柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

戦略

2015-02-25 08:25:18 | Weblog
革命とまで呼ばれているシェールガス油田、原油安を受けて多くが倒産するだろうと予想されてるんだそうです。その真偽のほどは措いて、この原油安を敢えてこのままにしておいた中東OPECの判断が当たったということですよね。原油の供給量を減らせば価格は保てるのにそうしなかったのは、どんどん安くなればシェールガス採掘のコスト割れするだろう、それを狙うって話でしたよね。まさに肉を切らせて骨を断つの実践ですか。原油安はそのままガソリン代に反映されて130円切るなんてのも見たことないなぁと、一時は200円になるんじゃないのかと思っていたのが嘘のような下がり方でした。私たちにもその辺り実感できたことですが、競争社会の戦略の恐ろしさというべきなんでしょうね。従来の採掘もシェールガスにしても化石燃料には違いないことで限りのあるものですが、メタンハイドレイト等と並んで新たな資源としての注目、それはひいては全世界を利することだとも思うのですが、現場では単純な競争です、相手を潰せ!これが資本主義、新自由主義、弱肉強食の世界と言うわけです。感心します。
 川崎の13歳男児殺人事件、週刊誌が出る前に珍しく結構新聞が詳しい所まで載せてます。隠岐の祖母様のコメントが載ってますが、両親が例によって出てきません。1月からぷっつり登校しなくなっていて、学校が盛んに母親に連絡取ってたことが明らかにされて、ここは学校や教委の保身行動(言い訳)ですが、母親が言を左右していたそうです。子がグレていくのを止めない?父親はいないようです、家庭の事情で母親と5人の子が横浜に戻って来ていた、母親が働いていたそうです。こうやってドラマの背景が作られていきます。私が思っているような憤り、それは母親(父親も)への咎めですが、が喚起熟成されていきます。週刊誌が楽しみですが、先の和歌山の事件と言い、被害者もすっかり晒されるところ怖いことではあります。やはり親の責任は大きいですね。ここは外してはならぬと思いますよ。
 
コメント
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