箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

経験は人の器を広げる

2017年03月28日 19時34分57秒 | 教育・子育てあれこれ


本日は、三中吹奏楽部部の定期演奏会&演劇部発表会が、メイプルホールで開かれました。

部員たちは、今日の演奏会・発表会に向け、毎日練習を重ねてきました。

さて、私は、常々、経験値の高さは、人の器の大きさにつながるので はないかと考えています。

いいかえると、「修羅場の数だけ、余裕が生 まれる」ということでないかと思います。

胃が縮むような経験を何度もしている人は、何事に対しても余裕が生 まれます。

私自身も校長を4年間務めている間に、「え~、どうしよ う」というピンチに何度か直面したことがあります。

かといって、今は 余裕ですとはけっして言えないのですが、少なくとも修羅場の経験は、 今にいかせているとは思います。

吹奏楽も演劇も、部員達が感じる本番前の緊張感は言葉に表せ ないほどです。曲が始まる直前の緊迫感は、部員の胸を押しつぶすほど のプレッシャーをもって生徒たちに迫ってきます。

とくに大きな会場 で、ソロで演奏する前の緊張感は言葉に表せないほどだと思います。

その意味で、吹奏楽も演劇も、ある意味で、人としての器を大きくす るという効用があるかと思います。ピンチの時でも慌てふためかない、 不動の心をもてるのではないかと思うのです。

この点で、部員たちは、ほんとうにいい経験を積んでいるのでないかと思 います。

本日の演奏 会の開催にあたり、惜しみないお力添えをいただきました保護者のみな さま、吹奏楽部ご先輩の方々および吹奏楽ファン、指導者・関係者のみ なさまに、心よりお礼申しあげます。

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