理由

そうか去年は１０連休だったなぁと、新聞記事見て思い出すことです。TVは言いませんよ全く、この時期コロナ優先というわけです。人が死んでいってる時に慶賀は抑えつけられます。もう一年経ったんですねぇ、すっかり忘れてたです。でしょう？１０連休でしたねそういえば、の感じです。上皇様は公務がなくなったからでしょう、すっかり好々爺というか一気に老いが進まれた感です。こうなるべく譲位（産経新聞は未だにこう表記してます、退位ではなく譲位。こう主張してましたね）されたのですからね。浩宮さんも恙なく過ごしておられましょうが、そろそろコロナ禍に対してのお言葉が出ましょうか。今次は地震や津波やの災害ではないので動きにくいのでしょうが、そろそろでしょうか。と思いつつ、記事を読んでました。
　コロナ感染者、岩手県はずっと０を続けてます。理由は？そう思われませんか。こうなると勢い、持ち込むな！対策に重点置きますね。当然です。そもそも自然発生するものではないのですから、持ち込まねばこうなるという理屈でしょうが、ここまで続くか？です。そっちを聞きたいですよね。

象徴

ポストコロナ（社会改革）の象徴となりそうですね、９月新学期論。否応なく休校を強いられてます、新入生たちはせっかくの新しい環境なのに登校もできないでいる。連休明けの解除などとんでもない、少なくとも５月一杯は経過を追わねばなりません、この半年間の遅れを残りの半年で取り返すはいかに夏休みを返上したとしても困難だ、ならば９月から今年度と設定し直すが一番分かり易く無理のない対策になる、そういう「合意」でしょうね。安易と言えば安易ですがね。外国は９月新学年ですね、それは昔から知らされていることです。向こうは向こう、日本は日本じゃと私は思ってますが、グローバルがどうのこうのと舶来礼賛連中はまるで日本が頑迷固陋に遅れているように罵ってきたのです、ここに新たな展開が来て勢いを得てます。誰もがわかることですが、学校の年度の区切りの変更は全国全校一斉ですから手続きが煩雑でしょう、さらに就活に影響があるわけです、だから変えるに変えられなかった（変えない理由にしてた）わけですが、やってしまえばその時その年の混乱だけで済むわけですね。何年も混乱が続くのではないです、その年だけです、あとは慣れる慣れぬという個人的感想だけです。今回はコロナ感染症という外力のおかげで反対する誰彼を説得する要もなく子供たちの学力教育を人質に取って、外国との横並び（くどいですが私は外国がこうだから日本もこうしろという安直は嫌いです）へ進む気配です。コロナからの解放のシンボルにしようという意図すら窺えます、朝日毎日産経がコラムで採り上げてます。児童生徒学生たちも今年だけこの変更に戸惑えばいいわけです、こう決まれば来年からはこの枠で進むのみです。役場も世の中もすべてがです。岩盤規制ってのが崩れるときはあっけないのでしょう。つくづくこの手の外力の影響を思うことです。
　コロナ感染者数や死亡者の報道にはTVは熱心だが、回復者数を報道しないのはけしからんという意見を見ました。なるほど。具体的には各自治体でプレスリリースされているはずです、当県でも機会があれば知らされます。ですから、恣意にこちらを報道しないのですねきっと。マスメディアの鉄則です、危険悲惨残酷ネタ優先です。この時期妙に安心させる報道はまずいという親心もあるでしょうし。コロナ感染症は指定感染症です、ですからPCR検査陽性者は指定病院に入院です、法律です。感染者が増えて指定病院の病床数が足りなくなっているのが東京大阪埼玉等々の「医療崩壊」の自治体です。当県山口県の例が分かり易いでしょう。指定病床が４０です。4/28現在の累計感染者数が３２人、うち入院者数が８人です（中国新聞4/28）。つまり２４人が退院している。こんな少数で比率を出すのは間違いですが、ちょうど７５％の回復率。入院中の人が重症とは限りませんし、当県では東京大阪と違い専ら濃厚接触者対象です（重症化して入院となるケースとは違う）、このうち多くが退院されましょう。８割は軽症だという一般論をなぞってます。だから安心、となるのが上記の如く今はまずいのです確かに。だから言わない教えない。PCR検査数を増やさない理由もどこにも書いてないですけれど。

斜構

昨夜のBSTBSの報道1930、とりわけ面白かったですよ。医者で反体制派の急先鋒、上（かみ）さんにたっぷり話させたからでしたが、彼は保守系の月刊誌上でもトンデモ野郎風に非難されることもあって賛否相混じる人なのですが、こういう時のぶった斬り方に容赦ないのです、つまり面白い。この番組のキャスターの松原さんは余程にPDR検査数の増えないのが腹に据えかねてるらしくずっとこの話題を引っ張ってる（だからこちらもあれこれ知ることができたのですが）のですが、この人がバッサリやります、厚労省のサシガネだ、そもそも2種感染症に指定したことから始まってると。世界のどの文献読んでもPCR検査数の抑制を勧めるものなどはない、こんな方針してるのは日本だけだと。ふむ、出羽の守方向はどうかとも思いますし、その正誤評価は終息後に待つしかないですが、そんなに間違ってないんじゃない？と私は思ってますが。で、コロナ関連追加予算6800億円のうちPCR検査の拡張に振り分けられたのが49億円と教えてました。計算するとこれだけの予算では一日1500件がやっとだそうです。おいおい、安倍さんは2万件可能だと吹いてたぞ。そして学生の窮状に補助するって7億円です。今困ってる苦学生は23万人いるそうです。割り算したら一人頭3000円。何？誰が考えたんだ？！アベノマスクに400億だったろう？呆れるのを通り越してますか。やれやれ。

正論

インターハイが中止になりました。競技だけではなく、競技場への移動や宿泊が感染機会を増やすとの判断です。ふむ、誰にも抗えない大正論です、こう掲げられるとアウトです。こうなると向こうに見えるは夏の甲子園です。これもダメになりますね、この理由がそのまま当てはまりますから。無観客でやっても選手の安全には寄与しませんからね。マスメディアは3年生の悲劇と叫びます、哀れみます、世論はきっと同情しますからね。そういう見方が前面でしょうが、側面もあるわけです、あの灼熱の中のスポーツの是非とか朝日（毎日もですが）は青少年に無茶を強いて利益を得ていたのだとか、こんな社会大実験はこんな緊急事情でなければできぬことですから、経済だけではなく社会学的にも学者たちにはまたとない題材の連続なのでしょう。夏までにはとても終息しないだろう。誰もが感じ始めていることです。意外と気温が上がると収まるかもしれませんし、どんな薬が登場するかもしれませんが、ダラダラと続く気配が濃厚です。とりあえずはこの連休です、その結果の出る5月下旬です。ここです、皆さま。ご留意ください。

心根

大阪のパチンコ屋騒動、どうなったんですかね、不思議にTVが報道しません。新聞コラムは昨日ここで言うたように、減るどころか・・の状態を教えてくれてますが、ニュース番組は採り上げません。逆効果だからでしょうね。知事の要請聴かずにこれだけ集まってる、ヤレヤレ調の報道したら、おお、ワシも行くでぇとなるに違いないです。彼らの理屈は単純明瞭です、開いてるから行く。行くなちゅうなら開けるなや。開ける方（店側）もこうなること読んでましょうしね。これだけ需要があるやないか！イタチごっごかモグラ叩きか、抑えれば抵抗するの世の常ですな。昨日も書きましたが、府知事はきっとこっち側の気持ちもわかる人（こっち側の組の人）だと見受けるので、余計に強く出るのやもしれません。お前ら言うこと聞けや！彼の表情や目がそう言うてます。と見受けます。懲らしめの意味での公表でしたが、あそこが開いてるとの案内宣伝になったわけです。新たな客を掘り起こしたわけですね。彼もわかっていたことでしょうけれど。
　コロナ感染者数が韓国を抜いたんだそうです、そして現在進行形でどんどん増えてる。PCR検査がどうのこうのではなく、国民の行動が批判（疑問）の的なのだそうです外国人から見ると。ひとえに外出規制が中途半端なことです。東北大地震の時にあれだけ被害を受けても自制のとれた、公を優先する行動をとれる日本人が、どうして？だそうです。そうか、そういう比較か。この辺りも日本人ですよね。という感じはこれまた日本人じゃないと分からないと言うべきか。あれとこれは別。ですね。憲法に非常事態宣言がない、強権が許されてない、どこまで重要事でも日本では強要はできぬ要請止まりだ、これも外国との比較で言われること。端的には都市封鎖（ロックダウン）などはできない。外出禁止なんてお触れは出せない。法律を盾に出さない。外国は性悪説に拠り、日本は性善説に則ってるとよく言われますね。暴動や略奪が起きないどころか、水や物品の配給には長い時間整然と並び待つ、並べと言われなくても皆待つ、それを当然と思う心根。これを古来連綿と受け継がれてきた文化民度国民性と言わずになんと言う、ですが、それは措いて、要請で事が済む、罰則で脅迫せずとも言うことを聞く（公意識が強い）国民性は確かにあるわけです。でも、開いてるパチンコ屋に行く。３密避けろと言われれば、海に出かける。ここの所が外国人には理解し難いのでしょうが日本人には分かりますよね。困ったことですが、苦笑いして首竦めるしかないです。あれとこれとは違う。これも誰もが持つ心根ですから

無頼

大阪府知事、言うこと聞かぬ輩に業を煮やしての態で、休業要請に従わぬパチンコ屋の名を公表しました。いや、この御仁、顔や所作見てるに結構やんちゃな奴だろうと思ってました、橋下松井に伍するタマであれば、お前らええ加減にセーヨと前に出る。その辺りのお行儀のいい官僚上がりの知事とは違い少々の柄の悪さにはついて行ける人なんでしょう、きっと今までの丁寧な行政要請に対して腹の立つ応対されたんでしょう（会見でも言うてました）。でも、きっと向こうさんはそこに集まってきますよ。おお、あそこが開いてるんかと。やってくる人がマイクに言うてました、開いてるから来るんや。閉まってたら来ぃひんわ。だから閉めろと知事は言うわけですが、従業員の雇用を守る、生活を守ると正論を表に出しながら、何言うとんねん！そんなこと聞けるか！と開けてるわけです。こういう時は関西弁の方がニュアンス出ますね。お上に反抗する、なんて構えた理由ではなくて、なんでお前らの言う通りにせなあかんねん？！です。外野の興味とすれば、６店中２店は要請受けたそうですから、残り４店。ここにわんさか集まって欲しい気がしてます、不謹慎ですが。開いてるから来たんや、何が悪いねん？。期待通りの風体で、期待通りの言葉遣いで吹いてほしいと、期待してます。それに対するやんちゃ知事の応対も面白そうじゃないですか。不謹慎です、わかってます。

転換

収容病床不足を理由にコロナウイルス感染陽性者で軽症者や無症候者は自宅療養か借り上げホテル（宿泊施設）に仮り置くとやってきましたが、病状急変増悪で入院前に亡くなる例が現れ、また女優の岡江久美子さんの死亡もあって、厚労省（相）は慌てて自宅療養は選択肢から外すと言うてました。ふうむ。収容先確保が解決したわけでもない時点でこんなに慌てて方針変更するはどうですかね。これを教訓にして各例しっかり経過を追いかけろ、かかりつけ医よ、保健所よ、今一段階警戒を強めよ、とすべきでしたね。もっとも陽性者となってしまうともうかかりつけ医の管轄ではなくなるのです、それが法律です。が、かかりつけ医を持っておられれば相談に乗ってくれましょう、どうぞ頻繁に症状の変化を電話連絡してもらいたいことです。直接の対応は保健所マターなのですが、かかりつけ医も是非「ご利用」いただきたいと思います。で、今後です、自宅療養をいけないこととされてしまうと、初期対応に支障が出ます。誰もが最初は自宅療養なのですから。ここですね。医療崩壊を促進せねばいいですけれど。

余波

アサヒノマスク。積もり積もってる朝日新聞への対抗心敵愾心で記者の質問に口撃して、当の朝日の反安倍先鋒高橋女史からさっそくあらぬ方向への攻撃だと彼女のコラムで逆におちょくられてますが、今度は当の大阪泉大津市の市長が官邸に乗り込んでマイクの前で、ネットで非難されるようなぼったくり商売ではない、偽物ではないと抗議してます。老舗の織物会社が手作りで製造した高品質ものだと。ふむ。この人の短気には困ったもんですな。困ったことは他にも多くあるのですが。カビノマスク。虫が混入してたり、カビが生えてたりでこれまた散々ですが、これが民間の製品なら全品全ロット回収だ！と非難されてます。その通り。まさしくリコール対象です。昨夜の報道1930でやってましたがアベノマスク466億円の支出が怪しいんだそうです。輸送費が100億、製品費用が300億。日本の業者3社が納入してるがそれを合算しても90億円程度なんだそうです。納入会社がもう一つあって・・とそれ以上は口濁してましたが、おいおい200億円どこ行った？こんなことでピンハネするか？
　広島県知事が、県職員への分配金10万円を県の支給分に回したいと発言したことを翌日に撤回してます。真意が伝わらなかったと言うてますが、真意もなにも、あの発言を他にどう受け取れってんでしょうね。公務員は給料減らない（世の中の景気に左右されない）んだからそれくらいしろよという思いもありますが、それこそ個人の権利なんて話になって、撤回が正解ではありますがね。不細工なことでした、公共心公僕心は理解しますが。
　コロナの専門家会議が他人との接触を必ず８割減らせと改めて言うてます。そのためには買い物を通販にしろとまで言うてます。ああ、稼ぎ時ですねぇ。お上のお墨付きが出ました。一方で街の店がどんどん萎む。仕方ないことですけれど、これでいいのか？ですね。

功罪

アベノマスク、アサヒノマスク、そしてカビノマスク。アベノマスクの評判は散々ですが、実際に配布されてきて、有難いという声の一方で、子供用？役に立つの？の非難も当然あり、配達費用加えて466億円も使うんならもっと他に使えよとの批判に繋がってます。その通り。で、そういう批判をした朝日新聞の記者に対して記者会見の場で「御社もネットで高価なマスクを販売してるじゃないか」とやったことが話題になっててこれをアサヒノマスクと呼んで茶化すのです。昨日の毎日新聞に詳しいのですが、確かに高価で2枚で3300円！大阪の老舗繊維メーカーの手作りモノ、高いだけあって品質は保証されてるそうですが、これを朝日新聞の通販サイトで販売してたのを安倍さんが揶揄したという顛末。で、今次の全国配布される（予定の）布マスク、いざ届いてみると虫が混入してるわ、カビが生えてるわで、おいおいとなってて、これをカビノマスクと皮肉るわけです。ミャンマー製だとか見ましたが、言う所の安かろう悪かろうですな。余程に安いのを求めたのか、これしかなかったのか、どちらもだったにしても、今や布マスクは各々の手作りのおしゃれ系に進んでます。これが文化になればまさに余禄という感じですが、その布地やゴム紐も品薄だそうではあります。再びマスクは中国から送られてきているようです、この中国依存からの脱却がコロナ禍の功罪の功になることを望みますね。

中止

「追い山」舁けぬ夏。新聞見出しです。こういうのを久しぶりに見ましたね。地元民じゃないと？？？のフレーズです。全国的に有名な博多の山笠、今年はコロナ感染禍のおかげで中止になったそうです。私は見たこともないのでへぇ～だけなのですが、博多出身の芸能人の多くが自慢する行事ですよね、チューリップのそんな歌があります。繰り出す山車を舁山（かきやま）と呼ぶ、それが街を駆け抜けるのを指して追い山と呼ぶ、と記事に解説があります。舁くは「籠を舁く」のかくです。背負う、担ぐ、の意ですね。他の記事には、京都祇園会の山鉾巡行も中止になったとあります早々と。そうかぁ。今年は全国どのイベントもダメですね。春休みもGWも消えたとは先月当初の見出しでしたがの、夏休みも秋の行楽も吹っ飛びそうです。こりゃまさに国難ですな。どこかに攻められて破壊されての戦争ではなくて、メディアが頻りに言うように見えない敵に翻弄されて経済が止まる。辛抱だ。なのですそうはわかってますが、いつまで続くんでしょうね。いえ、やがて必ず終息するんです。それもわかっていますが・・、です。辛抱ですぞ、皆さま。