蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

美女と、そうでない人。

2011-05-10 | 無題
若い人は、それだけで十分、美しい。
若くない人は、若さはないものの、人生の重みが感じられ、違った意味で美しい。
外見が美しくても、中身の悪い人もいるし、その逆もある。

それは、正論ですが、ちょっと、横において、
ここは、単純に、外見、見た目、容姿のみに限定した、わたしの偏見に満ちあふれた感想を。


社交ダンスをしている人は、往々にして、びっくりするほど不細工な人は、あまりいない。
もちろん、時には、ものすごい立派すぎる体格と、年齢に正直に応じた体型を
包み隠さず、白昼のもとにさらしておられる方もいる。

ダンスをすると、鏡に映る自分の姿をチェックしながら、試行錯誤して練習する。
その時に、あまりにも、立派すぎる体格だと、鏡を見る度に、嫌にならないかと危惧する。(→余計なお世話)
第一、体格が良すぎて、細かい動きが体に隠れて、見えない。
どんなに矯正下着を着けて、ぎゅうぎゅうに締め上げても、限界というものがある。


美しいドレスとともに、メークは、競技でも、デモでも、必須。
目が小さい人も、ザ・タカラヅカ・メークをすれば、誰かわからないぐらい美しく変身する。
ただし、舞台や遠目に映えることが基本なので、決して近くから見ないように。

わたしが受けているグループレッスンの、アシスタントをしているMさん。
薄化粧のときも、美しい、はっきり整った顔の、スレンダー美女。
先日の発表会でのデモでは、
きらびやかな、とびきりステキなドレスと、メークした姿は、いつもよりも、なおさら、とても美しかった。
もともと美人に、メークを加え、アレンジすると、ド美人、超美人になる。

同じクラスのクラスメートY女史は、日頃はノーメーク。
いつもゴルフをされているので、長年、惜しげもなくお日様にさらした顔は、
日焼けし、浅黒く、さざ波のごとく、細かいシワがいっぱい。
日焼けを気にしない人は、タカラヅカ・メークとの両立はちょっとムツカシイかも。

デモのときのメークは、すごかった。
つけまつげが、ばさばさ。目が開けにくそう。
お化けみたいな目のメーク。
一瞬、お、お・ば・け・・・・・!!!!と、ぎくりとした。
美しい人は、さらに美しく、そうでない人は、さらに、そうでなく。
お化粧をしても、似合う人、効果が倍増する人と、そして、その逆の人がいる。

ダンスもそう。
何年も、高いお金を払って、個人レッスンを受けているのに、全くお上手ではない人もいる。
先生も、お金儲けのために、ビジネスでやっているのは、よくわかるが、
もうちょっと、アドバイスなり、方向性なり、親身になってサポートしてあげればよいものを。
ご本人がよければ、それでいいのか。

審美眼や、価値観、嗜好は、ひとそれぞれだから、どれが正解というものはない。
だが、普通は、人より少しでも秀でていたり、得意だったり、興味があったり、工夫、練習したり、
自分が愉しいことを趣味にするのではないのか?

どうみても、あの人、ヘン!!みたいな、そんな無様な姿を大勢の前にさらすことに、なんの抵抗もない人もいるんだなあ。
誰も回りで、正直な感想(そんな失礼なこと!)を言う人は、いないようだ。
ある意味、裸の王様かも。(またまた、そんな失礼なことを!)

わたしで言えば、クイズ番組に出たり、スポーツテストに挑戦したり、登山をしたり、なにかの会の会長になったり、
それぐらい、不得意・分野。
不得意なものを趣味にする人は、あまりいないだろうに。

顔が、美人の範疇におさまりきらない、個性顔だったとしても
(今は、不美人とか、不細工とかハッキリ言うのはNGで、個性を尊重したファジー表現が好まれる?)
ダンスが上手だったり、個性的、魅力的なものなら、OKだと思う。
顔も、個性的過ぎ、ダンスも、おもいっきりヘタ、そして、切磋琢磨もしない、となると、ダンスのどこが愉しいのだろう。
それはそれとして、
「山の頂きは目指さない、運動になるからいい、いつまでも、長く年をとっても踊っていたい」、
そういうのは、とてもよくわかるし、理想でもある。
だが、人前で、決して上手ではない、美しくないものを、他のほとんどの人々はお上手で、美しいなかで、
同じ会場で、同じ機会に、あえて独自で披露する、その嗜好は、わたしには理解できない。
(先生の顔を立て、教室の義理がらみのお付き合いで)グループレッスン単位での出し物に出演するのは、まあいいとしても。

人は人。人の趣味にまで首を突っ込むのは、ヤボ以外のなにものでもないのだが。


ダンスをしている人で、「おお、美人!!」と思う人は多いが、
「おお、不細工!!」と感じる人は、あまりお見かけしたことがない。
たまに、美人とはちょっと遠いかな~という人がいても、スタイルが良かったり、ダンスがお上手だったり、
なんらかのところで、補完されている。


これだけのことを、憎たらしく延々、ツラツラと連ねるのだから、
ダンスを趣味にしているわたしは、さぞや、う・つ・く・し・い!!んだろうとお思いだろう。
さもなければ、どれだけ、ダンスがじょうずなんだろうと。
でなきゃ、人のこと、そんなふうに言えませんものね。

すみません。
わたし、黒子(クロコ)、透明人間なんです。

顔は、良くないです。スタイルは、ウエストぶよぶよ、お腹ぽっこり、洋梨体型。
年相応の老けぶり。
中身に関しては、今回は、言及してないので、ここは、割愛です。
外見も中身も、コンプレックスのかたまり、いい歳しているのに。
老化の心配、病気の心配でも、しとくべき。

統計をとって、特徴を分析したり、なにかを結論づけるとか、総論を述べるとか、そういうことは全くなく、
ただ単に感じた事を、無秩序にだらだらと書いただけになった。
ちょっと、胸の内を出しただけ、しかも、けしからん内容だ。

ごめんなさあ~い。

でも、いろんな人がいて、楽しいです。


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事務所のパソコンで入力すると、あらら、長文に。
なので、だらだら、ピリリとしません。
仕事もしないで、こんなことやってたら、だめですね。