郊外の公園にいる冬鳥(ルリビタキ・オス)を、1/40秒の低速シャッタースピード(以下SSとします)、ISO1000で撮影してみました。
ルリビタキの止った姿だけでは面白くないので、今回は飛ぶシーンを狙った高速SSの写真を紹介しましょう。
ルリビタキなど小型野鳥が飛ぶシーンを撮影するためには、1/2500秒以上の早いSSが必要となります。
早いSSでの撮影は、明るい場所なら問題ありませんが、暗い場所ならISO感度が一気に高くなります。
ISO感度が高くなると画面全体がザラつき、写真の明瞭度が一気に低下します。
ルリビタキなど小型の野鳥は、日の当たらない比較的暗い場所に出没する事が多いようです。
従ってISO高感度によるクオリティ低下を招きますが、翼を広げたシーンを撮影するためにはやむを得ません。
下の写真の場合、明るい場所なら翼1枚1枚がはっきりと見えるのですがISO感度が12800まで上昇したことで明瞭度が低下しています。
下の写真もISO12800。カメラの技術は進化し続けているので、ISO10万を超えても明瞭度が低下しないカメラがいずれ登場するのでしょうね。