蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、花咲く時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

敵なしオバちゃん軍団を、敵にまわすな

2012-02-06 | グルメ

昨日は、城崎温泉に足を伸ばして、蟹を堪能した。
うんと、う~んと昔、愛読していた「家庭画報」(いまも、あるけれど)に、いつもよく掲載されていた
老舗旅館「西村屋」。



世界文化フォト社の素晴らしい撮影技術の成果も相まって、
その本を、ほーーっと眺めていた、若き時代。

仕事がらみでも、使うため、定期購読していた。

 

西村屋・本館には宿泊したこともあるが、今回は、日帰りで蟹料理を満喫した。
昨年は、同じく日帰りで、新しいほうの「招月庭」だったが、今回は、築150年の本館。

わたしのイメージ通りの、昔の西村屋。
お味も、量も、創作も、見せ方も、器も、ぜんぶすべて、とってもよかった。


毎年、この時期、蟹ツアーにはしぶしぶ、お付き合いで参加していて、
今年こそは、「来年から不参加にします」と宣言しようと思っていたが、
あらら、この場に及んで、・・・・意外や意外・・・
とても素晴らしくて、振り上げたこぶしを上げたまま、つんのめっている状態。

ある程度、年齢を重ねると、
大量の蟹をただただ無言でパクつくだけではなく、
器や、お部屋の雰囲気、調度品、景色、いろんなものを楽しみながら、一品一品、味わっていただくほうが
ずっと自分の好みに合っていると感じる。

建物内部の手入れの仕方も、とても参考になった。
昔の木の扉をそのまま再利用し、壁や床も、古風な日本テイストに合うよう手を入れてアレンジされ、
そして近代的な快適性も兼ね備えられていた。
その風情あるな佇まいに趣をそえる、選び抜かれた調度品、
スタイリッシュな機能美が、和にモダンな粋を加える木工家具、
躍動感を演出するダイナミックな生け花、
この調和空間、ぜひぜひ参考にしようと、まじまじと目に焼き付けた。
生まれ育った家、慣れ親しんできた日本家屋、今後も維持すべき姿のお手本を見るようだった。


浴場に一歩、足を踏み入れると、
グループのオバサマたちが(「オバちゃん」と、書きたいところだが、自分もオバちゃんなので)、
あわただしく、賑やかに(賑やか過ぎる・・・)
ばたばたと入っておられた。
露天風呂も、彼女たちが占拠し、地下鉄の座席みたいに、おひとり様だけが入れるスペースが空いていた。
わたしは、思わず後ずさり。

彼女たちが室内のお風呂に、がやがやいるときは、その目の前に見える露天風呂に移動するまでの間を、
わたしは個人ブースでシャワーや、なんやらかんやらして時間をつぶし、

彼女たちが露天に行けば、行っている間は、手前の室内のお風呂に浸かって時間待ちし、
露天から戻ってきたのを見届けたら、入れ替わりに、わたしが露天に移り、
時間差攻撃で、オバちゃんパワーを避けた。

ひとりひとりは、オバサマなのに、5人寄ると、たんなる、うるさい「オバちゃん」いや、「オバハン」かも?
同じ時間に殿方の浴場にいた、夫たちは、後で

「となりの女湯、うるさかったなあ」と言っていた。
わたしは、接近していて、臨場感極まったが、壁を越えても、うるささが大迫力で、こだまするようだ。

お風呂から上がっても、わいわい団体で、駆け足で忙しなく次の行動に移る彼女たち。
せっかくの老舗・西村屋も、昼の客を迎えないと、経営はやっていけないんだろうけれど。

お風呂は、ゆったりが大原則と思っているわたしは、そのほかの行動も、マイペース型。
わたしは、ぜったいに、あのグループには入れそうもない。

湯船の中でもぎゅっと満員電車のように、団体でつながって行動する、あのパターンを見て、ある図を連想した。

食後の大量の食器を、スタッフが金網の大カゴに入れて、お湯にドブンとつけ、ざざっと引き上げる、
大型食器洗浄器。
洗剤も投入して、キレイになったかな?


わたしは小さいときから、大浴場、町の銭湯(お風呂屋さん)が好きではなかったので、
よけいにそう思うのか?
お風呂で交流、裸のお付き合い、なんていうのは、とても不得意だ。
入るなら、ひとりで、ゆっくり。貸切みたいに。

しかし、ほんの少し時間をずらすだけで、オバちゃん軍団の後、擬似貸切でお風呂を堪能できた。

ものは考えよう。
意地になって、なにがなんでも、貸切の環境を固持するのは、たいへん。
ちょっと時間をスライドすると、とても気持ちのいい、優雅なリラグぜーションを手に入れられる。


そして・・・
古き良きものは、やはりいい。


パリが好きなのも、アバンギャルドな一面も持ちながら、古き良きものを大切にする、
目に見えない、歴史の底流を感じるからだろうか。

  

 

 

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生きるために食べる? 食べるために生きる?

2011-11-30 | グルメ
昨日は、ひさしぶりにお肉を食べた。
大阪市内の某日系航空会社ホテルのステーキ・レストラン。
目の前の鉄板で、シェフが手際よく焼いてくれる。
そのプロの手さばきを見るのもまた、ひとつの、目のご馳走。

真ん中にあるのは、今、好評だそうだが、
同志社大学と、どこやらがコラボして開発したという、
食事前に飲むと血糖値の上昇を抑制してくれるという青汁。
飲みやすいクセのない味。

お肉をたっぷり食べる人にとっては、なんだか免罪符のような、
罪悪感を少しでも和らげてくれるような、
人間の欲とエゴをオブラートに包んで、ごまかしたような、
でも、自然と科学、技術が生み出した、
(そこらあたりで、人間はまた、へんに納得して喜んだりする)
そんなスグレモノ。

「べつに、宣伝しても、うちが儲かるわけではないんですが、評判が、いいみたいですよ」
と、シェフ。


そして、見かけはさほどアピールしなかったが、スープもとても美味しかった。



コースメインとなるのは、130グラムの牛肉だったが、その量が、わたしには、ぴったり。
ダンス・レッスンを2コマ(50分×2)、受けたあとの、ぺこぺこお腹には、
お腹が十分喜んでいた。


このあと、ごはん、お味噌汁、お漬物、デザート(シャーベット)。

ほどよい満腹感で、
その後、またまた、しつこく、体育館に出向いて、ダンスの自主練習を1時間半ほどした。
運動後は、のどの渇きには、爽やかビール。

運動→食べる→運動→飲む

これって、青汁と同じで、安心して食べたり飲んだりするための、自己催眠、自己弁護?

結局、体重増加だったりして???


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フレンチ・ランチで、にんまり。

2011-04-07 | グルメ

昨日、心斎橋で、ぶらりランチ。

いつもは、お昼前、仕事の合間に、そそくさとダンスレッスンを受けている。
なので、お誘いの声を振り切って、(→うそ。だれも、誘ってくれません)
帰りはいつも、ちゃっちゃと速足で事務所に戻る。

途中で、キラキラ美人グループが、
かたまってランチの待ち合わせをしてる場面に遭遇することもあるが、
横目で、チラリ、「わたしは、忙しいのっ!!オーラ」を無理して発して、
ああ、お腹すいた、と、足早にその場を去る。

地下鉄の駅までの帰り道、商店街のお菓子量販店や、100円ショップで、
カップ春雨やら、健康にいいのか悪いのか、わからないものをちょこっと、あれこれ買って、
ダンスシューズとウエアで、ただでさえ、ぱんぱんに膨らんだバッグに、しのばせる。
(しのばせる、にしては、かさ張るカップで、バッグのチャックが苦しそう)

そういう日常が結構、お気に入りのわたし。
昨日は、ちょっとイレギュラーで、フレンチ・レストランに寄った。

別の、とある店を探して歩いていると、いっこうに見つからず、ぐるぐる回って、元の場所に。
お目当ての店が消えたのか(閉店、廃業?)、アタマの中のマップが消えたのか。
どっちに原因があるのかは、定かではないけれど、
とにかく、探したけれど、だめだったので、ああ、しんど、と、次の対策を練ろうとした。

すると、ふと目の前に、見覚えのある店構え。
以前に行ったことがある、フランス料理 レストランだ。
店名は「ル・クロ・ド・クロ」
心斎橋筋を2つの大丸の間あたりで東に少し行った「清水町通り」に面している。

確か、このお店は、その道に詳しい編集者の方が、特別におススメということで入ったことがあるが、
とても美味しくて、リーズナブルな料理を提供してくれたお店。

オードブルと、魚、肉料理のいずれか、プラス、デザート、コーヒー、パンおかわりし放題。
1600円なり。

オードブルは、トップ画像のご覧のとおり、本格的。
ウニたまごかけ、野菜の入ったテリーヌや、玉ねぎのスープなど、本格的な丁寧なお料理で、
ひとつひとつを、楽しめて、わたしは、わあわあ喜んだ。

メインは、魚を選んだ。↓



バターが効いていて、白身魚の淡泊さに濃淡をつける。
添えつけの温野菜が、とても嬉しかった。

デザートは、わたしの写真の撮り方が、いたってマヌケ。
間が開きすぎているけれど、キウイのシャーベットと、洋梨(?)のクリーム・プディング。

コーヒーも濃厚で、しっかり締めてくれた。


とても満たされた思い。
カップ春雨も、カロリー面では、ローカロリーでいいかも知れないけれど、
たまには、目と、舌を喜ばせてあげるものだ。

帰りは(こころで)スキップしながら(またまた、こんな表現・・・)、
満足して、地下鉄の駅に向かった。

 

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赤、勝て、白、勝て。どっちも、おいしいです。

2011-01-31 | グルメ

親戚から大量にいただいた、白菜攻め、キャベツ攻め、大根攻め、から1週間。

白菜1コとキャベツ2コは、ご近所さんに食べ助け、押しつけさせていただいたが、
まだまだ残る、野菜の大群。

何年ぶりだろうと思うぐらい久しぶりに、ロールキャベツをつくった。
そして大根満載のおでん。
さらに、お好み焼き。

昨夜のメニューは、上記の大根&キャベツ・シリーズ。
残念なことに、白菜がまったく消費されていない。

白菜は、ひょっとして鍋料理で、うちでも消費できるかも?と、考え、
やたら大きな白菜を2コも家に残しておいた。
(食べかけのが、半分ぐらいあるので、在庫2.5コ)
あと1コ、お引き取りいただいたらよかったかも、と、焦りつつ後悔。
がんばったものの、キャベツの在庫は、あと2.5コ。

こういう、菜っ葉ものばかりで、家族はうんざりだろうけれど、
わたしは、さらにまた、再度、ロールキャベツを作る気、満々。
生で放置されて萎びるか、せっせせっせ調理して、作り置きするか、
どっちにしても、果敢に挑まなければ。


という食糧事情、グルメとは程遠いのだが、フランス・ワインを赤・白2本プラス。
1本は、ブルゴーニュ地方のボジョレー・ヌーヴォ—、1本は、シャブリ、辛口白ワイン。

がぶがぶがぶ。
おフランスの香りをもっと楽しまないといけないのだが、
あら、甘くておいしいわ、と、ジュースっぽい感覚で飲んでしまった。

わたしが甘いと感じた白ワイン、辛口とラベルに書かれていた。
わたし、味、わかってないってこと、ですね。

昨日は、めずらしく夫はゴルフではなく仕事だったのだが、夕食時に、ワインをがぶ飲みした。
疲れもあって、そろそろ夫は、倒れこむ頃かな~と思っていたら、
やはり、気持ちよく酔って寝てしまった。

ケンカするヒマもなく、無事に夜は更けた。

やれやれ、よかった。

夫の目が覚めたら酔いざましに、と思い、ハッサクをひと袋ずつ皮をむいて、お皿に盛り、
わたしはお先に失礼、リビングをあとにした。

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ワインボトル、あっちで写したり、こっちで写したり。
ボトルたちが、あちこち、2本なかよく、歩き回るものですから・・・・

わたし、なにやってんでしょーね。

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予約の取れないお店

2010-12-23 | グルメ

今年、最後の忘年会。

会場は、予約したい日の1週間前からしか、予約を受け付けない、
なかなか予約の取れない伝説のお店
ナポリピッツァとナポリ料理のお店  トラットリア  ピッツェリア 「チ―ロCIRO」。

1週間前の予約受付開始時間に予約を入れたにもかかわらず、(10時スタートには電話が殺到)
「5時半~」と、「7時半~」の枠があったが、あいにく「7時時半~」は、タッチの差で予約が入っていた。
なので、「5時半~7時半」ということで、義姉が予約を取ってくれた。

明石という立地が上手く生きた、このお店。
真のナポリピッツァ協会92番目の認定店である、赤穂の「さくらぐみ」から独立 し、オープンから4年。
明石のたこフェリー近くにあるが、
明石海峡大橋のイルミネーションを見ながら、海辺まで、お散歩がてらに足を延ばすと、
(恋人や、愛する人となら)、素敵なデートになりそうだ。

お店の近くに来ると、外国に行った時のような、どこか懐かしいような匂いがしてくる。


一歩店内に足を踏み入れると、大きな本格薪釜が設えられているのが印象的だ。
クリスマス・デコレーションに彩られ、あたたかくて、とってもかわいい店内に、
なにかの映画のワンシーンを連想したり、・・・非日常感に、わくわくする。

店内は、そう大人数の団体さんは無理だが、
家族や友人たち、仲間たちとの集まり、少数、グル―プで、それぞれのおつきあいに応じて
男性、女性ともに幅広い層の人たちで、にぎわっていた。

ところが、仕事がうまく時間通りにおさまらず、入店したのは、6時半。兄は、なんと7時。

1時間以内に注文して食べきらないといけないのは、ちょっとキツイなあ・・・
兄は、なんと残り時間30分。

あれこれ、本日のおススメの中からメニューを姉と選ぶ。
ポーク料理も選んだところ、スタッフに、ボリュームもあるし、
この時間内に食べるのは無理、ということで断られた。

いくら人気店とはいえ、哀しいなあ・・・厳しい制限がいっぱい。
お客さんは、わがままを許されない。

ぼーーんと、「この100万円でっ!!お願いします!!」
と札束を切ったら、もう30分ぐらいは残留させてくれたかしらん。
(想像するのは、自由です)



ひらめ、カレイ、・・・新鮮な魚たち。(写真、かなり、ぶれてますが)

「どの魚になさいますか?」
注文をする際、この魚たちを、大皿いっぱい、テーブルに持ってきてくれて、
このなかから、好きなものを選ぶ。

どれを選んでも同じ値段だそうだ。
大きいものを選ぶ、わたし。
(「舌切雀」の、悪い欲張りおばあさんみたい)

でも、罰は当たらず、大きい魚も、小さい魚も、どちらもいいお味。

明石のタコや、とれとれの新鮮な魚介類を大胆に使い、
食材が持つ味を生かした調理法に、感心した。
あっさり。でも、アクセントが効いていて、素材のうまみを引き立てる。

いまでは、すっかり定着した感がある、「スローフ―ド」そのもの。


レモンをぎゅっと絞って、オーナーのおススメ通り、
魚1匹まるごと、手でぱくぱく食べると、サクッと揚げたての食感が楽しめる。(↓写真・左) 

 
レタスやキャベツとポーク・テールを煮込んだスープは(写真・左↓)
一見、今年の夏、注文したがマズ過ぎて食べられなかった、ルアンパバーンのとある料理によく似ていて、
悪い予感がしたが、見た目より、ずっとずっとずっと美味しい。

生パスタにカニの味が、なんともいえない味わい。母も大絶賛。(写真・右↓)




お値段は、あれこれ5品も頼み、ワインもいただき、ひとり2500円でお釣りがくるぐらい。
え? そんなお値段で?

予約ももう少し取りやすければ、もっといいけれど、贅沢を言ってはキリがない。
いつまでも、このお店が続きますように・・・。

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今年もあとわずか。
週をまたげば、忘年会は、新年会になるのだけれど、
皆さまもわたしも、健康で、なりより。

あ、ちなみに、わたし、お店から広告料とかいただいてません。
親戚、知り合いでもありません。
念のため。
今回においては、欲張りばあさんではありません。

 

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レモン効果は、先送り?

2010-12-13 | グルメ

昨夜の娘Rのオアソビ作品は、レモンがなかったので、レモンなしチーズケーキだった。
写真には、レモン味がするか、しないか、まったくわからないけれど。
お味のほうは、なかなか美味しかった。

わたしは幼いころから、母に手作り焼き菓子を作ってもらうのが、家庭のしあわせイメージだと思っていた。
しあわせの匂いは、バターがとける甘い焼き菓子の匂い。
結局、母は超多忙、母親になったわたしは、なまくら、
で、そんな夢は、夢のままだったが、不思議に娘Rが、その夢を実現してくれた。

ただ、家庭のしあわせといっても、かなり変形バージョンとなってしまった。
現在、家には、次々子供たちが成長、自立し、メンバーが激減、
家庭的なあたたかさをあらわす象徴として、お菓子の焼けるいい匂いがするのではなく、
単に娘Rが、お菓子作りが趣味なだけ。

でも、まあいい。
おいしい匂いが充満し、どんな味かな~と、ワクワク。

Rは、泥団子の土のかわりに、小麦粉、泥水のかわりに、バターや、卵、砂糖を使って、粉を混ぜる。
はい、おかあさん、泥団子、どーぞ。
あ、ちがった、チーズケーキ、どーぞ。

子供たちの泥団子、楽しい思い出。
また、思い出すだけで、うるうる涙腺がゆるむ。

 

「あとは結婚だけやね。はやく、結婚してね」
とRに言うと

「おかあさんと、おとうさん見てると、仲が悪すぎて結婚がいいものだとは思えない」
と、不意に強烈パンチをくらった。

「夫婦で同等に、ものが言える、喧嘩できる、そのために、わたしは経済的に自立できる道を選んだんよ」

「じゃあ、ピンクピンクした、ふんわり家庭のマシュマロちゃんだったら、結婚できた?」

「うんっ」


うーーー。
なんだか、不利なお鉢がまわってきた。
確かに、わたしがいつも言っていることだが、Rが実践するとなると、複雑なものがある。

わたしの希望、それに向かって親子共々、いっしょうけんめい努力すると、
娘たちが非婚になるという、アイロニー(Irony)をもたらすのか。

考え込んでしまった。(この問題は、いつもですが・・・)

おそらく、努力の方向性を間違えたようだ。
(でも、女性が経済的に自立するのは、とても良いことだ)
夫と、ちゃんと取っ組み合いの喧嘩をすべきだった。


でも、チーズケーキは、淵がパリパリして美味しい。
それだけでも、十分かも。
レモンなしの味が、いまのわたしたちの状態をあらわしているのか。

ぎゅっと絞った、きりりとしたレモン効果は、まだまだ先。


問題を先送りにして、また、日曜の夜が過ぎた。

 

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ちょっぴり酸っぱい、後悔の味?
でも、そのとき、そのときは、それが最善の道だと思って、頑張ってきたんだけれど・・・
なにごとも、計算通りにはいきません。
それが、人生。

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お味のヒミツは・・・

2010-11-21 | グルメ
昨日は、下の娘Rが、クッキング・スクールで体験レッスンを受けてきた。
教室で作って、持って帰って来たのが、このケーキ。

味は、とてもよかった。
わたしは、ケーキは、生クリームがキメ手だと思うのだが、
そのお味は・・・家庭では出せない、なんとも言えない奥深いもの。
街のケーキ屋さんでも、このような味ではなく、やけに脂っぽいだけのものもあるし、
甘さ控えめ、あっさりではあるものの、やはり、コクは欲しいところ。

わたしは思わず娘Rに、うれしくなって言った。
「よかったねーー。
街のケーキ屋さんより美味しいケーキが作れて」

ところが、Rは、浮かない顔。

「スポンジ部分は、これと同じ味を作る自信があるけれど、
生クリームは、手渡されたものを使っただけだから、
どこの、どういう製品を使っているかは、全くわからない」



さすが、体験レッスン。

美味しいものを作らせ、食べさせ、味のヒミツは、体験後に。
手続きを済ませて入学してから、教えてあげましょうってことですね。
内容に自信があるスクールは、そうやって、生徒を呼び寄せるのか。
これが、スクールではなく、物販だったりしても、こういう手はよく使われる?

入学するように、ものすごく強く勧誘されたらしいが、
再訪する約束だけして、帰って来たというR。

その教室は、いろいろ、あれこれ、広いジャンルでのレッスンが予定されているらしいのだが、
Rは、焼き菓子だけが習いたいそうだ。
受講内容がケーキということで、体験レッスンを受けたものの、
焼き菓子以外のジャンルは受講する気がないというRには、ジャストフィットしないようだ。


「プロの作る味を、作りたい。それが目的」と、豪語するR。
あくまでも趣味なんだから、そんなプロみたいでなくても、いいじゃない、と、わたしは思う。
(1番じゃなく、2番以下では、だめなんですか?)

小麦粉、卵、バター、砂糖を使えば、
どう考えたって、そんなにマズイものができるわけがないのだが。

失敗作品お引き受け・人間ディスポーザーになるのは、結構大変なんだよ。
わかっているのか、Rさん。

しかし、Rの意思は固く、電話をして、来訪日のアポをキャンセルする予定だそうだ。

せっかくの獲物(=生徒)を逃がすまいと、スクール側は、あの手、この手を打ってくるか?
あの、とろける美味しい生クリームなら、また新しい生徒をgetできるだろう。

そう願って、この日が最初で最後の、一期一会ケーキを味わった。




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これ、キキメあります

2010-11-01 | グルメ
お菓子作りが趣味の、次女R。
子供時代のどころんこ・まんじゅう、泥遊びの延長か?

どんなに、家にお菓子があふれていても、
気分次第でお菓子を作る。
失敗しては、作り、失敗しては、作り・・・。

私は、捨てるなんてとんでもない、と、
せっせ、せっせと、失敗作をゴミ箱がわりに、自分の胃袋へ。
すでに家にあるお菓子と両方食べるから、そりゃあもう、カロリー・オーバー、ウエイト・オーバー。

Rは、少しでも思い通りにならないと気に入らない。
なので、失敗作にはまるで興味なし。
納得のいかない作品を割ってしまう、陶芸の巨匠じゃあるまいし、
食べるほうの身にもなってほしい。

というわけで、ずいぶん失敗を重ねてきたRだが、
昨日は、成功を収めた。
ふんわり、なめらかな舌触りのシフォンケーキ。
(ただし、見た目の問題は、クリアーされていない・・・)

確かに、美味しい。(写真では、デコボコだが)
製法を変えたのか、材料を変えたのか?

答えは、これ。
いつも使うサラダオイルを、この食用ごま油に切り替えた。
伝統的な低温圧搾法でしぼり、サラダ油風に仕上げたもの。

創業明治19年 四日市・九鬼
純正 九鬼 太白胡麻油

三重県四日市市の、このメーカーさん(九鬼産業株式会社)と、別に親戚でもなんでもないが、
(決してヤラセの、パブリシティー記事ではありません)
いつも失敗作を食べさせられている私としては、ほっと胸を撫で下ろす感謝の気持ち。

よかった、よかった・・・

Rが、これに気を良くして、今度は見た目の改良に取り組み、
また大量に作らないことを願うばかりだ。





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寿司、すき。

2010-10-31 | グルメ

このトップ画像はケータイで撮った、「明石菊水」のお鮨。
大好きなお鮨だ。
ケータイの待ち受け画面にも設定した。

昔、むか~しから、大好物。
明石菊水は、本店以外に支店が4店ある。
菊水は、もともと「菊水鮓」というお店が元祖(創業明治30年)で、1店舗だけのお店
(検索すると、ご本家のひ孫さんが、西店をオープンされたみたいだが)

昔は、こっちを「本店」と呼び、今の明石菊水を「支店」といっていた。
菊水といえば、ご本家・本店のことで、支店はまだ歴史が浅かった。
本店には、往年の大スター、長谷川一夫や、有馬稲子とか、著名人が訪れていた。
(私が子供の頃、常連さんの一人から聞いた話なので、人物が、そうとう古いですが・・・)

ただ、時価というものもあるので、お財布と相談。
30年以上も前、ウニか、なにか忘れたが、1貫(または2貫?)2000円だった。


今は、私は回転寿司、函館市場、専科。
あの日は、遠くになりにけり。
菊水さんのお鮨、たまに食べると、やはり美味しい、懐かしい味。
特に、穴子の押し寿司(箱寿司)が大好きだ。

義理の姉が作る巻寿司も美味しい。
母の巻寿司も。

私は、巻寿司を作ったことがなく、いつも、大判サイズの海苔の使い道に困っている。
スーパーやデパートに行くと、田舎巻寿司を買うこともある。
母、義姉の味。
(頼ってしまっているが、義姉は、私より半年、年下。いつも、美味しいものをありがとう)
彼女は、高級料亭の味を作るのが、得意。
食事も、お菓子も、その路線。

私は。。。。ありえないほど、創意工夫のない、ありえないほど、カンタン・メニュー。
取り柄は、極力、買い出しに行かず、一瞬にして出来上がることぐらい。


ちょっと、懐かしい、あの日の味。
本店も支店も、時代と共に、変わりつつある。
そして私も、時を重ねる。
本店の味と、支店の味が、アタマと舌と、記憶の中で、ごっちゃになっている。

いろんなことに挑戦し、いろんなことを知り、いろんなことに夢中になり、
苦しいことも、楽しいことも、いっぱいあって、今がある。
昔と今を、行ったり、来たり。


お鮨がまた食べたくなってきた。
ケータイの待ち受け画面を見て、食べた気になろう。



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コロッケ物語

2010-06-13 | グルメ
スーパーに行った。
「昔ながらのコロッケ」という文字が目にとまった。

4個入りで、なんと120円。
安い・・・いくらなんでも。
いったい、どんな材料?

昔ながらのコロッケ、という甘く切ない呼びかけに、どういう味だっけ?
と、興味もあり、買った。

値段というものは、材料や手間で、だいたい決まる。
味は、材料、品質と、ほぼ比例する。
見かけやネーミングで、体裁を整え、消費者の目を惑わせる。

この安さで、充実した、おいしいコロッケなどあり得ない。
「神戸コロッケ」の何分の一の値段?
絶対にそう思ったが、昔懐かしい味なんだ、と、自分を納得させる。
わかっていながら、自分に別の理由をつけて、行動を正当化させようとする。

成り行きで、好きでもない人とメイクラブに、なだれ込んでしまう女性が、
「愛がないなら、イヤ」と最初は拒んでいたものの、
「愛しているから、イイ」「愛されているから、イイ」に、
「単なるその場のノリ」を「恋は、熱情の嵐!!」
と理屈づけて、自分の行為を正当化する思考回路のよう。
いや、ちょっと違うか?


棚に並ぶ激安コロッケ、
そんな安物に、普通の、通常価格の味や材料を求める方が尋常ではない。
はやい話、安モノを買う自分が恥ずかしいので、
「昔ながら」という理由づけを購入動機にすりかえ、自分をだまして、買った、というわけか。


さて、家に帰って、そのコロッケを取り出すと
まだ透明のパッケージから出しもしていない状態のコロッケを見て、娘の一言。

「わ。不味そう。私は、いらん」

こいつめ。
なんと的確に判断するんヤ。
しかも、外見一べつ、一瞬で、
私の迷いや、打算やら、計算やらを一発で見抜き、結論付けた。

動物的カン?
単に見た目が、かなり悪いだけ?

市場経済と産業構造、哲学と、心理学のエッセンスを凝縮したような、
生きた教科書のようなコロッケを一蹴された。

トータル、私は、3つ、娘は無理やり1つ、食べた。

娘「不味い!」
私「まあ、そう言わんと・・・」

娘「なんで、甘いん? いかにも、ニセモノ、インチキってかんじや」
私「材料は、もはやコロッケとは言えないような、そういうコロッケなんやから、しかたないやん、もぐもぐ」

本来、コロッケの材料は、ジャガイモ、玉ねぎ、ミンチ、あるいは、細切れ牛肉、その他、
いろんな(美味しい)食材が入っているのだが、
そのコロッケは、野菜(ジャガイモ、玉ねぎ)、砂糖、乾燥マッシュポテト鶏肉植物脂、
小麦粉、アミノ酸など、となっていた。
野菜であるジャガイモ、玉ねぎは、少なく、ほとんどが乾燥モノなんじゃなかろうか。
それを砂糖で、ごまかしてある。
美味しいはずがない。


古いものだって、稚拙なものだって、品質の悪いものだって、時代遅れのものだって、
そして、私のような中古おばさんだって、
「昔ながらの」という、まやかしマジックで、焦点がボケて、粗悪品でも良く見えるのだ。

社会の矛盾、建て前と本音、清濁併せ持ったコロッケ。
あの値段では、そういう結果は、ハナからわかっているけれど
騙されてみたいお年頃なのだ。

次から、あのコロッケを買うかどうかは別として・・・。


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