箕面三中 校長室からのメッセージ

おもに保護者のみなさまに向けたメッセージです。生徒の近況を伝えるとともに、教育と子育てについての情報をお伝えします。

期待しすぎは重荷になる

2017年10月21日 19時07分52秒 | 校長からのメッセージ



今回の話題は、10月16日のブログの続きです。

教師や親が子どもの成長する力を信じることは、子どもの心のエネルギーにはなります。

ただし、信じることは、こちら側のスタンスであって、「こうなってくればいいな」と希望する程度にとどめておきます。

希望するのならいいのですが、期待しすぎは好ましい効果をもたらさない場合が多いようです。

期待しすぎは、子どもにとって重荷となることがあります。

励ましたり、希望したりするのはいいのですが、期待しすぎは、子どもがそれに応えられない自分に気づきます。

「自分はここにいていいのだろうか」と疑問や不安を抱く子どもがいます。

そうではなくて、「どんな子であろうと、あなたがいてくれることだけでうれしいの」というおとなの思いを伝えたいし、おとながそう思っていることを感じさせたいのです。

子どもがこのおとなの思いを知ったとき、外へ向けた一歩を踏み出せるのです。

このような心のエネルギーをもった子は、中学生ともなると、学校でもたくましく生活を送っていきます。
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文科省というところ

2017年10月20日 17時22分06秒 | 校長からのメッセージ



文部科学省(文科省)は、以前、文部省という名称でした。

この省は、もちろん日本の教育はどうあるべきかな方針を出すところです。

文科省の出す教育育政策は、都道府県教育委員会→市町村教育委員会→各学校へと伝わってきます。

文科省→大阪府教育委員会→箕面市教育委員会→箕面三中という流れで、文科省の教育政策は全国の津々浦々の学校に浸透するというしくみです。

例えば英語学習を、国が東京オリンピックの年度に小学校で拡充するとなれば、全国の小学校でまんべんなく実施することになります。

もっとも、箕面市の場合は、この政策を前倒ししています。

小学校5・6年の英語学習は、すでに小学校3年から週1時間の学習を開始しています。また15分間の英語活動を小1から行っています。

中学校では、箕面市は独自に週4時間の英語授業に加え、教育課程特例制度を使い、英語コミュニケーション科の週1時間の計5時間を実施しており、三中でもやっています。

それはともかく、今回は文科省についての感想です。

全般話題になった文科省幹部の天下り問題。これだけでおさまらず、「文書がなかった」と弁明したかと思えば、翻って「やはり、ありました」と言う始末。

また、文科省はもうすぐ週1時間の道徳の時間を、一つの教科として位置づけるほど重要視しています。

いみじくも、子どもの教育を担うところが、ウソを言っていいのか、道徳を語れるのか。

文科省のこの右往左往ぶりにがっかりしたのは、私だけでなく、国民・市民のみなさんも同じでないでしょうか。



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笑顔を見たい

2017年10月19日 13時04分32秒 | 校長からのメッセージ



歌手のAIさんは、アメリカのロスアンゼルスで産まれました。

彼女の曲の中でも、「story」は私の好きなナンバーです。

この曲は、三中の文化祭で、いま高1になっている学年が全体合唱しました。

また、昨年度の合唱祭でうたったクラスもありました。


AIさんは、幼い頃から異文化のなかで育まれました。

その後、鹿児島に移り住みましたが、母親のバーバラ植村さんは、夏休みを使いAIさんを毎年アメリカへ連れて行ったそうです。

「異なる文化に触れて、さまさまな経験をしてほしかったそうです。

母自身は、アメリカで産まれ、アメリカで育ちました。

でも、ハーフ(ダブル)だからと、日本語学校に入学できませんでした。

そこで、現地校に通いましたが、父親をみて「日本人だから」と誰もあいさつを交わしてくれなくなりました。

差別を受けた経験があるので、AIさんには、誰にでもあいさつができ、仲良くする人になってほしいと思ってきたそうです。

家庭の中では、お互いに必ず目をあわせて、笑顔で「ありがとう」と発するよう、AIさんに言ってきかせました。

こうして、AIさんは、中学卒業後、アメリカに渡り、ロスアンゼルスの芸術校に進学しました。

バーバラさんが、娘を学校に迎えに行くと、AIさんは「そのメイクいいね。かわいいね」と笑顔で同級生とハグしていたそうです。

人のいい点を見つけて、誰とでも仲良しになれるAIさんは、このように育てられてきたのでした。

この背景を考えたとき、「story」に出てくる歌詞「一人じゃないから 私が君を守るから あなたの笑う顔が見たいと思うから」に、彼女の生き方が表れていると思うのです。
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焦点を定めて学習する

2017年10月18日 16時46分11秒 | 校長からのメッセージ



今日で中間テストが終わりました。

中学校以上の勉強は学習は、定期テストになると、その密度が濃くなります。

平素は、家庭で一定程度の学習に時間を割きます。

それを支えているのは、学習習慣です。

そして、定期テスト前やテスト中は、学習時間を長くとり、学習する内容も濃くなります。

中川一政さんは、人の人生について次のように言いました。

「人の一生には 焦点がある。

学問も経験も才能も そこに集まって 燃える時がある。

その時を標準にしなければ その一生はつまらない。」


つまり、彼の言葉を借りれば、中学時代には燃えるように、学習に励む。

そのような学習体験は、その人が生涯にわたって学習する軸になり、一生が豊かなものになる。

私は、このように、この言葉の教えを読み解きます。

勉強が好きな生徒も、嫌いな生徒もいますが、その子なりに精を出して取り組むことは、大切だと思います。

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久しぶりに晴れてきた

2017年10月17日 15時44分49秒 | 校長からのメッセージ



本日は、中間テストの1日めでした。

真剣に答案に向かう生徒の姿が印象的でした。





このところ、ずっと雨が降り続いていましたが、ようやく昼前から雨があがりました。

そのときを見計らって、昼過ぎに卒業アルバム用の職員写真と3年学年団の写真を撮影しました。

くっきりと写った写真は、卒業アルバムにのります。
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成長の力を信じる

2017年10月16日 16時42分23秒 | 校長からのメッセージ


子どもには、生活習慣を身につけさせることが重要です。

朝は○時に起きて、朝食を摂り、歯を磨く。

夜は、○時に就寝する、

生活習慣の一部が学習習慣であり、家に帰ったら宿題をする。

明日から2学期中間テストですが、テスト勉強から逃げ出したくなっても、おおむねよく取り組みます。

この点で、箕面市内の中学校をまわったわたしの経験上、三中の子は生活習慣がかなりしっかりと形成されていると、考えています。

それに、一定程度の行動に節操もあります。

ご家庭でよくしつけられている子が多いと、保護者のみなさんのご苦労に感服します。

ところで、生活習慣に加えて、きまりやルールを守る意識や態度を、子どもに育てることも大切です。

このきまりやルールを守ろうとする習慣を、狭い意味での規範意識といいます。

ただし、生活習慣や規範意識を身につけるまでは、子どもにとっては、忍耐や我慢とか苦痛が求められることになります。

また、子どもも成長とともに、誘惑や怠惰に負けそうになり、しつけという縛りから逃げようとする気持ちも起こってきます。

そこで、それらに負けないものを、子どもはもっていなければなりません。

負けないものとは、心のエネルギーです。このエネルギーをもち、よりよい生活を送っていこう、より生活を充実させようという意欲の高さが、広い意味での規範意識の高さです。

ですから、ただたんに、この子はきまりやルールを守るから、規範意識が高い子であるとはいえないのです。

心のエネルギーとは、まず、おとなが子どもを肯定的にみることから始まります。

肯定的にみるとは、「いい子だね」とほめることではないのです。それは、子どもの成長する力を信じることです。

「そんなこと、あなたには無理だ」、「やっぱり、お前はダメだなあ」と言われ続けた子どもは自信をなくし、意欲を失います。無気力になります。

「どうせ、オレなんか」と自分を否定したり、ときによっては、対人関係で相手への攻撃性が強まります。

まずは、子どもの成長する力を信じていること。
これは、親に求められます。学校の教師にも求められます。

学校の教師が、子どもの成長する力を信じてかかわる。これは、すべての教職員がもつべき当然の資質であるし、教育の活動そのものです。

この続きは、また後日のブログにのせます。

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なお、本日、箕面市教育委員会からの「部活動に関する保護者アンケート」用紙を1・2年生に配りました。

ご協力をお願いします。
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素人であり続ける

2017年10月15日 10時58分25秒 | 校長からのメッセージ



先日、桐生祥秀選手が9秒98で、日本選手で初の9秒台を出しました。

長野オリンピックのスピード500m金メダリスト
清水宏保が、34秒代世界新記録を出したとき、次のように話していました。

「つねにスケートの素人でいたいです。34秒台の記録は無理と言われていましたが、達成できました。
いまは同じように33秒台は無理だと、スケートを知る人はみんな言っています。

しかし、無理と思ったら、記録はそこで止まってしまいます。

こと、記録に関しては、素人でありたいとおもっています。」


壁を作るのは、人間の気持ちなのかもしれません。

目の前にある壁のほとんどは、「できるはずがない」という思い込みでできているのかもしれません。

素人になり、「とりあえずやってみる」と挑戦することが大事なのでしょう。
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色あせない感動

2017年10月14日 09時24分36秒 | 校長からのメッセージ



恐竜のイラスト集はここをクリック→イラスト



Don’t take No for No !

という言葉をご存知でしょうか。

これは、「NoをNoと取るな!」という意味です。

増田昌子さんの言葉です。

増田さんは、ハリウッドで活躍するセットデザイナー(映画のセットを作る仕事に就く人)です。

彼女は、映画「ジェラシックパーク」の象徴「ビジターセンター」内の大階段を作りました。

当時はまだ、パソコンが使われておらず、階段のカーブや中二階との連結など、どう実現するかはすべて手計算でした。

三角関数や円周率を駆使して、手すりのデザインもあわせて試行錯誤でした。

最終的に、まだ勉強中だったパソコンを使い、背水の陣で仕上げました。

不安だった彼女は、完成した階段をみて、「エンジニアもいないのに、できちゃった」と自ら感心しました。

そのときは、全員が専門家でもないのに立派なセットが出来あがるのが、とてもおもしろかったのです。

完成試写会では、スタジオで見てもリアルだった樹脂製の恐竜たちも本物さながらに動き回っており、それは感動しました。

そのとき味わった感動と興奮が、挫折しそうになったときでも、彼女を前に進ませました。

冒頭の言葉は、そのような経験から、発せられたものです。

どんな仕事でも、ある程度の図太さは武器になるのです。

人や世間が「無理だ」と言っても、ほんとうに無理かどうかを決めるのは、自分自身だということを、私たちは学びたいのです。

三中の子も、これくらいの図太さをもち、将来をたくましく、困難にへこたれず生きていってくれれば、と思います。

(本文は、『THE 21』2017.11月号[PHP研究所発行]の「ターニングポイント」を部分的に参照抜粋しました。)
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折り合いをつけ、共に生きていく

2017年10月13日 13時29分02秒 | 校長からのメッセージ


今日は、久しぶりの全校朝礼でした。

この時期は、生徒が着ている服装もさまざまです。

今朝は、気温が下がり、冬服を着ている生徒が増えました。

白のポロシャツ、夏服のセーラー、セーラーにカーディガンを重ね着、白のカッターシャツ、冬服のセーラー・・・。

全校生徒が集まる機会は、大切です。三中生徒としての一体感を醸し出すからです。

表彰伝達のあと、生徒会自主制作の仲間関係を考え、いじめをなくすDVDを観ました。




いじめといえば、昨日は6限に大阪弁護士会の弁護士5人のゲストティーチャーによる、いじめをなくすための授業を、1年生各クラスで行いました。

あるクラスでは、弁護士バッヂについて説明がありました。

このバッヂは、外側の花びらは「正義と自由」、内側の花芯は「公平と平等」を表しているそうです。

生徒たちは、ロールプレイをまじえ、それぞれが実情に応じて、いじめについて考えていました。



さて、朝礼の話に戻ります。

生徒指導部からは、線路沿いの道の歩道拡幅工事で、幅を広げた歩道の舗装が終了、下校するとき車道に出ないようにという全体注意がありました。

最後に、全校朝礼での私の講話を紹介します。

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朝礼講話 H29(2017).9.13

「こころの傷と折り合いをつけ、共に生きていく」


わたしの小学校2年生のときのことです。

山の中で生まれ育った私は、海に憧れていました。

遠足で須磨の海岸へ行きました。

海岸で水遊びをしていると、釣りをしていた兄ちゃんが近づいてきました。

「ぼく、これあげる」

私は両手を差し出しました。

両手のひらには、小さなタコがのっていました。

私は嬉しくて、担任の先生に見せに行きました。

担任の先生は、「かしなさい」て言って、タコを私の手から取り上げました。

「学校で飼います」・・・。

次の日、教室へ行くと、水槽の中でタコは死んでいました。

担任の先生は、水槽に水を張り、塩をまぜ、タコを入れたそうです。

最悪の先生との出会いでした。納得がいきませんでした。

私は、タコをもらった喜びを、先生と分かち合いたかっただけなのに・・・。

先生にあげるつもりもなかったのに。

私のこころは、深く傷つきました。

悲しかったのです。

でも、私は、先生に何も言えず、がまんしました。

この先生以外にも、小中高とたくさんの先生が私のこころを傷つけました。

三中のみなさんはそうではないことを願いますが、私の場合は、ほんとに先生に恵まれませんでした。

だから、私はあんな先生にはなるまいと思って先生になりました。

子どものこころを傷つける先生にはならないと誓って先生になりました。


ただ、いま考えてみると、生きるということは不条理に出会うということかもしれません。私はそう思います。


不条理とは、言い換えると理不尽です。納得のいかないことと言い換えてもいいです。

みなさんも、学校生活や家庭生活を送っていると、不条理なことに出会うかもしれません。

いま、三中のみなさんの中にも、不条理なことに出会い、立ちどまっている人いるかもしれません。

人は、辛いことや悲しいことがあると、早くこのこころの痛みを治したいと願います。晴れやかな幸せな気分になりたい。そう感じるのは、当然のことと思ってしまいます。

でも、本当にそれでいいのでしょうか。

誰かが悲しいできごとにであったら、悲しみのどん底に落ちます。たとえば、人は家族の誰かを亡くしたら、悲しみのどん底に落ちます。

そして、ほかの人は言います。「早く悲しみを乗り越えて」と励まします。

しかし、私は悲しみを乗り越えることなんてできないと思うのです。

本当の意味で、こころの傷や痛みは治ることはないと、私は考えます。

悲しみとつきあっていく、治らないけど、この悲しみと折り合いをつけて生きていく。

その折り合いの付け方は、工夫するしかないのです。人のこころが傷つくのは、善でも悪でもない。

生活することは、不条理に出会うことだから、一つのあるがままの自然な状態なのです。

もちろん、不条理に出会わないで済むのなら、その方がいいです。

でも、もし悲しいことに出会ったら、失ったものを思い、涙する。折り合いをつけるまで時間がかかったとしても、充分にそうしたらほうがいいのです。

ですから、みなさん、もしあなたもこころに傷を負ったとしたら、無理にその傷を「治そう」と思わないでほしいのです。

人は、生きていく中で、大なり小なりたくさんの傷を負います。

その傷を抱えながら、みんなといっしょに生きていくのです。それが、大人に近づく中学生の生き方です。
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女性が感じるモヤモヤ感

2017年10月12日 19時20分04秒 | 校長からのメッセージ


世間では、少子化が進む、このままでは国が衰退するだのと、正論をかざし、「女性が活躍する社会」「一億総活躍」など、耳触りのよい言葉が発せられます。

この言葉に、なんとなくスッキリしないモヤモヤ感を抱く人は少なくないのではないでしょうか。

「今の会社経営には、女性ならではの視点、女性ならではの感性が求められます」とか、

育児を言い訳にしたくないと思っているのに、一方では.「3歳まではお母さんは子どもといっしょにいるべきだ」という昔ながらの声が聞こえてくるのです。

この状況は、女性にはプレッシャーにならないでしょうか。

いまの若い女性は、ある意味の息苦しさを抱えて働いている人も多いのではないでしょうか。

このようなモヤモヤ感を感じている女性がいるのに、「一億総活躍」とふりかざすから、スッキリ受け入れられないのです。

教育では、たっぷり依存した子ほど、自立しやすくなります。十分に愛情を受け、親や家族から愛されて育った子は、早く自分で考え、自分で行動できるようになります。

つまり、自立とは依存の先にあるもの。

「あなたは大切な人」というメッセージを感じたとき、人は自分の足でふんばり立つたくましさを発揮できます。

「いっしにがんばろう。誕生したいのちをみんなで育てよう」

このように依存できる関係こそが、社会を豊かにして、自立した女性を生みだすのです。

男性の育児休暇取得をもっともっと上げ、「二人目の子もほしいね」と夫婦で言える環境を整えるべきではないでしょうか。

「女性にやさしい職場」より、別の意味で「男性にやさしい職場」を増やしたらいい。

育児休暇をとろうとする男性に、理解のまなざしが向く組織が求められます。

イクメンをもっと増やそう。

学校は、じつは、産休・育休制度が整っています。

しかし、産育休をとるのは、やはり女性が多くなっています。

学校の教職員にも、意識改革か必要です。

ともあれ、三中の女子生徒は学校で、イキイキとしていて、力強い子も多く、将来、社会で活躍してほしいと思います。

彼女たちが社会に出る頃には、ほんとうの意味で、イキイキと社会にかかわることができる時代であってほしいと願います。

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水のような付き合い

2017年10月11日 14時05分02秒 | 校長からのメッセージ



夫婦は、もともと生まれも育ちもちがう人間がいっしょにいるのですから、どれほど長くいっしょにいても、相手のことをよくわかっていないことがあるのが当然でないでしょうか。

でも、一般的に夫婦ならお互いのことをわかりあっているはずだ、わかっているのが当然だ、となってしまいます。

私など、いまだに妻のことをわからないことがあり、戸惑うことがあります。

わかっていて当たり前が前提になると、欲がでてきて、「どうしてわかってくれないの」と相手に迫ります。

夫婦でもこうですから、考えてみれば、教育における教師と生徒も同じではないでしょうか。

教師と生徒は、もともと他人です。

教師が生徒に「こちらはこれほどしてやったのになんだ」「なんでわかってくれないの」、そんな思いが湧いてくることがあります。

だから、教師は、「自分がしたいと思ってやったこと。相手に必要と思ってやったこと。相手が受け取ってくれても、くれなくても仕方がないこと」

これぐらいに考えていたほうが、教師にとっても、生徒にとっても気が楽であると私は思ってきました。

(とは言いながらも、私のことを生涯の恩人と言ってくれる教え子もいます。)

「君子の交わりは淡きこと水のごとし」と言ったのは、荘子でした。

水のような人間関係でないと、長く続きません。

人との交流は川のように流れていくほうがいいのかもしれません。

そして遠くからお互いのことを想い、見守っているというような付き合いがいいのかもしれないと思うのです。

教え子との同窓会に行くと、卒業生としょっちゅう会うわけではない。でも、教え子のことは遠くから見守っている自分に気がつきます。

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強い意志が手段を生む

2017年10月10日 13時01分40秒 | 校長からのメッセージ



「なんとしてでも」。

この強い意志は強力です。

なんとしてでも、生徒を優勝させたい。

なんとしてでも、金賞をとらせたい。

これを念じ続けると、そのための手段を思いつきます。

周りの人を動かします。

反対に、たとえ指導技術があり、生徒の能力が高くても、優勝や金賞をとりたいという強い意志がないなら、手段を思いつくことはないでしょう。

かくして、部活は加熱するのです。

中学校教員の時間外勤務の長さが、今年4月の調査結果の公表を受け問題となっています。

中学校の部活指導をなんとかしなければと、国や行政は動き出しています。

しかし、生徒とともに汗をかいた教職員にしかわからない実感があるのです。

部活動を外部指導者に委ねるという施策が考案されています。

外部指導者を否定はしません。実際に三中でも、助けてもらっています。

ただ、役所にだけいて、簡単に部活動を改革できるものではありません。

現場の教職員の考えや意見、子どもの感想や保護者の願いを十分に尊重した、部活動改革を求めたいと思います。



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転んでも、ただでは起きるな

2017年10月09日 13時52分21秒 | 校長からのメッセージ




マクドナルドの売り上げが好調です。

鶏肉偽装、異物混入で、マクドも地に堕ちたと思いましたが、21ヶ月連続で前年同月比プラスで、今年12月通期では、過去最高益を更新すると言われています。

ドン底まで落ち込んだ状態から、

*採算の合わない店を閉店しました。

*既存店を改装しました。

*Mac Cafeを導入しました。

*メニューをかなり見直しました。

*包装にQRコードを印刷して、原料の原産国を明示しました。

そのように、全面的な改革を行いました。

中でも、アイデアが光っていました。

マクド派対マック派のハンバーガー対決は、話題になりました。

また、ポケモンGOとのコラボも話題になりました。

サービスのマンネリ化を解消するため、次々と新しいイベントやアイデアを打ち出し、客数を増やし、客一人あたりの購買額を増やしました。

もうダメいうときに、諦めず、新しいアイデアを生み出し、V字回復を果たしたのです。

私は、次の言葉を思いつきました。

「転んだ時には、何かをつかんで起き上がれ」


この言葉は、仕事で失敗した教職員に、たまに言います。以前に、生徒に言ったこともあります。

言葉や名言は、いつも繰り返してつぶやいていると、なにかものごとの局面に対峙したとき、自然にフレーズが浮かんできます。

「ああ、このときこそ」と、局面に向き合うことができると、私は思っています。
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第45回体育祭挙行

2017年10月07日 21時50分11秒 | 校長からのメッセージ




順延にはなりましたが、体育祭は好天のもと行うことができました。

朝の6:30から体育祭運営委員会スタッフの教職員は出勤しました。

グランドの整地、ライン引き、クラス旗の取り付けを済ませ、開会式にこぎつけました。

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(開会式校長あいさつ)

おはようございます。

2学期の最大の学校行事のひとつである体育祭を、本日開催します。

三中生は、今日一日、一生懸命に競技や種目に挑んでいくと思います。それに加えて、クラスの仲間を精一杯応援してください。


白熱した競技は、選手と応援する人のコラボレーションです。
よろしくお願いします。

また、本日、箕面市教育委員会から高野教育委員長様をはじめ、地域からも多数、体育祭の観戦、応援に来ていただいてます。

保護者に皆さまには、平素よりありがとうございます。今日一日、子ども達の思春期真最中の躍動感あふれる姿をどうぞご覧ください。

また、近隣の方々には、準備段階から、多大なるご迷惑をおかけしております。今日一日お騒がせしますが、どうぞよろしくお願い申しあげます。

以上で、私からの開会のあいさつを終わります。

🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹

かくして、生徒たちはよくがんばりました。

種目や演技に精一杯取り組みました。

応援も熱心にしました。

体育祭に完全燃焼したからこそ、気持ちを切り替えることができます。

気持ちだけ切り替えるからこそ、次回は中間テストをがんばることができます。

学校の教育活動は、このように気持ちの切り替えでモチベーションが高まるように組まれています。
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明日こそ体育祭

2017年10月07日 15時37分48秒 | 校長からのメッセージ








本日の放課後、係の生徒が体育祭準備にあたってくれました。

明日は晴天のもと、体育祭を行うことができそうです。

ご家庭には、日曜日のご予定があるでしょうが、ぜひお子さんのようすをご覧にお越しください。

また、明日に体育祭を実施しますと、10月10日は7日(土)の振替で休み、10月11日は8日(日)の振替で休みとなります。

なお、体育祭が明日に順延になったことに伴い、プログラムNO.6のせいなん幼稚園の子どもとの交流種目はなくなります。

したがって、午前中のプログラムはNO.7以降の開始時刻が、若干早くなります。

あらかじめ、ご了承ください。

加えて、保護者のみなさまには、連日にわたりお子さんのお弁当を用意してもらうことになります。よろしくお願いします。
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