野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



この春、大阪市内の公園に渡来したオオルリをできるだけ大きくした写真も紹介しておきます。

オオルリなどの野鳥は警戒心が強く、なかなか近くに寄れません。従って望遠レンズを使っても、大きく写すには限界があります。

そこで、望遠レンズで撮影した写真を大きく見えるようにトリミングしてみました。・・・上の写真のトリミング画像です。

最近のカメラでは、ある程度トリミングしても(ピントさえ合っていれば)画像はあまり劣化しないようです。

下は、背景のグリーンと瑠璃色(光沢のある青色)が際立つ写真となりました。

翼の複雑な瑠璃色が目立つオオルリ

腹の白さが面白い写真ですが、背景がややうるさいのが難点。

トリミングした結果、背景がボケてオオルリが際立つ写真。

かなり強引にトリミングしてみました。この程度までは何とかみるに堪えられるのでは無いでしょうか。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




近所の干潟でシギチドリ(メダイチドリ:右の2羽、トウネン:左端と左から3、4羽目)を撮影していると、見慣れない野鳥(左端から2羽目)を見つけました。

写真をトリミングしてみると、トウネンよりもクチバシが長く、頭部から腹部が赤褐色の野鳥です。

どうやらサルハマシギのようです。・・・天気が良ければ頭部から腹にかけての赤褐色が、もっと鮮やかに写ったと思います。

サルハマシギが8羽のトウネンを引き連れて手前の磯に移動。

体の大きさだけでなく、トウネン(腹部)の白さにくらべると、サルハマシギの(胸から腹部にかけての)褐色が際立っています。

サルハマシギの越冬地は東南アジアからオーストラリア沿岸で、日本を経由して繁殖地のシベリア北部沿岸地方に向かうようです。

2018年春の環境省による全国調査によれば、サルハマシギの渡来数は全国で29羽、コシャクシギ30羽やアカアシシギ30羽、オオジシギ34羽などと同じくらい。・・・翼の裏側は白

その渡来数よりやや多いのがコオバシギ37羽、ヒバリシギ38羽、オオメダイチドリ54羽など。・・・サルハマシギの尾羽根は全体が白く淡い褐色斑があります。

良く似たハマシギ(下の写真)は白い翼帯が目立ち、尾羽中心部には(上尾筒が伸びた)褐色の縦帯があるのでサルハマシギと識別できそうです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




コロナの非常事態宣言で閑散としている市内の公園を歩いていると、野鳥写真を撮りに来ている知らない人に電話がかかってきて、声が聞こえました。

「何や、ウン・○○公園でサンコウチョウ?・フーン・判った」というやりとり。

電話を受けた知らない人は、移動する気は無さそうでした。が、ここから○○公園までは20分くらいの距離。

今の季節、大阪市内の公園に毎年サンコウチョウが渡来してくる事実は以前から知っていました。

但し、渡来数が少なく、すぐに飛び去ってしまうことが多いので、その写真を撮る機会が無かったのです。

早速移動し○○公園に到着、野鳥撮影用カメラを持った人を見つけ、サンコウチョウの出ているポイントを教えて貰います。

10人くらいのカメラマンがカメラを向けている集団を見つけ、さっそく仲間入り。

野鳥撮影を趣味にしてから3年余り、サンコウチョウを初めて撮影することができたました。

こんな野鳥が東南アジアから毎年渡来してきていることを知らない大阪市民は多いと思います。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




近所の干潟にクチバシの長い大きなシギが渡来してきていました。

頭部から翼、背中が黒褐色の縦斑のある淡い褐色です、それならホウロクシギ(環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定・全長63cm)でしょう。

アメリカの図鑑(SHOREBIRDS)によれば、日本に渡来するのはFar Eastern Curlew(全長60~66cm)とあります。

彼らはオーストラリア、ニュージーランドニューギニア等で越冬しロシア東部に渡って繁殖する途中、日本に飛来する旅鳥です。・・・ホウロクシギの翼の裏は褐色

北アメリカにもカリフォルニアからメキシコ西部で越冬し、カナダで繁殖するLongーBilled Curlew(全長50~65cm)がいてホウロクシギと良く似ています。・・・下はダイシャクシギ(全長60~66cm)で翼の裏は白く見えます。

ホウロクシギのクチバシの長さは、手元の図鑑(日本の野鳥590)に記載されていませんが、前記のアメリカ図鑑を見ると12.8~20.1cmとあり、全長の1/3がクチバシです。

下の写真のダイシャクシギ(Eurasian Curlew)のクチバシもアメリカの図鑑には記載されていて、メスの方が長くて12.3~19.2cmとか。・・・ホロクシギの方がやや長い

ダイシャクシギを正面から見ると、喉が白く、胸は白い羽毛に淡い褐色の縦斑。・・・下はクチバシの長さが強調されたポーズです。

ホウロクシギも同じポーズで。喉が淡い褐色の羽毛に暗褐色の縦斑ということで識別できそうです。・・・クチバシは20cmほどですが写真では長く見えますね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




近所の干潟にチドリの仲間のメダイチドリ(全長20cm)が渡来してきています。

東南アジアで越冬し、繁殖地の千島列島、カムチャッカ半島などの極東地域に渡る途中、大阪に立ち寄る旅鳥です。

下の写真の中央2羽と左端がメダイチドリ、足の黄色い後ろ向きはキアシシギ(25cm)、右はトウネン(15cm)

下の写真には7羽のメダイチドリが写っています。右端の飛んでいるのはトウネン

2羽のメダイチドリが飛び出しました。右端は西行法師の和歌に登場するチュウシャクシギ(全長42cm)

江戸時代前期にはシギとチドリの区別が無くメダイシギと呼ばれていたようです。・・・ここから飛び出したメダイチドリが着地する瞬間の連続撮影。右はキアシシギ。

メダイは目大のことで、他のシギより目が大きくみえることからでしょう。・・・メダイチドリの翼の裏側は白から薄いグレーで、飛行中は純白に見えます。

写真の成鳥は、黒く幅広い過眼線のために眼が大きいかどうかよく判りません。・・・体長の大きいキアシシギに遠慮して、そのやや下部に並びました。

しかし、秋に渡来する際の冬羽を見れば目大と呼ばれる理由がよく判ります。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




日本野鳥歳時記(大橋弘一著)にチュウシャクシギの記事がありましたので、近所の干潟に飛来したチュウシャクシギの写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>が引用部

<下向きに湾曲した長いクチバシを持つシギ類は俗にシャクシギ類といわれ、日本では6種が記録されています。そのシャクシギ類の中で最も見かける機会の多いのがチュウシャクシギです>

<シャクシギのシャクとは柄杓(ヒシャク)の杓(シャク)のことで、その体を杓に、クチバシを柄(エ=ヒ)に見立てたネーミングです>

<チュウシャクシギは全国の干潟や草地に渡来、数羽から数十羽の群れでいることが多く、海水域ではカニをよく捕食しています>

<秋に見るシギには夕暮れ時の風情がよく似合い、新古今和歌集に「心なき 身にも 哀れは 知られけり シギ立つ沢の 秋の夕暮れ」という西行の和歌があります>

その意味は<出家して俗世間を捨て、感情を無くしたはずの我が身にも、シギの飛び立つ秋の夕暮れの風情は、しみじみと心にしみる>

俗世間を捨て、感情を封印した(心なき身とした)はずの西行が、シギ(恐らく見かけることが多いチュウシャクシギ)を見て感情的になっているところがこの和歌の醍醐味です。

一方、「心なき身」の解釈には、ものの情趣を解さない自己卑下説がありますが、西行は両方解釈できるように敢えてそう詠んだように思えます。

承久の変で隠岐に流された後鳥羽上皇は、歌人としての西行を高く評価し、後鳥羽上皇が勅撰した新古今集1970首の中で最も多い94首が西行の作品となっています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




近所の干潟の砂の中から大きなゴカイを引っ張り出すダイゼン(全長29cm)がいました。

それを横取りしようと飛んで来たのはズグロカモメ(全長32cm)です。

ゴカイを咥えてズグロカモメの空襲から必死で逃れようとするダイゼン。

ズグロカモメは、ホバリングしながら襲撃のチャンスを伺っていますね。

図鑑(日本の野鳥590)にはズグロカモメの主食はカニとありましたが、ゴカイも食べるのでしょう。・・・2羽がかなり接近

一方ダイゼンの主食はゴカイ類で、ときには二枚貝を丸ごと飲み込むこともあるようです。

翼を広げたズグロカモメはダイゼンよりも大きいですが、体重はズングリ体型のダイゼンと大差無いようなので襲撃を躊躇しているのかも知れません。

ところでズグロカモメはユリカモメの幼鳥(下の写真中央)と良く似ていますが、クチバシの形と色が違うので識別できます。

ズグロカモメが躊躇している間に、ダイゼンはゴカイを飲み込んでしまい、ゴカイ略奪作戦は幕切れとなったようです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




4月から5月上旬、近所の公園に渡来する野鳥の代表は、翼と頭部から背中が瑠璃色(光沢のある青)のオオルリ(全長16cm)です。

そのオオルリの飛び出しと、その飛行写真を紹介しましょう。

普通のカメラで野鳥の飛び出す瞬間にシャッターを押すのは至難の業です。

カメラの連写機能を使っても、1秒間に7枚程度の連写なら撮影できる(フレームに残る)写真は1~2枚でしょう。

従って、この撮影には1秒間に30コマのモードを選択しました。・・・もう一度オオルリの飛び出し撮影開始

またオオルリを含む野鳥は、人から離れる方向に飛び出すことが多いので、後を向いた野鳥の写真を量産することとなります。

またカメラとの距離が急速に変化するのでオートフォーカス機能がなかなか追いつきません。

しかし、諦めずに挑戦すると、ピンボケも許容範囲に納まることがあるのです。・・・これは珍しくこちら向きに飛び出し



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




近所の干潟に飛来したケリ(日本ではチドリの仲間で最大種・全長36cm)の写真と一緒にバードリサーリニュースの記事からケリの手段防衛行動について紹介しましょう。<・・・>が引用部分

 <ケリは中国北東部から東南アジアにかけて分布し,日本では東 北地方から西日本にかけて局所的に生息している。1950年代には東北地方と 関東北部でのみ繁殖が確認されていたが, 1970年代から太平洋側を中心に西日本に繁殖圏を拡大 し,近年では九州北部でも繁殖している>

 <主に平野部の農耕地や河川敷に生息し,草丈の低い湿 地や草原で採食する。主な餌は地表や地中の小動物で、繁殖期には数つがいのテリトリーが密集したコロニーを 形成して営巣するが,単独つがいでの営巣も見られる>

 <繁殖期は3~8月で一夫一妻制。平均2.1haのテリトリーを つがいで防衛し、抱卵は雌雄 が交替で行う。孵化後ヒナは巣を離れ,両親に先導されて テリトリー内を移動しながら自力で採餌する。両親は養育 行為として抱雛,防衛行動を行う>

<ケリの抱卵は約28日で,ヒナは孵化後2日以内に巣を離れる。孵 化後15日前後から幼羽が生え始め,小さな肉垂や翼爪も 確認できるようになり、孵化後44日前後には飛べるようにな ってテリトリーを離れる。孵化成功率は約45%,養育成功率は 約65%,全体の繁殖成功率は約30%>

 <7月下旬以降,繁殖活動が終了したつがいや家族群は10 羽ほどの小群で生活する。10月以降,積雪地 では多くの個体が南下するが,越冬する個体も見ら れる.南下した個体は2月下旬頃に繁殖地へ帰還する>

 <親鳥が捕食者をモビングして巣やヒナを防衛するのは 多くの種に広く見られる習性で、中でもケリ属は特に激 しい防衛行動を行うグループの1つであり,時にテリトリーが隣接する複 数のつがいが協力的な防 衛集団を形成する>

<ケリの防衛対象は、捕食者となり得 る大型鳥類やヘビ類から,脅威となり得ない小型鳥類,さ らにヒトまで多種多様であるが,特に猛禽類に対して集団 防衛が頻繁に起きていた>・・・確かにケリの営巣地近くを歩いていて攻撃を受けた経験があります。

<集団防 衛は捕食者の撃退に効果 的で,防衛に参加する個体 数が多いほど確実に捕食者 を撃退でき 、ケリはより集中したコ ロニーを形成することで集 団防衛という高い防衛力を 得て,捕食者を効果的に撃 退していると考えられる>・・・以前NHKの「ダーウインが来た」でも放送していましたね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




近くの公園の葦原でユリカモメに似た小型のカモメを見つけました。どうやら世界的に個体数が5000羽程度と言われているズグロカモメ(全長32cm)のようです。

良く似ているユリカモメ(下の写真上の2羽・全長40cm)の幼鳥と比べると、クチバシと翼後縁部の色が違っています。

ズグロカモメは冬鳥なので、もうじき繁殖地(朝鮮半島など)に渡去するはずです。・・・クチバシはユリカモメよりも短く黒。

ズグロカモメの夏羽は、ユリカモメと同じように頭が頭巾を被ったような黒となりますが、これはまだ冬羽です。・・・尾羽根の後縁部に黒茶色の帯があるので幼鳥のよう。

世界的に生息数の少ないズグロカモメは、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類にも指定されています。・・・チュウシャクシギの横でズグロカモメが魚を捕まえました。

ズグロカモメは干潟への依存性が強く、カニを主食とするようですが、このときは小魚を咥えて飛び出しました。

飛んだのはチュウシャクシギから横取りされるのを避けるためでしょう。・・・カモメの仲間はどれも良く似ているので識別が難しい野鳥です。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




最近購入した日本野鳥歳時記(大橋弘一著)にキビタキの記事が出ていましたので、その飛び出し写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>が引用部

<5月上旬の新緑の季節に最も似つかわしい野鳥がキビタキです。特に正面から見たときの鮮やかな黄色が印象に残ります>・・・新緑とキビタキのコラボシーン

<南西諸島を含む全国を繁殖分布地とし、落葉広葉樹林などの明るい林を好み5月上旬、木々が瑞々しく芽吹く新緑と共に日本に訪れるという印象が強い野鳥です>・・・飛び出し

<キビタキのさえずり声は美しく「ピリリ、ピーチュリ、ピッププリ、ピッププリ」などと複雑でバリエーションが豊富です>

<時には「ツクツクボーシ」と、セミのような鳴き声や「ケロロ」というカエルのような声まで披露してくれます>

<キビタキは実に巧みに歌う鳥でありレパートリーの広さとその見事さは、森の歌姫と呼びたくなるほど>

<キビタキの英名は「ナルシッソス・フライキャッチャー」ナルシッソスとはギリシャ神話に登場する美少年で自己陶酔者の語源として知られています>

<「ナルシッソス・フライキャッチャー」のフライキャッチャーは、飛行する昆虫類を空中で捕食するヒタキ類の習性からの名称>

<キビタキの美しい姿もさえずり声もオスだけのもの、抱卵や子育ての中心的役割を担うメスは、派手な色彩の無い目立たない姿をしています。猛禽類などに見つかるリスクを低く抑えるためでしょう>



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




コロナによる非常事態宣言で、ひっそりとした公園の階段にこちらを向いている目立たない野鳥がいました。・・・よく見ないと判りませんね。

背中も地味ですが、腹部に黒い斑点があるので越冬地(中国南部など)から渡来したばかりのクロツグミ(全長22cm)のメスでしょう。

クロツグミは殆ど日本だけで繁殖する夏鳥です。このときは比較的近くに寄ってきてくれましたが、非常に警戒心の強い野鳥でした。

従って来日する欧米のバーダーには人気があると思います。・・・少し離れた場所にクロツグミのオスがいました。

但し、クロツグミは明るい場所には殆ど出てくれないので、その姿を見るのは簡単ではありません。

白い腹部にある黒い斑点の形は様々でトランプカードのスペード?ハート?ダイヤ?

やっと発見しても近づくとすぐ飛び去るので大きく写すのが難しい。・・・これは風切り羽が黒茶色なので若い鳥でしょう。

下の写真のアカハラ(全長24cm)は大阪では留鳥、同じツグミ科なのでクロツグミと良く似ています。

こちらシロハラ(全長25cm)も同じツグミ科ですが、冬鳥なのでもうじき繁殖地の大陸(沿海州など)に飛去するはずです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日の記事でも紹介したコサメビタキ(全長13cm)です。

体の割に眼が大きい、なかなか可愛い野鳥です。

ネットで検索してみると、コサメビタキの飛び出しから飛行へと続く写真は少ないようです。・・・枝からの飛び出し

そこで、今回はその飛び出しから飛行までの撮影に挑戦してみました。・・・飛行中のコサメビタキを背後から撮影

ホバリングするコサメビタキ、その尾羽根が12枚あることがよく判ります。・・・上の枝に止まるよう

全長13cmしかない野鳥が飛行する姿を撮影するのは難易度が高いと思います。・・・尾羽根を閉じたコサメビタキ

このコサメビタキは渡来した直後か、同じ場所を何度か往復してくれたので何とかモノにすることができました。・・・コサメビタキの飛び出しシーン

空中に浮きやすいよう、尾羽根を一杯に広げています。

この撮影直後に公園の林の中に姿を隠してしまいました。・・・翼を全開にして飛行



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




コロナによる非常事態宣言で人気の少ない大阪市内の公園には、渡り鳥が次々と渡来してきています。

遠くてどういう野鳥かよく判りません。

今の時期ならキビタキのメスかコサメビタキ、エゾビタキ、サメビタキのどれかでしょう。・・・体に比べて眼が大きいよう。

クチバシと腹部を見れば識別できるのですが、・・・次第に近づいてきました。

下クチバシの基部が黄色いこと、腹部が淡い灰色であることで、コサメビタキということが判りました。

キビタキのメスの背中はオリーブ色(緑がかった灰色)なので、背中が灰色をしたコサメビタキと識別できます。・・・飛び出す寸前

コサメビタキの腹部は明るい灰色ですが、エゾビタキとサメビタキの腹部には暗褐色の斑があるので、クチバシの色がよく判らなくてもコサメビタキであると判ります。

真横に飛び出し、ほぼピントが合っていましたが枝被りが残念。

東南アジアで越冬したコサメビタキは、今の季節に日本に渡来し全国の落葉広葉樹林で繁殖するようです。

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




コロナによる非常事態宣言で人気の無い近所の公園に越冬地から渡来してきた4月の野鳥をまとめてみました。・・・まずはオオルリ

大阪市内の公園に多様な野鳥が渡来してきていることを知らない人は多いと思います。・・・オオルリの背中

オオルリより小さいので素早く動き、撮影の難易度が高いキビタキ

キビタキ若鳥。喉から胸の黄色が鮮やかですね。しかし風切り羽は若鳥特有の茶色で成鳥になると黒に変化します。

アトリもやってきます。

チヨチヨジーという鳴き声ですぐ正体が判りますが、小さいので写し難いセンダイムシク。

コムクドリもいました。

公園に続く干潟にはハマシギとトウネンが渡来

チュウシャクシギ2羽とキョウジョシギ1羽。キョジョシギが飛ぶ姿はシギの仲間で一番美しいと思います。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »