柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

決断

2011-08-24 08:09:25 | Weblog
竹脇無我の死亡記事です。TVドラマ自体をすっかり見なくなりましたから私に評価する資格はないのですが、とんと見受けぬ顔でした、突然の記事でした。うつ病で8年も伏せっていたと新聞にあります、我々外野にはへぇ~だけですが。竹脇無我と言えばどの番組ですか。森繁久弥の息子役だった「だいこんの花」ですか、若い時はこういうのもよく見てました。「大岡越前」の医者榊原伊織役ですか。こっちも印象に強いです、つまりこの番組をよく見ていたということ、月曜8時のナショナル劇場(日曜9時は東芝日曜劇場でした)はよく見ていたということです。特に大岡越前はテーマ音楽が好きでしたね。みなさん口ずさめるでしょう?越前と名前で呼び合う親友という設定でした。何だかセリフ回しが俳優らしくないというか、素人っぽさを残した人でしたね。賢そうな人でした。合掌。
 島田紳介。突然の引退宣言、でTVは声を顰めて報道します。まぁ、斜めに見れば、稼ぐだけ稼いだことだし、あれこれつつかれる前に退こうという判断ですね。きっと誰かに脅されてるんですね、チクられかけてるんでしょう。問題になる前に、という判断でしょう。週刊誌上では、この人だけに限りませんが、やくざとの関わりや、いわゆる黒い交際、そこに拠った利権問題(平たく言えば恐喝、脅し)が何度も取り沙汰されてきた人です、きっと業界では有名な話、公然たる事実だったんことなんでしょう。業界(芸能界)自体がヤクザ組織とは切っても切れない関係ですから、そのトップになれば相応に振舞わねばならぬことでしょうし、いつも一般論として言うように、警官とやくざが同種の人間であるように、芸能人とやくざは同じルーツです、同じ色の人間同士が親密になることに何の不思議もありません。だから、どうしてやくざと付き合っちゃならんのだ?彼らも同じ人間、日本人じゃないか、とは人権屋さん達もなかなか言いませんね。反社会勢力なんて命名してごまかしているだけ。ここにもゼロリスク信仰が浸透しているわけです。純粋無垢な子供の目に触れる、教育に触る事態は全て排除せよ!です。という鎧でもって、真実を教えようとしない。先の高野連ではないですが、出場停止という絶対のカードを持つ者に対して諂うしかないのです。条件反射的にひれ伏すしかないのです。紳介もそういう壁に当たり、乗り越えることよりも壁の外に出ることを選択したのでした。これで晴れて正々堂々と暴力団の幹部になれるわけです。TVでの稼ぎよりこちらを選んだのでした。こっちの方が利があるんでしょう。こっちで十分生きられる人でしょうから。 
 前原さん。石原慎太郎ばりの後出しじゃんけん。勝つに決まってる。誰が出るか様子を見て、小物ばかりと見切って後、勝ち馬への流れを引き付ける。でも、気にくわぬはどいつもこいつも小沢さん頼りだというところ。選挙という現実には目の前の票です。首相になれるかどうかの乾坤一擲、今ここでの野次や非難を気にしてはいられません。変節だろうがなんだろうが、首相になれば大権力者です、後は何とでもなります。前原さんもそう思ってるんでしょう。でもこの人は単なるええ格好シィですからね。美しい空論はどんどんぶち上げるんでしょうが、さて実務に向く人かどうか。ですよね。
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