柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

巨星

2023-01-31 08:27:52 | Weblog

ビッグネームの訃報が続きます。今朝は鮎川誠です。連れ合い亡くすと男は弱いと言いますが、後を追うように程ではないにせよ、シーナが亡くなったのはついこの前のように思う分、せつなさも湧きます。爆音バンド シナロケ、シーナ アンド ロケッツ のフロントマンです。その昔、大学の学園祭でバンド組んで「ユーメイドリーム」演ったのを覚えてます。78、9年のことです。ぶっきらぼうな博多弁で(記事によると築後弁とありました、博多弁でも種類があるんですね)、こいつ危ない奴か?然とした受け答え、ロックやけん!、結局これ。黒のレスポールを低く下げる姿は彼が長身であるのに似合ってかっこよかったです、それをアンプをフルボリュームで(フルテンと呼びます)鳴らすのです。ライブ盤を聴くと演奏前、曲の合間にピーピー音が聞こえるんです、アンプが唸ってるんですね。ライブハウスで聴いた日には耳が飛んでしまうことでしょうが、平気。で、ライブ盤聴いてミスタッチが多いのもこの人の特徴(アフレコで修正しないのも信念でしょうね)。ノリ一発で弾いてるわけで、それが魅力でしたが。技術を聴かせるんじゃない、音だ、ノリだ、ロックだ!シーナが亡くなった後、昔物語が放映されたりして、私も後からCDを買い込んで聴いた方ですが、やはりデビュー作や初期のアルバムがいいです。ユーメイドリームも実はあのYMOがプロデュースしていて、あのテクノ色に納得したりしたことでした。残念です。合掌。

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背反

2023-01-30 08:28:28 | Weblog

昨日昼前後に卓球の日本選手権観てました。偶々です。でも、面白く観ました。卓球は暗いなんて色づけられてます、中継されても淡々と動きが少ない分地味の典型ですね。野球やサッカーやバスケットのように画面が変わりませんし。もちろん写す方は工夫してます、高速度撮影を混ぜたりして。でもやはり福原愛に始まってみまのみゆのと若い才能が出てくると、こうやってTV中継もされるし、五輪などの大会での成績もついてきて。女子の早田が史上四人目の三冠制覇と話題です。シングル、女子ダブルス、混合ダブルスの三つ。この人は福原、石川、伊藤、平野の後塵を拝していた人という印象です、私でもここまでは知ってます。でも、観ていて強かったです。素人目にもレベルが違う感じ。特に対石川戦がそうでした、圧倒でした。もう石川は勝てないんでしょうね、そう思わせるほど。この業界は若い芽がどんどん出てきて、今回の決勝の相手は高校生でした。早田や伊藤はまだ22歳だそうですが、自分たちがそうやって上を追い出してきたようにもう追い立てられてる図です。競技年齢がどんどん下がっていくのはどの分野もそうなのでしょうが、こういうのはいい傾向なのでしょうか。どの競技にも Don't の網がかかっている、今や無敵のPCに呼応した反勝利至上主義ってのと背反しないのでしょうか。

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準備

2023-01-29 11:41:46 | Weblog

昨日の文章、尻切れでした。別のブログにも書きましたのでよろしければ読んでもらいたいですが、窓口負担の発生とかマスクをどうするとかは些末、本質は他にあるだろうと。得てしてメディアが目を吊り上げて非難するところは下世話系のネタです、井戸端系、床屋談義系です。コロナ用のベッドが足りずに救急車を受け入れられずに自宅で死んでしまうような事態を避けることですね。致命率の低い感染症を総浚えして囲い込もうという方針が(その点では中国のゼロコロナ政策と方針として同じです)原因とわかっていたのに相変わらず軽い症例で法律だからと病床をせっせと埋めたことが原因です。途中から仕方なしにホテル療養や自宅療養と命令を変えたのでしたが、そんなのは命令されずとも「今まで通り」です。風邪引きさんを皆入院させはしません。3年も経ってやっと特別扱いを止めるわけです、ずいぶん前からわかっていたのに。もちろん5月8日を境にがらりと景色が変わるのではないでしょう、いや変更当初はさらに混乱をメディアがほじくり出しては煽るのでしょうが、それも75日の辛抱です。庶民はバカじゃないです。国(厚労省)が飛んでくる非難にどこまで耐えられるかです。早すぎたじゃないか!感染は治まってないじゃないか!感染者が地下に潜ってる!とか何とか想像はいくらでもつきます。知らん顔できるか否か。ま、そのための3カ月間の準備期間ではありますが。皆様もよろしく心のご準備あれ。

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五類

2023-01-28 08:27:53 | Weblog

コロナ感染症の法律上の扱いを現行の二類相当から五類に落とすという話題です。五類とは端的にはインフルエンザ扱いです、TVが言う通り。医療保険扱いですね、ワクチン打つにも抗原検査するにも薬もらうにも窓口負担が要ります。幸いインフルエンザ薬は安価に抑えられてますので、フルセットでもそんなにかかりません。が、新聞にありましたが現行のコロナ用の内服薬、外国産のラゲブリオってのは基本的処方で窓口負担が3万円かかるほどの高価なのだそうです。高額負担はあとで償還されるのですが、それにしても金がかかります。現在はコロナに罹った人はこれの全てが公費扱いです。細かいこと言うと、病院での処置が全てタダで済むのではないですよ。初診料とか検査料は発生します。検査して陽性でない場合は、薬代は公費ではなくなります。メディアはマスクをどうする?負担はどうなる?を強調しますが、これはやはり枝葉末葉と言うべきです。

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突破

2023-01-27 08:28:28 | Weblog

NBL八村が名門レーカーズに移籍して、いきなり試合に出て得点してます。あの黄色のユニフォームはやはりコービーの印象が強いこと。最近はとんと観なくなりましたが、その昔BSがNBLを放映し始めた頃よく見てました、ジョーダン・ピッペンのブルズの全盛時代です、その時からレーカーズと言えばコービーとシャキールオニールで、黄色と言えばと刷り込まれてます。8番はコービーの永久欠番だそうで28を付けてましたが、堂々たるデビューだったようです。強いチームでどこまで張れるか、ですね。黄色が似合うようになればいいですが。

 コロナの5類落とし、5月8日と期日示しました。ううむ。岸田さん、速いなぁ。こんな人でした?こんな印象でした?なんだか妙な自信でもついたんでしょうか。強行突破辞せず。よくTVネタになる強行採決の手前です、どれもこれも閣議で決めてしまう。国会に掛けない。国会の審議に掛けるとなかなか決まらないし、多数派工作も面倒だ、やってしまえ!と。いや、こう思っているかどうかは知りませんが、この手があったかと味をしめてるんでしょうかね。岸田さんて、こんな人だったんですか?相変わらず会見の場での話ぶりは噛んで噛んでの頼りないことですけれど。言葉に酔わない分、堅実?そうでもないような。ううむ。しかし事はどんどん進んでいきますよ。

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反転

2023-01-26 08:28:09 | Weblog

昨日野球選手門田さんの死亡記事件、全国紙は朝日しか載せてないとチクりました、聞こえたのかしら今朝は各紙揃ってコラムで、スポーツ欄で、さらには三面で大きく採り上げてます。今度はそんなに?の感。どの写真も南海ホークスのユニフォーム姿。そうそう。でもあの時代です、パリーグの試合なんてTV中継されることはほとんどなかったです、オールスター戦に出る選手をかろうじて観るくらいのことでした。門田?の方も多かりましょうね。改めて合掌。

 あの森さんがまた言うてます。ウクライナに肩入れし過ぎだ。ロシアは負けない。ゼレンスキーは国民を苦しめてると。ドイツがなんとかいう高性能戦車の供与を渋った末に決定して、アメリカも同じように更なる援護を決定してます。新聞には鈴木宗男も同調しているようにあります。親露の代表格と言えばそうなのですが、この爺さんは確信犯と言うのか、公共事業絡みの口利き収賄というアナログ手法の悪さするのも(今の風潮からは)暴言吐くのも、わざとでしょうなぁ。老害。これで世間が何かに気付けばいいのですが、叩かれる一方ですからね気の毒に。これもこの人のキャラなんでしょうけれど。

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寒波

2023-01-25 08:26:56 | Weblog

温暖の当地も10年に一度の大寒波とかに覆われて一面の雪景色です。雪景色と言うても雪国のそれではなく、うっすら 1㎝ くらい覆われているだけなのですが、雪のめったに降らない、風花が舞うだけで大騒ぎする土地柄です、これは大事件。天気予報はこれでもかと脅かして(注意喚起とも言います)ましたが、珍しくその通りになって。10年に一度という表現を聞いて、50年に一度の大雨とか大地震とか、そういう認識がトレンドなのだなとも感心して。わかり易いといえばそうですが、なんか安直でもあります。当地の朝-5℃だったとTVが教えてくれました。こんな低温は確かに珍しいです。寒い朝でした。

 プロ野球門田博光さんの死亡記事です。十分に有名な選手(のはず)なのですが、朝日と中国新聞にしか載りません。他の全国紙は無視です、明日には載るのでしょうがこんなのは珍しいです。南海の門田という印象です、古い選手です、南海って?でしょう。南海がダイエーに身売りした時に居ぬきを拒んだことも有名でした、王、野村に続く歴代第三位の本塁打数を誇る大打者です。40歳という「高齢」で本塁打王獲った人です。そしてもう一つおぼえているのは誰だったか覚えませんがホームラン打った外人選手をハイタッチで迎えた時に向こうの力が強くて肩関節外したか骨折ったかの負傷した人でもあります。関西弁の一言居士でした。合掌。

 

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鷹鳩

2023-01-24 08:28:17 | Weblog

昨夜の報道ステーションで国会での岸田さんの所信表明演説を受けて担当記者が話してました。へぇ~なるほどと思いました。防衛費の増額、そのための増税なんて話を安倍さんが提案した日には野党が大騒ぎして、それだけじゃなく国会前に反対デモがわんさか押し掛けただろうに、岸田さんが言うとこんなに誰も彼もがおとなしい。野党も騒がない。皆が話を聞いている。岩盤支持者を背景にしたガチガチ保守がこんな話をするのとリベラル色の者が話すのとではこんなに違うのだと。彼は保守とリベラルという表現してましたが、タカ派とハト派ですね端的に。大タカの安倍さんにハト派宏池会の典型岸田さん。ここでも書いてきましたが、きっと誰もがええ?岸田さんがそんなこと言うの?と驚いているうちに次々に「無茶な」計画をぶち上げていく。無茶なというのはこれも誰もが指摘しているように、防衛費や少子化対策に金かけるのはいいけどどこから持って来るの?という肝心な点。だから足りない分は税金だと言うてる!と岸田さんは言うのでしょうが、この物価高の安給料でヒイヒイ言うてる時に増税だ?と反発は喰らいます。でも、それだけです。とても理路整然とした反論。これが安倍さんが言うた日には感情論ぶちかましで、戦争するってのか?!9条を守れ!とこっちでしょう。そうならぬのが確かに不思議です。岸田さんの人徳?いやいや、まだみんなが驚いているだけでしょう。あなたがそんなこと言う?違いますか。

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団円

2023-01-23 08:27:06 | Weblog

昨昼は広島での男子駅伝。都道府県対抗の駅伝は女子の部もそうですが高校生中学生が多く出てフレッシュです、連中の初々しさが好もしいです。47人が走れば個人差のはっきり出るは当然、全国レベルってのをまざまざと経験する場でもあるのでしょうね。あそこに出てくるんですから我が県では一二を争う逸材だらけの筈です、でもあれだけ差がつく。一区はそういう意味では残酷ですな。でもだから一区を走らせろという者もいるわけです。その昔、箱根駅伝で山梨学院大学が留学生という肩書でアフリカのカモシカのような選手を走らせてそりゃずるいじゃろと茶の間を驚かせたのをきっかけに男子の高校駅伝でも実業団駅伝でも多くが受け入れて、しかもどのチームも一区に並べる。するといきなり大差がついて駅伝自体の興味がすっかり殺がれる羽目になって、外人区間というのを設定しているのはご存知の通り。区間記録と別に日本人最高記録なんて別枠を作らねばならぬほどの力の差を見せつけられる。駅伝は一区です。なんてわかったように言うのですが、途中のごぼう抜きも醍醐味です。昔の中電の佐藤とか箱根で言えば早稲田の渡辺、東海大の佐藤、女子で言えば福士とか小林とか、TV中継も心得ていて順位に関わらず画像を送るわけです。ああ、それこそ留学生やアフリカのカモシカたちも。日本人限定なんてやると叱られる風潮です、現にハーフの子が多く出ます、特に女子に多いですね。ダラダラと見続けるは相変わらず好きです。ラストシーンは駅伝と言えばこの男、長野の上野が優勝テープを切るという大団円。最後の直線で沿道に手を振るあたり面目躍如でした。沿道のたくさんの人だかりも映像通してよくわかりました。こうでなくちゃぁ、でした。

 夕は大相撲。貴景勝が押したり引いたり、しばいたりはたいたりじゃなくてなんと投げて勝ちました。投げるかぁ!おもわず叫んでました。こっちも大関が面目保って一応の大団円です。この人の優勝インタビュー、なんとやさしい奴じゃのうと思いました。見た目や態度とは違う人なんでしょうねぇ。初日と楽日の解説は毎場所北の富士と舞の海です。千秋楽の結びで決定戦の様相になった一番、大関と平幕琴勝峰のしきりの続く途中に北の富士がポロリとこぼしました、琴桜さんに負けた思いだなぁと。実況アナが聞き逃さずに「どういうことですか?横綱琴桜ですか?」と問うに「そうだ。琴桜さんとは同時期に部屋を立ち上げて弟子の育成や何やらを競ったもんだ。当初は俺の勝ちだと思ってたけれど、今は負けてるなぁ」そしてぼそっと加えてました、千代の富士が早くに死んだからなぁとも。北の富士は九重部屋の親方として千代の富士と北勝海(現理事長です)を横綱に育てた人、九重部屋を継いだのが千代の富士でした。琴桜は佐渡ヶ嶽部屋で、娘婿が部屋を継いで孫の琴の若が小結です。横綱二人抱えていた当時と現況との落差です。今の九重部屋はこれも弟子の大関千代大海が継いでいるのですが、佐渡ヶ嶽部屋の隆盛にはとても及びません。と、北の富士も琴桜もリアルタイムで観ていた者とすれば彼の話はなんだかしみじみすることでした。実況アナがよく聞き流さなかったことではありますが、だから北の富士の解説に人気があるのでしょうね。

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背反

2023-01-22 11:07:27 | Weblog

少子化対策の会議模様に昨日噛みつきました。サンモニが麻生さんのどこかでの講演の切り取り画像流して非難の対象にしてました。少子化の原因は女性の出産年齢が上がったことだと、例のあの口調で口を捻じ曲げながらドヤ顔で話してました。そのワンフレーズだけです、前後の文脈がわかりませんのでどんな話の流れだったのかは考慮すべきですが、TVはそんなことお構いなしです。彼の発言には違いないことですから。つまり若い女性が子を産まなくなったからと言いたいのですが、こんなこと言うた日には・・と思わないのでしょうねぇ。つまり単純な老害。ジジイの戯言。産む産まぬは女の自由というスローガンに始まって、男女機会均等、男女共同参画施策の当然の結末です。産めよ増やせよの号令でもまたかけるつもりですか?というステレオタイプの批判を誘います。事実サンモニ常連の女教授が言うてました、ジェンダー関連の批判だけではなく、その基に労働時間、労働環境、子育て環境などなど山積なのだと。またかぁ。有識者たちってのはここから離れよう(発想の転換)としないのですね、長年積もってきた問題を大元から解決するなんてできないからこうやってダラダラと少子化が進んできたのに。蒸し返し蒸し返し言い募ることが具体的な解決の邪魔だとは考えない。麻生さんの発言も、女性が早くに出産してくれないことが原因だとゴーマンかましてると受け取るのでしょうが、若い女性が出産しないのは、妊娠適齢(こういう物言い自体がPCの餌食ですが)がつまり社会貢献適齢、キャリアアップ適齢に重なっているからで、麻生さんが育った時代背景は二度と望むべくもありません。だからジジイは黙っておくべきなのです。

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