ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

二日続けての紅葉台(11/29)

2015-11-29 | 山歩き
§朝散歩

今朝も冷え込んだ。たぶん昨日と同じ-5℃くらいだろう。
緑の休暇村に駐車している車は霜で真っ白である。
道の駅の駐車場は車は少ないが、トイレを利用する人は多い気がした。
これだけ寒いと、湧き水の給水場の回りも凍結するのだが、不思議と氷さえ張っていなかった。
まだまだ昼間の気温が高いからなのだろう。

日の出までの時間調整のため、魔王天神社まで足を伸ばす。
もう明るくなってきているので怖々しさは無い。
108段の急な階段を一気に(歩いて)上る。
一回も休むことなく上れたので、体調は悪くないのだろう。

活き活き広場まで戻るとやっと陽が昇ってきた。
青空には何本もの飛行機雲が掛かっている。
今飛んでいる飛行機も雲を作っている。今日は出来やすい気象状況なのだろうか。

誰も歩いていない畑とゴルフ場の横を通り、今日は道の無い森の中を歩いて家に戻る。

ルートマップ

車のフロントガラスは霜で真っ白


ちょうど朝焼けが始まった


MGのFが大集合


いつもの展望台から


車は少ないほう


国道沿いの宝石屋の軒先にはころ柿が吊されている


今日は明るい時間の魔王天神社


雑木林を整備してくれると抜群の富士山展望台になるのだが


もう少しで日の出だ


活き活き広場から


サッカーボールも霜で凍っている


飛行機雲がありこちに


畑も霜で寒そう


徐々に陽があたってきた


霜の結晶とは言わないか


道の無い森の中を歩く


別荘地に入る


メイン道路も寒々



§紅葉台

娘達は暖炉の火でマシュマロを焼いて食べることに夢中だったが、少しは綺麗な空気の中で運動させた方が良いと思い、紅葉台方面まで連れ出すことにした。
上のレストハウスまで車で行くことも考えたが、朝とは違って随分と暖かくなってきたので、散歩するのも気持ち良いだろうと思い、馬牧場の手前の駐車場に車を駐めて、上まで歩くことにした。

登り始めると、東海自然歩道の向かう道の方かSUBARUレヴォーグが飛び出して来た。
道を間違えて東海自然歩道向かったのだろうが、少しぐらいの悪路なら4WDなので登れると過信したのかもしれない。
上の広場でUターンした跡があった。

急な階段を上って紅葉台碑まで来る。薄い雲はあるが富士山がよく見える。
そこから更にレストハウスまで登る。すれ違ったハイカーは1組だけと少ない。

レストハウスの駐車場は20台くらいの車が駐まっている。思ったよりも多い。
早速、レストハウスのおじさんに挨拶してお金を払い、展望台に上る。
展望台にいたのは5組10名くらい。
その中に夫婦とその息子と外人の女性の4人組がいて、写真撮影をお願いされた。
大きなNikonの一眼レフで、ご夫婦は使い方が分からないようだ。画面とみたらメッセージが英語表記だった。
外人の女性のカメラのようだ。
息子さんは写真を撮るときに彼女の腰を抱いていたので、婚約者なのだろうか。
息子が国際結婚の親の気持ちはどうなのだろうと考えてしまった。

三湖台に向かう。
もう霜は溶けており、地面は少しぬかるんでいる。
滑るので脇の木道(木枠)の上を歩く。バランス良く木枠の上を歩くのは難しい。
娘達もバランス歩きを楽しんでいた。

三湖台にはここも10名くらい人が樹海の風景を楽しんでいる。
案の定、ぬかるんでいる土が靴に張り付くので、それをこそげ落とした土が彼方此方に散乱しておりデッキの上は汚い。
この粘土質の土はなんとかならないものだろうか。

でもデッキの椅子にに座って樹海を眺めるのは気持ちが良い。寒く無いのが何よりだ。
今日は河口湖マラソンが開催されており、河口湖や西湖の回りは通行止めになっているが、ちょうど先頭集団が西湖の回りを走っているのが見える。

帰りは泥濘と落ち葉で滑らないよう気をつけながら下っていった。

紅葉台碑から


少しアップで


レストハウス展望台から


左から2組めが息子さんとその彼女


南アルプス方面も綺麗


毎回おなじみの方角版


樹海を眺める娘達


ランナーが蟻のように動いている


最後に三湖台からの富士山



お昼は自家製のほうとうでおもてなし



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娘の友達と一緒に(11/28)

2015-11-28 | 別荘生活
§金曜の夜

以前から娘が友達をジラに呼んで、お泊まり女子会を行いたいと言っていたが、娘とスケジュール調整が合わずに延び延びになっていた。
今回やっと招待することになり、金曜の夜にジラにやって来た。
先週の3連休とは違って寒波がやって来ていて、到着した時は-3℃の身を切るような寒さだった。
急いでストーブを点け、暖炉にも薪をくべて燃やしたが、レンガの床はそう簡単には暖まらず、リビングにいても暫くはコートを着たままだった。

娘達は早速、バーベキュー用串にマシュマロを刺して暖炉の火にかざして、少し焦げたものを頬張る。
我々はビールと梅酒でささやかに晩酌を始めた。

§極寒の朝散歩

気温は-5℃、晴れ。
もちろん朝散歩に出かけるのは私一人で、残りの3名は静かに眠っている。
久々の零下なので、フード付きのフェニックスのアウターを着ようと思ったが、娘達が寝ている部屋のクローゼットに仕舞ってあるので着るのは諦めて、ウルトラライトダウンとマフラーで防寒して朝散歩に出かける。
もちろん手袋は必須だ。よほどの寒さで無い限り、カメラのシャッタ操作が押しやすい(年期の入った)革の手袋をはめることにしている。

今日は富士山が見えそうだから紅葉台に向かうことにする。
西の空には、十七夜くらいの月が皓々と輝いている。
さすがに-5℃は最近体感していなかったので寒い。実は昨晩は靴下を履いて寝たにもかかわらず足が冷えてなかなか眠れなかった。
特に国道139号から紅葉台に向かう辺りが冷え込んでいて回りが霜で真っ白である。

今朝は馬牧場の犬は鎖に繋がれていたので、吠えられはするものの、安心して前を通ることができる。
いつものように東海自然歩道を通って紅葉台に向かう。

登り初めて直ぐにあれっと思ったことがある。ここはこれまでと違って寒くない。
少し北寄り風が暖かいと言う訳ではないが、これまでのきりっとしたヒンヤリ感が無い。
多分、西湖の上を渡ってきた風だからだろう。

紅葉台碑まで登って来た。晴れてはいるが青空感が無い。富士山も寒々としている。
先週、高座山からの富士山は8合目より上が冠雪していたが、一昨日の雨と寒さで、富士山は五合目くらいまで冠雪している。

登山道は至る所霜柱だらけである。踏むとシャリシャリと小気味よい音がする。
もっと寒くなると、地面全体が浮き上がった感じになるし、霜柱の高さも10cmくらいになる時もある。

レストハウスに到着した時にちょうど陽が昇り始めて回りが明るくなってきた。
しかし空気中の水分のせいだろうか、富士山は白い霞が掛かって見える。
朝日に映える富士山は山中湖あるいは忍野村からの撮影が良いような気がする。

三湖台の広場は霜柱の海だった。どこを歩いてもシャリシャリと音がして、砂煙ならぬ霜煙が立ちそうな感じである。
陽があたってしばらくしたら溶けてしまうのだろうが。

南アルプスの山々も雪で真っ白で、月と一緒に輝いている。
下からペアのハイカーが登ってきた。霜柱の海に喜んでいるようだ。

そろそろストーブを付けっ放しなのでジラに戻ることにしよう。

ルートマップ

気温マイナス5℃


満月と思われるくらい白く輝いている月


紅葉台碑からの富士山


白く見るのは霜柱


鬼ヶ岳にも朝日があたってきた


レストハウスから、ちょうど日の出の時間だ


2階では干し柿が吊されている


光の加減で薄ぼんやりになってしまう


三湖台の広場は霜柱の海


南アルプスも白く雪化粧している


別のハイカーが霜柱を楽しんでいる


陽があたってくると霜柱の様子が分かる


監視カメラの前から


レストハウスの横から


草木も霜で真っ白


餌皿も凍っている


氷の上に餌を蒔く。すぐに鳥たちがやってきた



§河口湖方面に出かける

天気が良いので、皆で河口湖方面に出かける。

オギノで弁当を買って、河口湖の北岸で富士山を見ながら食べることにした。
オルゴール美術館の裏の岸まで降りれる階段に座って、富士山をながめながらサンドイッチを食べていたら、外人の4人家族に写真を撮って欲しいと頼まれた。
その後もこの階段の周りに人が集まって来て、写真を撮ったり、岸まで歩いて行ったり。
なかなか落ち着いて食事どころでは無かった。

オルゴール美術館に娘と友達二人だけで15分ほど(スマホ)写真を撮りに入場する。
本当は、大人が同伴する必要があるのだが。


お昼の活き活き広場からの富士山


河口湖北岸から


ちょっと美術館寄りに移動して


お昼を食べる場所を探す


一瞬入場したオルゴールの森から


産屋ヶ崎神社から


まだ紅葉が残っていた



§ダイヤモンド富士

花の都公園でダイヤモンド富士が見られるとの情報があったので出かけることにする。
15:00毎に駐車場についてしまったが、どの場所で見るのが一番良いのか分からない。
車の中でスマホで検索していると、車が何台か入ってきて、三脚とカメラを担いだ人が公園の方に向かって歩き始める。
我々も眠っている二人を起こして、後に付いて行く。
結局、花の都公園に向かう木製の橋に多くの人が集まっていたので、我々も橋の上から観賞することにする。
富士山の南側の裾野に雲がわき出ており、綺麗なシルエットではなかったが、なんとかダイヤモンド富士を見ることができた。

この後、花の都公園のイルミネーションを見る予定にしていたが、1時間半も待てないので早めにジラに戻り、夕飯の準備に取りかかった。






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週末ジラ生活 5年間の総括(11/25)

2015-11-25 | 別荘生活
今日で2010年の引き渡しから、週末ジラ生活が丸5年間過ぎたことになる。

この5年間で164回訪問している。これは年32.8回、 月2.7回のペースになる。
また345泊407日しており 月7日間はジラで過ごしたと言う計算になる。

山歩きの実績としては、紅葉台30回(年6回)、三ツ峠13回(年2.6回) である。

この期間の別荘関連の修理は、
①ガレージの屋根(業者)。ウッドデッキの塗装と柵の作成(DIY)、洗面台水栓とお風呂場シャワー水栓の交換(半DIY)
②室外の水道管の修理:5回(業者)、室内の水道管の修理:2回(業者)、大雪でガレージのドアが開かなくなり修理(業者)
③手すりの支柱の交換:2本と薪棚の作成:3台、暖炉の耐火煉瓦の交換、家の外壁の塗装:数回はすべてDIY
逆に、ちょっと少ないと思っているのは、プロパンガスタンクの交換:2回、浄化槽の清掃:1回

ここ1年で増えた家具は、籐の棚とと本棚くらい。
リビングで見た目が変わったのが、30cmウーハーのスピーカーを2基置いたこと。

最近のお気に入りは、①芦川村のおごっそう家、②山中湖ハムの焼き豚とベーコン、③高座山に向かう途中の富士山、④母の白滝、⑤イチヤママートだろうか。

外壁がかなり傷んできたので、いずれ塗装工事かサイディング加工を考えなければならない。

そう言えば、最近美味しいレストランの開拓がとんと進んでいないな。何を参考にすれば良いのだろうか。


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薄暗い朝の樹海(11/23)

2015-11-23 | 別荘生活
§朝散歩

気温5.5℃。昨日よりは少し寒いが薄手のシャツと薄いソフトシェルで十分だ。
今朝は樹海の中を通って富岳風穴まで行くことにする。
まだまだ日は上って来ないので、パディフィールドの辺りではまだまだ薄暗い。
やっとキャベツ畑辺りに来るとやっと回りの山々の形状が分かってくる。
とは言っても今日も曇りのため富士山は見えない。

薄暗い中、さらに暗い樹海の中に入る。
最初はどんな聞き物が飛び出してくるか分からない恐怖心があったが、そんな動物はシカくらいで、シカは人間を察知すると一目散に逃げていってしまうので、近寄ってくることは無いため、今は恐怖心は殆ど無い。
この早い時間だと、すれ違う人もいない。風も無いので音もなく、自分の足音しか聞こえてこない。
でも、この静けさと薄暗さが気に入っている。

ちょっと道を逸れて進むと、富岳風穴の階段の所に出た。
まだ開場前まのでライトはついておらず洞窟の中は真っ暗だが、階段を降りて入り口の近くまで進む。
夏場だったら温度差で冷えっと感じるが今は同じような気温なので、全く感じない。

帰りは来た道を戻る。
樹海の木々も落葉しているので、7時近くになると夏の頃よりも明るい感じがした。

ルートマップ

まだまだ暗いのに馬は起きている


後ろの山は雲で見えない


いつもなら富士山が見えるところ


写真で撮ると明るく見えるがもっと暗い


風穴の入り口近くまで降りても涼しくない


てすりの竹の予備なのだろう


だいぶ明るくなって来た


ここにバラの実が群生していた


よく見たら絵が描かれていた


シロは馬舎に入っている


あまり見かけないな




§手すりの修理

アプローチの支柱に固定している手すりに隙間が空いているのがずっと気になっていた。
このまま掘っておくと支柱や手すりに雨が浸みて腐ってしまうからだ。
手すりと同じ厚さの木材を探し出して、クサビ型の部品をノコギリで切り出す。
うまい角度で切り出せたので、それを隙間に埋め込む。
コーキング剤を上に塗って水が入らないようにして完成。(色塗りは後日)

木材を切って隙間に埋め込む


コーキング剤を塗る。後は色塗り



それほど寒くはないが、暖炉の側で暖まろう



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陶器をながめる(11/22)

2015-11-22 | 別荘生活
§朝散歩

気温7.5℃、曇り。昨日より若干暖かい。平年に比べれば随分と暖かいらしいが。
昨日の山歩きのケアのために、道の駅までの朝散歩。

昨日は13km以上歩いてので、さぞかし今日は筋肉痛に違いないと思ったが、筋肉痛も関節痛も殆ど無い。
準備運動が良かったのか、いきやりの湯でのマッサージが良かったのか。
きっと、筋肉を使って登っているつもりでもスローペースだったので、思った以上に足の筋肉を使っていなかったのかもしれない。
今朝は曇りなので富士山は見えない。
でも3連休の影響か、駐車している車は多い。
富士山博物館の軒下で3人が仲良く寝袋で眠っている。この暖かささなら問題ないだろう。

畑では今はほどんど農作物が作られていない。大根くらいか。
ジラに戻る上り坂になると少し足に怠さがあるのを感じる。
でも筋肉痛は全くない。

クラブツーリズムの富士山一周ツアーは何処何処回るのだろうか


ワイパー立てているのは凍結防止?


富士山は雲の中


意外と車が多い


枯れて整備中の畑


林も寒々している



§ジラに来た新しい陶器たち

近所で自分で焼いた皿で料理を出していたレストランが廃業するとのことで、皿や陶器を安く譲ってもらった。
自宅では置き場が無いので、このジラに運んできた。

元々、自分で作成したりはしないが、陶芸をながめたり触れたりするのは好きである。
越前陶芸村に時々皿や湯飲みを買いに行ったり、河口湖の砧パンの陶芸ギャラリーにむ良く出向く。

今回気に入っているのは、妙に存在感のある一輪挿し木の葉型の皿である。
とりあえず寝室に置くことにした。

妙に重い一輪挿し


店主はこの色を出すのが難しかったと言っていた


和室の棚に飾る


木の葉型の皿、いかにも粘土で作ったと分かる


これも気に入っている足付きの中皿


皿の中の釉薬の混ざり具合がいい


とても小さいのだが味がある


ちょっと既製品っぽいけど手書きのはずだ


釉薬のひび割れ具合がとても良い



§昼散歩
もう少し足の疲れのリハビリと買い出しを兼ねて、昼食後にもう一度道の駅まで散歩に出かける。
特にこれと言ったイベントは無かった。

マムーニアの街灯が倒れそう


これが鳴沢菜


今年は2色しか無いのか、ど根性ビオラ


結構人も多い


車も一杯


青空もなく寒々している


§クリスマスツリー
次週来る予定の娘のリクエストから、クリスマスツリーを組み立てて飾った。
白いリボンを沢山付けて雪のようにしようと考えたが、出来映えはどうだろうか。

窓際に座っているのはアシモ君



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忍野村から高座山と杓子山を一周(11/21)

2015-11-21 | 山歩き
今年の7月に登るつもりだった杓子山だったが登山靴びしょ濡れ事件で断念したため、今日はそのリベンジを晴らそうともう一度やってきた。

ジラを6:00に出発し、忍野村のふれあいホールの駐車場に到着したのは6:30だった。
まだ薄暗い上に、霧が掛かっている。
気温は6℃とそれほど寒くは無い。軽く準備体操をして高座山に向かう。

ヤマレコ

§高座山へ

霧の中を鳥居地峠まで歩く。もっと時間が掛かるかと思ったがそれ程でもなかった。
駐車場には既に2台の車が駐まっている。
ここから先の道は悪路なので四輪駆動の車じゃないとなかなか厳しいからだろう。
さらに悪路を上ってと高座山登山道入口の駐車場に着くが、ここには車は駐まっていない。
少し、朝日が差し込んでいる。
前回は登山道を通らずに真っ直ぐ車道を行って、登山道に戻るために雑草の多い歩道を突き抜けたため靴の中が水浸しになったので、今回は車道は行かず、素直に登山道に入る。

入ってしばらくは林の中を歩くが、殆どの木は落葉している。
やがて橋を抜けると目の前には青空が広がり、右の忍野村の上には雲海が広がっていた。
期待して後ろを振り返ると青空の中に朝日を浴びた富士山が立っていた。
山頂の雪は少し増えた様だがまだまだ控えめである。

少し進むとカメラマン1人が三脚を立てて、富士山を撮影していた。
話を聞くと、朝焼けで紅く染まった雲海と富士山を撮れたそうだ。
もう1時間早く出てくれば良かったと更改した。

ここは丘の上だが、下の中腹には車が数台駐まっており、カメラマンが数人居て写真を撮っているいる。
ところがその場所はまだ一部霧の中に埋もれている。
丘の上にいるカメラマンは霧を抜けるために下からここまで登ってきたらしい。
ちなみに彼の車は四駆だそうだ。私も四駆に変わったら、気兼ねなく下の撮影ポイントを訪れたい。

上から見ると、忍野村は四方が山に囲まれている盆地地形なので、霧が溜まりやすく雲海が出来やすいのだろう。
手軽な雲海+富士山の撮影場所として記録しておこう。

カメラマンと別れた後は、高座山に向かって登山道を上って行く。
時折、後ろを振り向いて富士山を見ながら、構図が良いなと思ったらカメラを取りだしてシャッターを押す。

高座山までの登山道は上に行くほど急になる。こんな時に頼りなるのは登山用ストックである。
足の踏ん張りが足らない時は、ストックを立てて腕の力でサポートして行く。
(このストックと虎ロープの多用のためか、翌日、右手の中指にマメが出来ているの発見した)
それでも無理な時は、虎ロープに頼るしかない。高座山山頂手前の虎ロープは毎回お世話になる。

7:46 やっと山頂に着く。
夏場は山頂からの展望は無かったが、この時期は落葉した木々の間から富士山が見えるのは嬉しい。

ふれあいホールの駐車場の回りは霧の中


登山道入り口は日が差してきた


後ろを振り返ると富士山がくっきり


カメラマンが三脚を立てていた場所からの富士山


忍野村は雲海の中


枯れた富士アザミと富士山


なかなか良い雰囲気


富士山の北側には雲が出てきた


かなり登ってきたが、登山道が伸びたくらいでしか分からない


さらに登山道が細くなっている


高座山山頂からでも富士山が見える



§杓子山へ

高座山から先の杓子山に向かうのは2013年7月以来、2度目である。
途中にパラグライダーのスタート台があったことと、それなりに体力が消耗したと言う記憶が残っている。

落葉してしまった森の中を歩くのは、見通しが良く明るくなる反面、日陰が無くなり日光が顔に当たるので帽子が必要にある。
気をつけ無ければならないのは、登山道の上に積もった落ち葉でその下にある岩や木の根が隠れて見えなくなることと、特に下りは靴底のグリップ力が無くなり滑りやすくなることだ。

鉄塔を越えてハングライダーの出発地点まで来た頃には、雲海はすっかり消えてしまっていた。
大権首峠から杓子山までは上りの連続である。
しかし、普段に比べて足が進まない。少し登ると息が上がってすぐ休む。頑張れ!と自分に気合いを入れながら登って行く。
そうする内に、下からソロのハイカーが近づいてきた。道を譲ろうと思ったが、遠くに杓子山の鐘が見えたので、一気に登ったが思った以上に山頂までの距離は長くて、山頂についた時は息がゼイゼイだった。

しかし、標高1576mの杓子山からの景色は、その疲れを吹き飛ばしてくれるほど感動的だった。
透き通った青空の中に凜とそびえ立つ富士山。富士演習場の茶色のススキがアクセントになっている。

先に山頂にいた私と同年代くらいの夫婦と後ろにいた若者の4人が杓子山からの景色を堪能している。
夫婦は山登りのベテランなのだろう、南アルプスの方を見て指さしながら、次々と山の名前を言っていた。
ここからだと三ツ峠が邪魔をして八ヶ岳が見えないことを残念がっていた。
甘いおやつを食べて、富士山を眺めながら、15分ほど休憩を取った。

ハングライダー発射台と富士山


やっと杓子山に到着


どれが高座山だったかな


鐘と一緒に


いつの間にか雲が増えている


ベテラン夫婦は鳥居地峠の車まで戻る



§鹿留山へ

杓子山から先は初めて歩く道である。
鹿留山(ししどめやま)は1,632mと杓子山よりも高い。下山ルートから少し外れてピストンしなければならない。
鹿留山まで行くかどうか迷ったが、行ってみて良かった。
見晴らしはそれほど良くないが、御利益のありそうな巨木が立っていた。何の木だろうか。

山の尾根を歩く


笹の生えた場所もある


鹿留山山頂の木々達



§忍野村へ

鹿留山から忍野村はほぼ下りであるが、思っていた以上に急坂で、ところどころ虎ロープのお世話になる。
しかし、危険な坂に比べて虎ロープの設置箇所が少ない気がした。
それに加えて、道に積もった落ち葉で何度か滑りそうになる。
なかなかスリリングな下山だった。

途中から緩斜面になり、右に富士山を眺めながら下って行く。
なぜか回りの木にはプラスチックの白い帯が巻かれている。
作業中の測量技師にも聞いて見たが、知らなかった。
単調な長い下り坂、持病の膝痛が発生するかと思ったが、なんとか静まってくれている。

立ノ塚峠からは未舗装の車道を歩く。更に傾斜は緩やかになる。
かなり成長した木々ばかりなので、森の中は暗く鬱そうとしている。
急に道幅10mくらいの舗装道路に出た。正面に富士山が見える。
別荘地として開拓するだろうか?

下り途中の展望台(岩)から


プラスチックの白い帯を纏った木々


立ノ塚峠には、熊出没の看板が立っている


ここが車道?落ち葉で埋もれている


ここなら四駆で走れそう


いきなり舗装道路に出た


何か施設を建設中


村の中へ

普通の民家が建ち並ぶ町までやって来た。
もう11月下旬だと言うのに回りに蝿が飛び交っていてブンブンと五月蠅い。
家の前のポストやガードレールにも無数の蝿が止まっている。
何かの死骸とかが放置されているのかと心配になったが、すぐに原因が判明した。
養鶏場があったのだ。「たまご牧場」の看板がある。
戸や窓が開けっ放しなので、蝿は自由に行き来ができるし、鶏が1匹戸の所に立っている。
1kmほど町の中を歩いたが、あちこちに蝿が飛び回っている。
ここに住んでいる人は気に成らないのだろうか。

川沿いを西に向かってふれあいホールまで向かって気が付いたのだが、この辺りは田んぼや畑ばかりで長閑な上に、高い建物も無いので、家から真っ直ぐに富士山が見渡せる。
富士山を見ながら過ごすには、河口湖や富士吉田よりも、この忍野村がベストかもしれないと感じた。

大きすぎるスズメバチの巣


黒く見えるのは蝿


養鶏場があった


長閑な村の中からはどこからでも富士山が拝める


葉っぱを丸く剪定するのがここの特徴か


しかし上手く刈っている


特徴のある一軒家からも・・・・


特上の富士山が目の前に広がっている



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寒くない雨の一日(11/8)

2015-11-08 | 旅行
§朝散歩

気温8.5℃。昨日よりも暖かい感じがする。
予報では雨だったが、降っていなそうだったので散歩に出かける。
ところが歩き始めたらポツポツと小雨が落ちてきた。
引き返そうかどうか迷ったが、降りはひどくはならないだろうとフードを被って道の駅に向かう。

当然、富士山は見えない。
富士山博物館の玄関の軒先には、寝袋で野営している若者二人が寝ている。

活き活き広場に近づいた頃には雨が徐々に大粒になってきた。
この雨の中、朝ランニングしている人がいる。普通のジャージなので、早めにあがったほうが良いよ。

私も少し早足で家に戻ることにした。

足和田山は雲に隠れている


いつもに無くバイクが多い気がする


オレンジ色のハスラー、ハンドルもオレンジ


照明器は雨に濡れても大丈夫なのだろうか


日産リーフが充電中


富士山は何処?


駐車場はガラガラだが、キャンカーはポツポツ駐まっている


第三駐車場は1台も車がいない


活き活き広場も曇っていて暗い


もみじもかなり落葉している


これはなるさわ菜かな?


このもみじは黄色いまま


別荘地のメイン道路


雨の一日、道の駅と山中湖ハムへ行っての買い出しして、パソコンで写真の整理をしていたら半日が過ぎてしまった。


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紅葉台散歩と河口湖もみじ祭り(11/7)

2015-11-07 | 山歩き
§朝散歩

気温7℃、曇り。この時期としては寒くはない。なにせまだ霜が降りていないのだから。
薄いソフトシェルの上着で十分だが、手袋ははめる。

5時半は過ぎているが、外はまだ暗い。
鳴沢氷穴方面に向かう。途中森の中を抜けるが、暗すぎて足下が見えず、落ちた木の枝につまずきそうになる。
暗闇の中、動物などが襲ってこないことを祈るばかりだ。
ようやく東の空が白くなり始めたが、雲が日の出の光を邪魔しているようで、なかなか明るくならない。

パディフィールドの飼育員は既に起きていて、白い馬を奥の馬舎に移動していた。
キャベツ畑の横を通ると、3秒間隔で「ビシッ、ビシッ」という音が聞こえてくる。
どうも電気柵の辺りから聞こえて来る。感電注意の看板はあるが、どうやら本当に通電されているようだ。

氷穴まで来てもまだ暗いままである。相変わらず大音量で音楽が鳴り響いている。回りには誰もいない。
紅葉台に向かって樹海の中を進む。今日はシカの群れは見かけない。
ようやく明るくなってきた。気合いを入れて、紅葉台碑まの急坂を登る。
紅葉台碑付近をカエデは綺麗なはずだが、今年はもう時期を過ぎたようで、落ち葉になっている葉のほうが多い。
先ほど少し顔を見せてきた富士山も、五合目より上が雲で隠れてしまった。

一気にレストハウスまで登る。汗はかいていないと思ったが、たすき掛けしていたカメラのファインダーが曇ってしまった。
レストハウスでも富士山の様子が変わらず雲lに隠れたままだ。
一瞬朝日が差したかなと思ったら、直ぐにまた曇りになってしまった。

三湖台に来てみても状況は変わらない。朝日が当たらないので、十二ヶ岳方面も、本栖湖がある樹海方面も寒々とした暗い色である。
それでも新しい展望台の椅子に座って樹海をしばらく眺めて見る。
三湖台の標高は1202mで樹海のあたりは西湖が900mなので1000mくらいだろうか。だから200~300m高低差の眺めになるが、日頃はこのような景色にはお目にかかれないので、気持ちが良い。
東京タワーの展望台が150m、特別展望台は250mなので、特別展望台なみの眺めになるのだろうか。
見える景色は全く違うものであるが。

珍しく人の声が聞こえて来た。レストハウスからこちらに向かってきているようだ。
風で少し体も冷えてきたので、戻ることにしよう。

ルートマップ

ちょっとだけ朝焼け。上には三日月が


朝焼けで紅葉もさらに紅く


富士山もやっと見えるようになった


収穫済のキャベツ。手前には電気柵が張り巡らされている


鳴沢氷穴の建物は暗すぎてよく分からない


樹海入り口の看板。最近設置したのだろう


紅葉台途中からいやしの里方面を望む


紅葉台碑からの富士山


鬼ヶ岳が一瞬朝焼けに染まったが直ぐに暗くなった


レストハウス手前の紅葉


レストハウスからの富士山


スポットライトを当てたかのように朝日が紅葉を照らす


三湖台から西湖方面の山々


大きな湖のように見えるがこれは霧


少しだけ朝日があたる


紅葉台碑のもみじ


やっと別荘地まで戻って来た







§おごっそう家とすずらんの湧き水

最近お気に入りの農産物直売所:おごっそう家に今日も出向く。
さすがに葡萄の時期は終わったが、今年は柿が豊作なのだろか、大小いろいろな柿が売られている。
一際大きいのが枯露柿(ころがき)で、これは干し柿用の渋柿で、干した柿1つが5~600円で売られることもある。
私は甘柿が好きなので富有柿を買う。

若彦トンネルに向かう手前を右折してすずらんの湧き水を水タンクに入れる。
自宅で使うご飯を炊く水やコーヒーにはこの水を使っている。
いつ立ち寄っても人影が無い。
夏よりも水量が少なくなってきたのは気のせいだろうか。

水タンクで湧き水を汲む


ここが取水口?


若彦トンネルを抜けた所から、左が毛無山?


大石公園からの富士山



§紅葉まつりとオルゴールの森

河口湖北岸では紅葉まつりが開催されているので、もみじ回廊の近くは多くの車と観光客でごった返している。
駐車場は何処もいっぱいのようで、待ちの車で渋滞している。
逆にオルゴールの森の終車場はガラガラだった。
なぜならオルゴールの森に入館して駐車券にハンコを貰わないと出車できないからだ。
年間パスポートを持っているので気にする必要はない。

レンタサイクルを借りて北岸を走ってもみじ回廊まで行く。
北岸の紅葉は半分以上が落葉しており、富士山も雲に隠れたままだったので、良い写真は撮れなかった。
逆にもみじ回廊のもみじは、紅葉している物もあれば、まだ青いままの物もある。

まつり会場を一周した後、オルゴールの森美術館に入る。
多くの人が紅葉まつりに参加しているので、ここは閑散とまでは言わないが、かなり観光客が少ない。
ちょうど11時のからくり人形時計の演奏が終わった時だったが、演奏を楽しんでいる人は数名しかいなかった。

生演奏とサンドアートが行われている大ホールに向かったが、まだまだ席が空いている状態だった。
生演奏が良かったら椅子に座って鑑賞するつもりだったが、バイオリンの演奏者があまりうまくないので、早々に席を立つ。

広場では音楽的道化師 みまさんのパフォーマンスが始まっている。
見るのは2年ぶりだろうか。ブラボーの歓声を観客に求めて練習させるところなど内容はこれまでと同じだ。

これまでと違っていたのは観客が異常に少ないこと。10名はいただろうか。
あまり盛り上がらず、みまさんが可愛そうな気もしたが、今日に限らず時折あることなのかもしれない。

駐車券のハンを貰うことが目的だったので、車に戻ることにした。

オルゴールの森の駐車場はガラガラ


もみじ回廊付近で








オルゴールの森の中は人が少ない


レストラン前の紅葉の色が変だ


紅葉を求めて


バイオリンの演奏が残念


みわさんの演奏が始まったが


近くまでくると凄い迫力



§白須うどん

お昼は久々に吉田のうどん。今日は白須うどんに行く。
開店から10分過ぎた11:40に着いたが、なんと誰も列んでいない。
しかも中もテーブルに座っているのは半分くらい。

白須うどんの特徴はやはりなみなみと注がれた出汁。
魚介の旨味がコシのある麺とマッチしてとても美味しい。
溢れた出汁が付いた手を嗅いでみたら、イカの匂いがしたが、まさかイカで出汁を取っているわけじゃないよな。



§バラの実
今年は不作と思われていたバラの実だったが、朝散歩の途中で群生しているのを見つけたので、採取してきた。
採取した後が大変で、トゲを1つひとつ除かなければならない。
最初はペンチでトゲを折るようにして取っていたが、薪割用の分厚いゴム手袋を使ってトゲを取ることができることが分かったので、少しスピードアップした。
集めてみたが、やはり今年は実の多さとか大きさが足りなくて、リースを作ってみたが出来映えはイマイチだった

トゲ有りのバラの実


トゲを取ってみたものの、どう使うか




芦川おごっそう家で買った「黒豆の枝豆」


黒いのは皮の部分だけだ。甘くて美味しいがお腹がふくれる


暖炉で「こまい」を焼いてみたが・・・



鳴沢村の新しいマスコットキャラクター「なるシカ」くん



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