箕面市北部の止々呂美地区で、特産のクリ「銀寄(ぎんよせ)」の出荷が始まりました。JA大阪北部止々呂美特産物センターでは、各農家から集まったクリの選別作業に追われています。
止々呂美地区では、山の斜面を利用してクリの栽培が行われており、この収穫が秋の訪れを告げる風物詩となっています。現在は約20戸の農家が栽培を行っています。
大粒で味が良いことで知られている特産品の「銀寄」の出荷作業は、止々呂美で10月2日(火曜日)から開始され、出荷作業は10月中頃まで行われます。
止々呂美特産物センターによると、今年の「銀寄」は、豊作だった昨年と比べるとすこし少ない2トン程度の出荷量を見込んでいます。今年は、例年に比べ、実はすこし小ぶりですが、甘みが凝縮されているとのことです。
JA大阪北部萱野支店の川西一弘さんは「皮ごと焼き栗、中の皮だけを残して渋皮煮、皮を全て剥き砂糖をまぶせてマロングラッセ、またモンブランケーキなど、どの食べ方をしてもおいしいですよ」と話しました。
この日の選別作業は、午後1時半から同センターの倉庫兼作業場で始まりました。まず虫がつかないように燻蒸を済ませたクリをベルトコンベアーに乗せ、虫食いや傷みなどの不良品を取り除き、選果機にかけます。
そして、つぶの大きさ別にS、M、L、LLの4つのサイズに分け、それぞれ3、5、10キログラムの3種類の段ボール箱に詰めていきます。
選別されたクリは、予約販売や、毎週日曜に開催される止々呂美ふれあい朝市などで販売されます。「銀寄」は人気が高く、毎年多くの注文を受けています。
同支店で販売される価格は、銀寄Mサイズが1キログラム800円(税込)、Lサイズが1キログラム1200円(税込)、LLサイズが1キログラム1500円(税込)となっています。
(社会見学に来ていた止々呂美の森学園の生徒たちも興味津々でした!)
お問い合わせは、JA大阪北部萱野支店・止々呂美特産物センター(電話:072-739-0193)へ
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<モミジーヌも、銀寄(ぎんよせ)食べたいなぁ~!!