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柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

言葉

2025-08-22 08:28:33 | Weblog

昭和100年戦後80年というキリの年だからでしょう、各紙それぞれに特集モノを組んでます、それぞれに読み応えがあります。朝日が読売が、です。面白いですよ、勉強になりますし。カープと核廃絶の中国新聞もそうですが、カープの初優勝から50年です、これもキリの年。日頃のスポーツ欄を勝っても負けてもほどんど一面カープ記事で埋めるこの新聞です、1975年当時のあれこれが面白いです。毎日毎日届けられる新聞の有難さを改めて思うこの頃です。

 先の熊本鹿児島、そして今次の東北の大雨、お気の毒ですが、戻り梅雨という表現がありました。いやいや、そんな趣きよりも実害が・・は承知の上で、この言葉遣いですねぇ。言葉の文化と言うべきか。寒の戻り、もそうですね。日本語に限ったことではないのでしょうが、言葉(母国語)こそが文化なのでしょうねぇ。

 広陵高校、名物監督の退任で幕が下りるかどうか。どこの甲子園常連校もこういう文化の下で経過してきているはずです。田舎の我が母校でも同じようなことです。それを伝統と呼んで見過ごしてきたごまかしてきた、誰かが端緒を切ると噴き出してくる。SNSの力ですねぇ、これはすごいこと、まさに怖るべしと思いますね。

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色合

2025-08-21 08:29:36 | Weblog

新聞の川柳コーナーにありました、トランプを木に登らせて策を練る。うまいですねぇ、まんまとその策は当たりましたから。まず相手を褒めおだてるは外交の常套策と言いますが、それは日常会話でも同じことですが、それが通じるかそうでないかはまた別の問題で。トランプさんには通じたのでしたが。

 昨夜全国あちこちで見えたという火球(隕石かもしれぬそうです)、TV映像で見るばかりですが、なんと大きい、そしてなんと明るいこと。一瞬まるで昼の明るさです。激しい稲妻もこんなようですが、光ってる時間が長く思いました。専門家がこんなのは珍しい、私も肉眼で観たかったと言うてました。年に一度あるかないかとの表現ですが、他に数年に一度というのもありました。年に一度あるかないか=数年に一度、ですかね。珍しさを強調するには前者ですか。ニュアンスの違いは面白いことです、これが言葉の面白さです。half full or half empty? これも有名な対句ですが。

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圧力

2025-08-20 08:26:24 | Weblog

ゼレンスキーさんだけでなく英仏独伊首脳とEU代表がアメリカで一堂に会するということ自体が、「米欧結束は大きな対露圧力」だとの評価です。確かにそうでしょうけれど、本当にプーチンさんがそう思っているかどうかは別で。どのメディアも、とにかくトランプへのおべっかから始まって機嫌取りを第一に各員考えていたと言います。ゼレンスキーさんも先だって言い争いの端緒になった服装を変えてきてました。さすがにドレスコードに沿ったネクタイ姿ではなかったですが、戦闘モードは変えないまでもTシャツではなくジャケットでしたね。先だってそれを指摘した記者が今回も同席していて、今日は服装が違いますねなんてツッコんで、ゼレンスキーさんが「あんたは前と一緒だな」と笑顔で返してました。なんて違うんだ、とにかくトランプを怒らすな一色、気遣いでピリピリしてる!観ていて者も感じることでしたが。で、地上軍は欧州諸国が、空軍は米軍が担当するなんてことに同意されるようです。プーチンさんの要求の一つ、NATOから剥がす、ウクライナの丸腰化するに対抗してるのですね。それこそがゼレンスキーさんの停戦条件ですから。その上で東部二州の割譲に応ずるかどうか。ううむ、素人目にも交渉は進んでますよ。今回の西側の集合は効果あったのでしょう。

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推移

2025-08-19 08:29:47 | Weblog

先のプーチンとの会談に続いて、次はゼレンスキーに、そしてその後に欧州首脳たちと会見を続けてますトランプさん。こういう経過であれば答えを出さねばならぬことでしょう。メディアや専門家たちの評価はプーチンの思惑通りというものですが、どうなりましょうね。領土の割譲とウクライナの無力化という両得が見えてるのですからプーチンとすれば笑顔も出る筈で。でも、それでは軍事力による領土侵犯を認めることになります、隣接する欧州諸国ははいそうですかとはいきません。NATOが紙くずになってしまっては・・。フィンランドやバルト三国、ポーランド、他のかつてのソ連に組み込まれていた国々は枕を高くして眠れぬという事態です。ドイツの首相が代表して会見してましたが、NATOだけではロシアに相対せない、どうしてもアメリカの後ろ盾が要る、そういう事情が垣間見えるわけで、トランプの「不安定さ」こそが世界を揺さぶっている状況です。来いと言われれば行くしかない。忸怩たるところでしょうねぇ一国の長として。

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季節

2025-08-18 08:27:16 | Weblog

今朝蜩が鳴いてました、カナカナです。まだツクツクボウシは鳴かないうちにです。そうかぁ、季節は巡るかぁと。毎日酷暑が続いているのですが、すぐそこで秋が顔を見せている。盆過ぎると段々日が短くなっていきます、夏休みが終わる頃の物悲しさです。暦の上ではという枕振りですけれど、次の季節はそこで待っているという感じです。暑いですけれども今日も・・。

 トランプさんがプーチンさんに領土割譲を提案していると記事です、ゼレンスキーさん抜きで。今までも戦争当事国(勝者側)が敗者側を交えずに戦後の相談してという事例はいくつかあって、先の大戦のヤルタ会談が直近ですか、またそれと同じことやっているとの批判です。領土の割譲なんてゼレンスキーさんが受け容れる筈がないし、それを認めたら軍事侵略した者勝ちだと公言することになります、欧州各国が反対するのも無理はありません。次はうちだ、だからです。どうなりましょうねぇ。

 藤浪が横浜に帰ってきて初登板してます。ぶつけられたら災難だとばかりに、横浜はスタメンに全員左打者並べてたそうです。ネットでさんざん書かれてます、あの制球難で主力を潰されたらかなわんと言うわけです。5回投げて5三振で。ま、5回投げられたら上出来でしょうよ。四死球で自滅してすごすごアメリカから帰ってきた御仁ですから。でも、これで先発の一枠でしょうか。

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平和

2025-08-17 11:08:45 | Weblog

8月ジャーナリズムは戦争と平和話題です。今年は区切りの敗戦80年で各紙例年より紙幅を割いている印象です。満州朝鮮からの引き上げ時の悲劇(五木寛之氏の文書や談話が目立ちます)、千島樺太での惨劇、忘れてはならぬ風化させてはならぬという定型句も妙に声高です。石破さんが談話を出す出さぬで話題になってます。先の8月15日の戦没者慰霊式典の挨拶で何年ぶりかに首相として反省という文言を使ったと、そんなことが話題になるほど未だに日本ジャーナリズムは戦争アレルギーと言うか片言隻句に拘る言葉狩りに終始する情けなさですが、石破さんももちろんそれを知って敢えて使ってます。食傷ですねこういう予定調和は。などと言うと、それもこれも政府が国として公式に戦争の総括をしてないからだとオウム返し的に首を振りながらたしなめられて、それ以上の議論を許さず思考停止してきた80年です。その関連記事です。石破さんが談話を出すのは8月15日ではなくて9月2日だろうとの読みがあります。8月15日は日本がポツダム宣言を受け入れて戦争やめると天皇陛下が国民にラジオで通告した日であって、日本人が勝手に終戦(敗戦でもなくて)記念日としているだけだ、公式に戦争が終わったのはミズーリ艦上で連合国側と終戦調印した9月2日なのだという側面は昔から読み聞きしていましたが、軍事オタクで鳴らす石破さんがそれに拘っているのだろうとの推測です。あり得ることです十分に。で、これは初めて読みましたが、正式に戦争が終わったのは昭和27年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効をもってしてであるとの考えもあります(産経 8/13 正論)。7年間の占領期間(occupied Japan)はまだ戦時下なのだという考えですね。4月28日を国民の記念日としてもっと啓発せよという意見はよく読みます(4月29日の昭和天皇誕生日の前日であるところ連合国側の意図が仄見えるという説も)。7年間占領下にあったという史実を私たちは学校では習いませんでした、あなたもそうでしょう?8月15日に終戦して、国民は苦労して焼け野が原から復興を遂げその後世界の驚く経済発展を成し遂げました!というのが教科書の流れでしたよね。主権回復という国の国民の一大事をこれだけ無視してきた国(国民)ですから戦争の総括、つまり敗戦因を検証することなど誰もしなかったわけです。中国もロシアも9月2日を戦勝記念日と定めてます、それに迎合することは8月15日以降のソ連の満州千島樺太への侵攻を認めることになるという説も読むに、なんと日本は曖昧に過ぎてきたことなのかと呆れるのですが、それが敗戦国の悲しさと混乱だとこれにももちろん擁護論はあるわけです。私たちが受けてきた教育は正しいか間違いかというレベルの一つ前、事実を隠してたんですね。日本の8月の平和論には大きな欠陥がある、日本人の平和論はお花畑論とよく批判されますが、これを強烈に批判する論が載っています、是非ご一読あれ(産経 8/16 古森義久 日本の8月の平和論に欠陥)。

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会見

2025-08-16 08:28:38 | Weblog

たった今NHKでトランプ・プーチンの共同会見の映像見ました。アラスカでの開催、日本でなら金屏風なのでしょうが後ろの衝立に PURSUING PEACE と大書きされてます。さよう、それを私たちも期待しているわけですが、この二人のタヌキはマイクの前では晒しませんでした。プーチンはアメリカとの関係の悪くないことを強調するばかり、トランプはトランプで最重要課題について合意できることだろうと言うばかりでした。つまりまだ端緒が開かれた段階というわけです、二人が一堂に会するという事実こそが目的だと。ゼレンスキーさんの感想を聞きたいですねぇ。今も尚爆撃は続いているのでしょうし。

 知床羅臼での登山していた若い衆がクマに襲われて殺されたと報道です。で、その後まもなくにハンターが熊3頭を駆除したとも伝えられてます。うむ。市街地に出てくる、畑を荒らす、殺傷事件が起こる、これは行政として駆除に進まねばならぬことだと思いますが、今次は向こうのテリトリーに入り込んでの事件ですからねぇ。駆除された3頭のうち2頭は母熊についていた子熊だったと聞くと、可哀想に思いますね。勝手な感想ですか?住み分けると簡単に言いますけれど、ここですねぇ。

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不備

2025-08-15 09:33:49 | Weblog

万博、なんとも不細工なことでしたねぇ。3万人が帰宅困難となって開放されたパビリオンで一夜を明かしたそうです。もっと対策できなかったんですかね。記事にはJR環状線を終日(つまり夜通し)運行させたとありますがそれが解決策にならなかったわけです。近くの駅が遠かった?最寄りの駅までとても歩ける距離じゃなかった?そこのところ知りません。外人客も多くいたでしょうから、それ思うにこういう時の対応のまずさは叱責されるべきでしょう。地下鉄が不通になるだけであれだけ影響が出るということは、代替アクセス路がなかった(役に立たなかった)ということです。大雨や災害じゃないんですから陸路(道路)をバスでどんどん運べばいいのにと思いますが、それもできなかったからあれだけ積み残したんですね。何故できなかったんでしょう。そういう造りにした、つまり設計段階での咎めになりますまいか。具体的な原因についてではなくて、こういう事態を想定してなかったのか?の咎め。主な輸送路が不全に陥った際の代替策。想定内想定外という思考停止方向ではなくてです。「行きはよいよい帰りは怖い」では世界に向けて日本のブランドが傷つきませんか。あれだけインバウンドインバウンドと叫んでおきながら、特に安全確実な交通網を世界に喧伝誇っているそのしりから、の態。TV観ている分にはこの事態に対しての責任者の弁は軽いと言うか他人事の感でしたね。すみませんでした~の調子。平身低頭ではなく。会場のトラブルじゃなかったからですかね。地下鉄のことまでは私共には‥の態。迷惑被った来場者にとっては同じことですけれどねぇ。折角の盆休みに田舎から楽しみに訪れていた人たちにはまことに災難でございました。

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肯綮

2025-08-14 07:46:41 | Weblog

19.2秒。すっかり向こうのペースになってますね、伊東市の百条委員会。TV画像ではそこの切り取りだけですが(しかも聞こえにくい、テロップで読むだけです)、ネットではボロクソです。質問する側がヘタレだったそうです。市長の元々のキャラももちろんあるのですが、弁護士の思うように進んでいるんでしょう。委員会側(市議たちでしょう)もそれなりに準備はしてるはずですが、兵庫県知事のあれのデジャブ―です。押し切れない、崩せない。ま、こちらの期待しているようなドラマにはならぬにせよ、斬りつける方ももっと切っ先鋭く行かねばと思うことです。向こうはのらりくらりと逃げる作戦ですし、あの「チラ見せ」卒業証書が嘘だとバレるまで引っ張るしかないのですから。ちなみに19.2秒の根拠は、当時の会話の録音データだそうです。19秒あればチラ見せではないですか?向こうはそう言うておちょくってる(論点ずらしてる)んですから。

 今次の九州(当県山口も)の大雨は高校野球にも影響を及ぼします。応援団が来られません。予定のルートを使えずに遠回りして時間をかけて。当県代表の高川学園、試合が始まってもブラスバンドが到着せず鳴り物なしの空席が目立つスタンドでした。選手たちにはそれほど影響はなかろうに‥とは思ってましたがドラマは起こるものです。試合途中にやっと到着して(それをカメラが追いかけてました)、彼らが急いで定位置に着いて応援を始めるに合わせて、高川が得点したのでした。TVで聴いている分にも音量の差は歴然でした。結果論ですけれど、そうかぁでした。他に九州のチームの登場が大雨の後が多くて、これも巡り合わせではありました。その後はいつもの灼熱の甲子園です。やはりコンディションのいい状態でやらせてやりたいですね、せっかくの舞台ですから。

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対策

2025-08-13 09:39:57 | Weblog

新聞各紙は御巣鷹山話題一色の態です。8月ジャーナリズムの一つなのでしょうが、昨夜の報道1930でも改めて検証してました。そんなに?正直な感想です。この事故はボーイング社の修理不備が原因だったとされてますが、その他の因の航空機事故を今後防げるのかという建設的な内容ではありました。先のインドの事故や、当時流行語にもなった羽田沖の逆噴射事故のように操縦士の誤操作(わざとであれ偶々であれ)の問題をどうメカニックに防ぐかということです。非常時に対する備えに対してまでもコンピュータ制御する考えももちろんあるが、今度は誤作動の危険を排除できなくなると言うてました。本当の非常時かどうかを判断するのはやはり人間の経験と判断なのだということです。で、そこを外す(正常な判断できない)操縦士を事前に排除することもできないのだとの話でした。ヒューマンエラーをコンピュータAIが抑えられるかの方向でしたが、その逆はどうなのかです。誤作動を人間が止められるか。夜中に非常ベルが鳴ったり、火災報知機が誤作動して水浸しなんてのはまだ笑い話で済みますが、先の横浜の花火火災のように一旦走り出すと途中で止められないことも多いのでしょうし。技術はどんどん進みデジタル制御は精緻になっていくのでしょうが、正月の羽田の自衛隊機の誤進入しての着陸機との衝突事故のような勘違い事故はヒトが操縦する限りはなくならないことでしょう。あれは管制塔の混雑さ具合が問題にされてましたが、あれも職人技の一つで、そういう属人能力頼りのオペレーションをなくさねばならぬのだとの方向です。40年を記念して、の意義はあることなのでしょう。

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