箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

困っている人に目を向ける

2016年02月25日 20時58分20秒 | 教育・子育てあれこれ


「めぐまれているようでも、中学生のころは、自分がいちばん淋しいと思い込みやすいのです。
そんな時期にまわりの弱い人に目を向けられるかどうかは、人生の鍵だという気がします。」
(アグネス・チャンの『ひなげし語録』より)


自分もたいへんだけれど、まわりにも困っている人がいる。

そう思って、なにか助けになれないか。こう思う生徒がいます。

逆に、自分はなんと不幸なんだと悲劇の人になると、落ち込むばかりで何もしなくなります。

いじめられている人がいたとします。その人の気持ちがわかる人は、その人をいじめたりはしません。なにか助けになれないかと感じます。

いじめられている人に目を向けることで、自分をしっかりさせることができます。

「困っている人に目を向けられるかどうか」は、中学生の生き方を左右する大切な問いかけです。