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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日に続き、黒部峡谷鉄道の続きです。・・・宇奈月湖と宇奈月ダムと湖面橋

宇奈月ダムは、黒部川の抜本的な洪水調節と利水を目的として国土交通省が設置(工事は1979~2001年)したダムです。・・・ダムによってできた宇奈月湖

宇奈月ダムの建設で、水没した柳河原発電所の替わりに建設された新柳河原発電所(ヨーロッパの城のようなデザイン)発電所。最大出力は41,200キロワットで1993年(平成5年)に運転開始

黒部峡谷の発電所といえば、1956年(昭和31年)に着手した黒部川第四発電所(黒四)の難工事が有名で、その模様は「小説黒部の太陽」に詳しく描かれています。・・・黒部川発電所設置の歴史

黒四の工事の際にも、この鉄道と黒部第三発電所(1940年完成)工事のトンネル(高熱隧道)が大いに活用されたようで、小説の随所に登場しています。・・・黒部峡谷

吉村昭の小説「高熱隧道」には、166℃もある高熱岩盤をくりぬくため、掘削員の背後から黒部川の水をかけ、20分交代で作業させたことが記載したありました。・・・黒部峡谷

高熱隧道工事中にもこのトロッコ列車は活用されたようで、吉村昭の小説にも登場しています。・・・黒薙駅でのトロッコ列車のすれ違い

黒薙駅を出るとすぐ黒薙川に掛かる鉄橋、次にトンネル。英語のホースシューベンド(蹄鉄のようなまがり)

 ページが尽きたので高熱隧道のことは次の記事で紹介することにします。・・・黒部川電気記念館にあるジオラマ模型。中央V字の結合部分が黒薙駅

つづく



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