supercross 2013 Phoenix 450 Main Event
450SX Class レース結果:
1. Justin Barcia (Hon)
2. Ryan Villopoto (Kaw)
3. Davi Millsaps (Suz)
4. Chad Reed (Hon)
5. Trey Canard (Hon)
6. Jake Weimer (Kaw)
7. James Stewart (Suz)
8. Ryan Dungey (KTM)
9. Andrew Short (Hon)
10. Josh Grant (Yam)
さて、SX第1戦に優勝したSuzukiだが、その後facebook「Suzuki」」「いいね!」はウナギ登りで、1月13日現在71万となった。
5日の「いいね!」数が60万だったので、1週間後、Suzukiに好感を持った人が一挙に+11万増となったわけだ。
他の二輪企業の「いいね!」が、その後増加していない中で、Suzukiの「いいね!」が群を抜いている。 「いいね!」増加数の本当の理由が何んなのか非常に興味がある。
じつは、昨年11月7日に、「AMERICAN SUZUKI FILES FOR BANKRUPTCY; SHUTS DOWN U.S. AUTO SALES」としてAMERICAN SUZUKI は米国の四輪販売から撤退すると発表し、
しかも、AMERICAN SUZUKI は破産保護(米連邦破産法11条:日本の民事再生法に相当)を申請したことで、米国市場に負のイメージを与えた。
ただ、競争力のある二輪、船外機、ATVの再編に専念し、スーパークロス、モトクロス、ロードレースチームのスポンサーは継続すると述べていたものの、
AMERICAN SUZUKIの二輪販売には多大な影響を及ぼすはずだから、今年の販売や二輪レース結果は苦戦するものと予想された。
しかし、現状のAMERICAN SUZUKI のFacebook「いいね!」数を見る限りにおいては、SUZUKIブランドは米国市場に非常に好感をもって迎えられている。
少なくとも、Suzukiファンは確実に増加している事に間違いない。
好意を持ち得ない企業ブランドの二輪を是非買いたいという顧客はまずいないだろうから、この結果は素晴らしい。・・・凄い!!