箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

焦点を定めて学習する

2017年10月18日 16時46分11秒 | 教育・子育てあれこれ



今日で中間テストが終わりました。

中学校以上の勉強は学習は、定期テストになると、その密度が濃くなります。

平素は、家庭で一定程度の学習に時間を割きます。

それを支えているのは、学習習慣です。

そして、定期テスト前やテスト中は、学習時間を長くとり、学習する内容も濃くなります。

中川一政さんは、人の人生について次のように言いました。

「人の一生には 焦点がある。

学問も経験も才能も そこに集まって 燃える時がある。

その時を標準にしなければ その一生はつまらない。」


つまり、彼の言葉を借りれば、中学時代には燃えるように、学習に励む。

そのような学習体験は、その人が生涯にわたって学習する軸になり、一生が豊かなものになる。

私は、このように、この言葉の教えを読み解きます。

勉強が好きな生徒も、嫌いな生徒もいますが、その子なりに精を出して取り組むことは、大切だと思います。