廃盤蒐集をやめるための甘美な方法

一度やめると、その後は楽になります。

コロナ禍の中で

2020年11月06日 | Jazz雑記



先日ユニオンで聴かなくなった古いレコードを少し処分した時に馴染みの店員さんと少し話をしたが、
今秋の買取アップキャンペーンは不調らしい。とにかく誰も店頭買取に持ち込まず、壊滅的な状況だそうだ。
なんでだろう?と聞くと、老コレクター達はレコードを持って外出する気になれないんじゃないか、とのことで、
間違いなくコロナの影響だろう、とあまり元気がない様子だった。

12月のセールはやるの?と聞くと、一応やろうと思っているけど、このままじゃできないかもしれない、と
いうことだった。

例年なら、この時期はバイヤーが欧米へ買付けに行って持って帰って来た安レコの叩き売りがある時期で、
国内の中古市場ではあまり出回らないタイプの珍しいものが安く手に入るはずなんだけど、今年は買付けに
行くこともできず、そういう楽しい買い物が出来そうにない。私もここ1ヵ月で買ったのは500円のレコードが
2枚だけ、という惨憺たる状況だ。

欧米がまたひどい状況になっている中、日本の街はそれなりに人出は多いが、レコードの方は動きが悪いままで、
受難の日々は続いている。当面は手持ちのレコードたちを細々と聴くしかないかもしれない。


コメント (4)
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