ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

三湖台の工事の状況は?(7/21)

2014-07-21 | 山歩き
§朝散歩


気温17℃、薄曇り。
半袖では少し涼しい感じだが、歩けば暖かくなるハズだと思い、今日は紅葉台に向かう。
途中、富士山が顔を出すが、半分雲に隠れている。

昨晩降った雨で草木が濡れていて、登山道も滑りやすい。
紅葉台レストハウスまで18分。なかなかのタイムだ。
何時しか額の汗がしたたり落ちてくる。
雲が取れてほしいと思ったが、なかなか難しそうだ。

三湖台までの道は、今も工事中である。
道の様子はこれまでと変わりない。

三湖台も広場も工事中であるが、ここは工事が進んでいる。
2つの堆く盛られた土の山が出来ている。
新しい展望台を作るのかもしれないが、これは西湖側の土を削られているので、この残土のようだ。
昔の羅針台は何処に行ってしまったのだろうか。
でも、工事は順調に進んでいるようだ。

西湖を眺めてみるが、樹海に掛けて雲海に埋め尽くされている。
富士山を振り返っても、まだ雲が掛かったままである。

今日は晴れるのは諦めて、下山することにする。

国道沿いの潰れたドライブインから


工事場所までは300mでは無いような気がする


紅葉台碑の場所からは見えない


レストハウスからも見えない


ここからが工事中


この辺りは何も変わっていない


三湖台は土が積まれて山が高くなっていた


西湖側の斜面は削り取られて低くなっている


樹海方向は雲の海


土の山に登って西湖方面を見てみる


毛無山方向、雲が流れている


こんな缶ゴミをどこから掘り当てたのだろうか


もう少しで山頂がみえそうだ(この後すぐに曇ってしまった)


大室山方面は青空


下りは霧の中を歩く


紅葉台碑近くの松とカエデ



§また蟻が
また家が蟻の犠牲になっている。

ウッドデッキの横の外板のペンキが浮き上がっているように見えたので、ほうきで突いてみると穴が開いた。
どうも蟻の巣のようだ。さらにほうきで突くとボロボロと木くずが落ちてきて、結構な大きさの穴になった。
中を見ると白い蟻の幼虫のようなものが動いている。
慌てて2年ぐらい前に買ったアリ退治の液を振りかける。

これで退治できたかどうかは分からないが、ここは直接地面に建てられている家ではなく、地面(溶岩)から2mほど鉄骨で浮き上がっている家なのに蟻被害に遭うような場所なのだろうか。

先々週の家の中に蟻が歩き回っていることも考えると、本格的に家の周りの蟻対策を考えたほうが良さそうだ。

ほうきで突くとこんなに大きな穴になった


3週間間に植えたバラはやっと元気になってきた


もう少しでヤマユリが満開になるはずだが


つぼみが随分と白く膨らんできた



§くらよし新メニュー
自宅に帰る前にくらよしでうどんを食べた。
初めて食べる冷やしたぬきには、すりだねでは無くわさびを溶いて食べる。
麺は相変わらず固い麺だが、新鮮な味がした。

これがこれまでの天ぷらうどん


初めて食べる冷やしたぬきうどん



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今日のお昼はマグロカマのBBQ(7/20)

2014-07-20 | 別荘生活
§朝散歩

気温18℃くらい、曇り。
弱い霧雨が降っていて少しだけ顔に当たる。
今日は全くと言っていいほど富士山は見えない。

珍しく魔王天神社まで歩く。
108段の階段を一気に上る。少し息は切れるが、体調は良さそうだ。
ここには手水舎があるが、水はどこから来ているのだろうか。
考えて見たら標高はジラの方が高いか。

活き活き広場では地元の野球チームがラジオ体操を行っていた。

今朝のマムーニアの庭から


迫力抜群のトラックかと思ったらLANDROVERだった


道の駅の第2駐車場には車が多い


今日は全く富士山は見えない


表の駐車場はそれほど多くない


今朝は明るいので不気味さは無い


手水舎の水がきれいだ


今日は門が開けっ放し



§富士吉田道の駅

道の駅まで、水を汲みに行く。
最近は、ジラの水も、東京の水もここから運んで来る。
新しい水くみ場は、蛇口方式になって水圧も高く、短時間で満水になるので、行列を作るもことも無い。

先日まで富士山ビールレストランが工事中だったが、レストラン横にモンベルショップが出来ていた。
7/17にオープンしたそうだ。アウトレットショップでは無い。
衣類だけで無く、ロードバイクやカヌーまで展示してあった。
カヌーは小さい物で、長さ3m、20kg。車の中に積むことは無理かな、などど真剣に悩む。
結局何も買わなかったけど。

この場所になって行列が無くなった


帰りにお気に入りのイチヤママートで、桃と肉を買う。
平田牧場の金華豚が半額で買えるのは嬉しい。


§今日のお昼はBBQ

今日も夕方から天気が不安のようなので、お昼にBBQを行うことにする。
トウモロコシ、ナス、ピーマン、カボチャの野菜の他に、チキンとビースとポーク。

一回り食べたら雨が落ちてきた。慌ててパラソルを広げる。

今日の目玉はマグロのカマ。
昨日、オギノの特価品で売っており、サシの具合が気に入って買ったものだ。
東京の自宅ではこの大きさのカマはガスオーブンに入らない。

油が落ちるので、初めはアルミホイルで半分包んで焼く。
ジュージューの音と共に煙も立ち上る。
逆さにしたとたんに、火が付いて、慌てて火から遠ざけて消す。

どんなに煙が出ても気にならない。(パラソルに当たるのは気になるが)
もうしばらく焼いて完成。

いや、炭火焼きのマグロのカマの美味しいこと。
少し焦げたところが何とも言えない。焼酎の水割りが進む。

この開放感は最高である。

まずは野菜から


次ぎに鶏手羽


この厚さのカマだけど焼けるかな


火事発生!


これで十分だろう



§盆栽たち

ナラの木と一緒に植えた花は、キリン草であることが分かった。
でも鉢植えのキリン草は上に伸びるが、なぜか舌に伸びている。
よく見ると茎の葉の横には細い根が見えている。

富士吉田の道の駅で寝付きの大葉を150円で買ってきた。
余りにも大量だったので、1/3を鉢植えに、1/3を地植えに、残り1/3をちぎって水に晒しておく。
鉢植えはこのまま自宅に持って帰って育てるつもりだ。

しばらく大葉料理が続きそうだ。

うちのキリン草は下に垂れ下がる


立派な大葉。これで1/3だ




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笛吹市への日帰り旅行(7/19)

2014-07-19 | スマホから
§朝散歩

気温18℃、曇り。
半袖でちょうど良い季候。道の駅まで散歩に出かける。

富士山は、白いベールに包まれていて、時折、山頂がベールから取れる瞬間がある。

駐車場の車は少なめ。キャンピングカーもあまり見られない。
まだ梅雨が明けておらず、本格的な夏がまだ来ていないからだろうか。
鳴沢の畑の横を通って、大回りでジラに戻る。

キャノンアネルバの向こうの紅葉台の山が全く見えない


マムーニアのダリアが見頃を迎えている


うっすらと富士山が見えている


昨晩はキャンプファイヤーだったのか、まだ煙が出ている


緑の休暇村の駐車場でも薪を燃やした後


やっと姿を見せてくれた


車は少なめ


活き活き広場から


この実はアスパラガスの実(けっこう固い)


これはとうもろこしの花?実のできる場所とは違うのだが


キャベツも大きく育ってきた


中心も玉になって固くなってきた


近づいただけでブロッコリーとわかる臭いが漂う



§桔梗屋アウトレットとウエスト直販所

今日は、御坂トンネルを通って笛吹市に観光に出かける。
観光のメインは妻の希望にによる色とりどりのバラが展示・販売されているコマツガーデンだが
そこは最後に立ち寄るとして、まずは桔梗屋アウトレットに向かう。

河口湖町から国道137号線を通り御坂トンネルをくぐるとそこはもう笛吹市である。
昔は御坂町や一宮町だったと思うが、平成16年に5町1村が合併して笛吹市になった様である。
トンネルと越えると甲府盆地が広がる景色に一変する。桃やぶどう狩りの看板があちこちに立てられている。
一宮御坂ICまではずっと下り坂が続き、信号もほとんど無く、交通量も少ないため、スムーズに来ることができた。

桔梗屋アウトレットは国道20号線を過ぎると直ぐに見つかった。
駐車場に入ろうとしたが、まだ10時前にもかかわらず満車のため、第二駐車場に回された。
売店は2カ所に分かれていて、賞味期限が近いお菓子やせんべい、ケーキが半額で買える売店と、信玄餅詰め放題と野菜やワインが買える売店に分かれているが、どちらも多くの人達で混雑している。
信玄餅詰め放題は220円で袋一杯に詰め込んで持ち帰ることができるが、今日は既に整理券が完売状態で、詰め込みが出来なかった。
家族で詰め放題に挑戦していて、とても楽しそうだが、数日中に全部食べることができるのだろうか。

妻は信玄餅の詰め放題に興味は無く、別の売店のカステラや専売などいくつか籠に入れていた。
野菜や漬け物もどどれも美味しそうで、丸々タマネギの漬け物や黒ニンニクなどを購入。

桔梗屋を出ると、その隣がリーフパイで有名なウエストの直営工場があり、ここにも立ち寄る。
工場の横にある小さな販売所で、早速試食を頂く。桔梗屋と違ったバターたっぷりの上品な味である。
1割引きで買えるので、3種類のお菓子を購入。

2つでこの値段は高すぎるが、半値以下だから買ってみる


皆せっせと袋に信玄餅を詰め込む


信玄アイスは食べたかったが高かったので止めた


ウエストの売店は人は少ない


工場の庭は綺麗に整備されている



§桃販売所

ここまで来たら桃かブドウを買わない訳にはいかない。
かといって自分でもいだり、狩ったりするまでではない。
桃農園に入ると、試食はできるが、それなりのお土産を買う羽目になるからだ。
ならばと思い、JAふえふき一宮フルーツ直売所に立ち寄る。
思った以上に小さい直売所だった。直売所の隣は、桃の選別所のようだ。多くの桃が箱詰めにされている。
美味しそうな桃を2つ購入する。

ほとんど桃しか売っていない


大きくて美味しそうな桃


完熟と言う言葉に弱い



§笛吹フルーツ公園

ここは、子供が小さい時に八ヶ岳で泊まった時に立ち寄った所である。
あの頃はこんな巨大な建物は無かった。
私は、2009年にも国師ヶ岳や金峰山の帰りにここのぷくぷくの湯に入った覚えがある。

今も子供向けの施設が沢山あるようだが、我々は売店に立ち寄っただけで、直ぐに戻る。

動物の顔のようなカリン


桑のみではなくXXベリーだろう


雨が降るようで降らない


握り拳よりも大きなにんにく



§ほったらかしの湯

名前がおもしろい。フルーツ公園よりもさらに5kmほど上った所にある。
一人800円払って、妻はこっちの湯、私はあっちの湯に入る。
この温泉は広い。露天風呂が3つもある。浅いプールのようだ。
笛吹市が一望出来る場所だが、今日は雲が多くてどんよりとしている。
泉質はアルカリ性単純温泉で、内風呂は少しPHが高いためかヌルッとする。
外の露天風呂は見晴らしは気持ちが良いが、風情が無い。少し塩素臭がするのも興ざめだった。
でも内風呂はお湯が良い。
この温泉の特徴は、日の出の1時間前から入場できて、日の出を露天風呂から見られることだ。
夜は夜景と星空が眺められるそうだ。
朝日と富士山が見られる天気の良い日だったら、もう一度来ても良いかな。


駐車場は広くて駐めやすい


2種類のお風呂場がある。別別に入場料が必要


私はあっちの湯に


曇っていて見晴らしが良くない


なんとなく雑多な感じが気負って無くてよい



§コマツガーデン

カーナビは間違った場所を指していた。ちょと迷ったが直ぐに見つかった。
玄関では白いバラが出迎えてくれる。
店内は、ジョーロや本、小物など所狭しと置かれている。
店外の庭では何百もあるだろうか、バラ苗が置かれて、販売されている。
ただし、時期的に花が着いていないバラ苗も多いので、この場合は写真を参考にするしかない。
6号鉢の苗で3500円と高めだが、イングリッシュローズもモダンローズも全て同じ価格なので、イングリッシュローズの方はお買い得かもしれない。
妻がどのバラが良いか迷っていると、一人の女性が色々アドバイスしてくれる。
もしかして、この人が後藤みどり先生だっかかもと妻は言っていた。
※後で車の中にバラ本見たが、似ているようで、似てないような。

結局、バラ苗は今回は見送ることにして、笛吹市を後にした。

百日紅の花が見事(バラも見事)


園内にも色々なバラがある


睡蓮にも似たバラの色合いが好きだ


バラは植木にもなることを知った


何という名のバラだったかな


バラ用のゲートも特注で作ってくれるそうだ



§八木崎公園

御坂トンネルまでの上りは長かった。どんどん平均燃費が悪くなって行く。
ラベンダー祭りの様子が知りたかったので八木崎公園に立ち寄ったが、祭りは終わっていた。

ラベンダーはもう終わりかけ


何に怒っているのだろうか



§今日のお土産

今日、笛吹市の色々な場所で買って来たお土産を披露。


野菜など、一升瓶はワインではなくてぶどう果汁。


桔梗屋アウトレットでのお菓子


上品なウエストのお菓子



§夕飯

夕飯はBBQの予定だったが生憎の雨模様。
ダイニングでちょっと豪勢な夕飯。
ほったらかし温泉の売店で買った「にんにくトマトラー油」とたまねぎのたまり漬けがGood!

今日はヘルシーに野菜中心のメニュー


たまねぎのたまり漬けが美味



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富士山フリー切符を使って:2日目(7/13)

2014-07-13 | 山歩き
§朝散歩

天気予報に反して、曇り空である。
気温18℃と半袖か長袖か迷うところである。
歩けば少しは暖かくなるはずなので、半袖で朝散歩に出かける。

しかし、今朝はブラジルとオランダの三位決定戦を行っているハズなのに、何処の局もライブ放送を行っていない。
スマホでgoogleを起動すると出てくる速報だけが頼りだ。
既に0-2でブラジルが負けている状態だった。

朝散歩はいつもの道の駅経由。
曇ってはいるが富士山は何とか見えている。

昨日の富士山五合目や河口湖周辺の賑わいに比べると、道の駅は車も少なく静かである。
※時間が早いので当たり前か。

3週間ぶりの散策だが、トウモロコシもキャベツも順調に育っているようだ。
私の好きな苔類も青々と育っている。

日月会館にも立派な門が出来上がっていた。
門には「かぐや日月会館」と書かれており、読みは「にちげつかいかん」ではなく、「ひげつかいかん」と呼ぶようだ。
どんな団体なのか、後でネットでいろいろ調べても何も検索に引っかからない。かかっても私のブログくらいであだった。

マムーニアの庭のこの雰囲気が好きだ


充電は無料らしい


ぼんやりと富士山


活き活き広場から


看板は倒れているがトウモロコシは育っている


3週間まえから随分と大きく育ったキャベツ


まだ中心が玉状にはなっていない


サルノコシカケが落ちているのかと突っついたら柔らかいキノコだった


日月会館に立派な門が出来ていた


ドングリの植木蜂


カエデよりも苔が立派に育っている



フリーキップを有効に使うため2日目はどうすべきか色々考えた。
素直な考え方は、また風穴まで歩いて行き、レトロバスで河口湖に行き、富士山駅に移動して、山中湖の周遊バスで楽しむ方法だ。
しかし、昨日のレトロバスの乗車で、(既に通ったことのある路線の)バスの周遊は何のワクワク感も無いことが分かった。
山中湖周辺も含め、殆どの観光ポイントは行き尽くしているので周遊バスで行ってみたいところは無い。
いろいろ考えた末、もう一度、バスで五合目に行って、六合目くらいまで登ってみることにした。

そうなると風穴経由のレトロバスで河口湖に戻るのは時間が掛かり、五合目に到着するのが遅くなる。
スマホで調べたところ、緑の休暇村に停まる路線バスで河口湖駅に行くのが一番良さそうがと言う事が分かった。


§河口湖へ

初めて乗る路線バスである。時間通り来るのか、値段もいくらなのかも分からない。
8:49発のバスに乗るために20分前に戸締まりをしてジラを出る。

マムーニアの手前辺りで、黒いデイパックを背負った70歳くらいの、たぶん別荘の人と思われる人を追い越そうとしたが、たぶん同じバスに乗る人のような気がしたので、声をかけてみたところ、正しくそうだった。

管理事務所から更に上に上がった所に別荘があり、これから東京(荻窪)に戻るのだそうだ。
歩きながら色々な話をした。
家族から危険なので車の運転を止められているため、月1回くらいのペースで電車で来て、10日分くらいの食料をオギノで調達してからタクシーで別荘まで移動しているらしい。
趣味はオーディオとスキーとのことで、まだまだ元気そうな方だった。

私は毎朝の散歩に使っているバス停までのショートカットルートを教えて上げた。
バスの中でも色々な情報を教えて頂いた。
その中でも一番驚いたのは、荻窪では元いた会社(今の親会社)の民営化後の第5代目の社長がお隣さん同士だと言うことだった。
さぞかし立派なお屋敷なのだろう。
また、別荘でお会いする約束をして、河口湖駅で別れた。

このバスがこんなに混むのも珍しいらしい


富士山は曇って見えない



§再び五合目へ

昨日と同じ時間の五合目行きのバスは既にバス停に停まっていて、乗客も座っている。
小走りに7番乗り場に向かう。
係員が昨日と同じ人だったので、今日も来ました と言ってキップを見せてバスに乗る。
3、4席しか空いてなかったが、運転席の後ろの一番前の席が空いていたのでそこに座る。
もうすぐ出発と言う時間に数名が乗ってきて、一人の女性が私の横に座った。
昨日ほどは混んでおらず、2名だけが立ち乗りとなってバスは出発した。

普段は見知らぬ女性に声を掛けることはしないが、近そうな?年齢だったので、何処まで行くのか聞いてみた。
千葉から母親と昨日ハイウェイバスで来て、一緒に奥庭の周りを回り、明日またバスで戻るそうだ。
昨日は大石のラベンダー祭りに行って楽しんだらしい。

程なく、私が昨日降りたお庭バス停に着き、親子二人だけが下りて入った。
外は曇りだが風が強そうで、窓が徐々に曇ってきたことから、外はかなり寒そうな雰囲気だ。
昨日と同じ半袖状態だったので、モンベルの薄いヤッケを着たところで、五合目バス停に到着した。

昨日と同様に人が多い。この中には山頂まで行って戻ってきた人も多いはずだ。
今日はご来光は拝めたのだろうか。

確かに風邪は強いが、寒さはそれほどでも無い。
軽く準備運動して、とりあえず六合目くらいまで行くつもりで、登山道に向かう。

向こうから山登りを終えて戻って来る人と同じくらいの人が六合目に向かおうとしている。
向かう人も戻ってくる人も、日本語を話していないひとの方が多い。
その中でも中国人や韓国人が多い気がする。
中には、半袖/半ズボンで六合目に向かおうとしている無謀な若者もいる。

昨日の疲れは殆ど無い。これまで六合目までしか登ったことが無いので、今日はもう少し先まで登りたいと思っている。

ところがしばらくして雨粒が落ちてきた。
カメラはヤッケの中に隠して、帽子かぶり、富士登山には似つかわしくない折りたたみ傘を広げる。
6合目までは、しばらく下りが続き、右に折れてから石畳状の岩の上りとなる。
石畳の岩は滑りやすいので注意が必要だ。
ちょうどこの辺りまでは小雨状態だったが、少しずつ雨が大粒になってきた。
それに加えて風が強くなって、傘が飛ばされそうになる上に、下半身に雨が当たって冷たくなってきた。
なんとか屋根がある隧道まで辿り着いて雨宿りする。
もう少しで6合目のような記憶があるが、なかなか雨は止みそうにない。

少しだけ雨が小降りになった時を見計らって傘を差しながら上に進む。
やはり6合目の建物は近くにあった。
しかし、風雨は益々強くなってきて、傘が飛ばされそうになる。
登山ガイドの人から、ここから先は危険なので傘は使用できないと言われる。
もちろんここでUターンするつもりだが、6合目には雨宿りをするような場所が無い。
場所を探していたら、強風で傘が裏返ってしまい、横から雨が顔に叩きつける。
幸い傘は壊れていなかったが、少しすぼめた状態で、顔だけ被って下山することにする。

隧道まで戻って雨宿り。同じ事を考えているハイカーで直ぐに一杯になる。
一息ついて、風雨の強い中を下って行く。
木のある所は雨も風も少ないが、何も無い吹っきさらしの場所は猛烈な雨風が傘や体に吹き付けてくる。
そんな時は前も進まないので立ちすくんでジッと耐えるしかない。
使っている折りたたみの傘は軽量で水ははじきの良い優れものだが、弱点を見つけた。
これだけ風が強い時には、三つ折りの場合は閉じる事ができないのだ。
一瞬傘が壊れたのかと思ったが、構造上仕方の無いことだと理解した。
1分ほど台風の時でも経験したことの無い暴風雨が吹いてきた。傘ごと吹き飛ばされないように踏ん張って風が弱くなるのを待つ。
こんな戦いを3度ほど繰り返してやっと下りから上りになる場所に戻る。

この雨でもちゃんとカッパやスパッツの装備をしている人達は、雨を気にすることなく六合目を目指して歩いている。
問題は傘も持たず半袖半ズボンでここまで来てしまった観光客。
4人のドイツ人と思われる家族は、最初は写真を撮る余裕を見せていたが、帰りは向かい風と雨になり子供が泣き出す。
結局、プロレスラーのような体格のお父さんが子供を背負って、暴風雨の中を走って行った。

ズボンをにしながらやっと六合目駐車場に到着。しかしここも時折、暴風雨が襲って来るので、建物の影に隠れてやり過ごす。
朝はあんなに多かったハイカーもどこかの建物に避難したのか疎ら。
ちょうど河口湖行きのバスが駐まっている。小走りでバスに向かう。
一旦ドアが閉まったが乗りたいとジェスチャーしたらドアが空き乗ることができた。
たった1時間半程の五合目滞在だったが、富士山の自然の偉大さを経験できた滞在だった。

本当にバスは満車のようで、私が立てたのは前ドアの横のスペースだった。
このような満車状態なのに、一合目のバス停から黒人が乗車してきた。
彼はFirst Stationに行きたいと言った様なので、運転手も河口湖までの金額を請求した。
その後その黒人は、まわりの外人を話をしていたが、会話の様子を聞いていると、Fifth Staionは五合目の事らしい。
少し会話したが、沖縄の米軍にいて、休みで東京に出て富士山に観光に訪れたようだ。
今朝バスでここに来て、また河口湖駅に戻るのは変な気もしたが、あまり立ち入らないようにしよう。
結局、彼も私もは河口湖駅で降りて別れた。

五合目は人であふれている


外国人の多いこと


これから向かう人、帰ってくる人


なんとなく晴れてきそうな雲だったが


急に雲行きが怪しく成ってきた


岩崩れがあったのだろうか。ここから右に折れて上りになる


この辺りはまだ雨が弱い


だんだん雨が強くなってきて不安げな親子


六合目まで来たが、皆ずぶ濡れ


やっと入り口に戻る。この風雨のなか向かう人も多い


慌てて駆け込んだバスの中


この風の中、よく走れるものだ



§河口湖駅前で

昨日、河口湖駅の交差点周辺を歩いたとき、鰹出汁の良いにおいが漂っているのを発見した。
においの出元はこの「ほうとう不動」だった。
お腹も空いたことだし、外でほうとうを食べたのは随分と昔(3年くらい前)なので、久しぶりに食べることにした。
駅前のほうとう不動に入るのは初めてだが、中は民芸調で畳席とテーブル席に分かれており、100名くらいが座れる大きな食堂だ。
お昼どきなので、混んでいて長テーブルでの相席となった。
それほど待たされること無く、大きな鉄鍋のほうほうが運ばれてくる。
ちょっと薄めの味付けだが、キノコとカボチャが良い味を出している。
暴風雨に打たれた体に優しく染み渡ってくる。
結構、量が多いのも嬉しい。十分に満足した。

やっとほうとうが来た。外国人も舌鼓


交差点に飛び込んだら危ないよ


§河口湖半周

電車出発までには、まだ3時間近く有るので、近所をバスで周遊する案も考えたが、まだまだ足が歩きたいと言っているので、河口湖を時計回りに半周することにした。
太陽に薄雲が掛かっているが、熱線が降り注いできて暑い。念のために日焼け止めを顔と腕に塗る。

河口湖大橋を渡り、木花開耶姫命(このはなさくやひめ)がここで出産をしたという伝説がある産屋ヶ崎の神社に上り、湖岸近くの散策路を歩く。ホテルが立ち並ぶ当たりから日差しが強くなってきて、木陰か日差しが欲しいくらいだ。

時間があるのでゆっくりと休みならが歩く。
いつものチーズケーキガーデンに立ち寄って、「まるごとピーチ」が出ていないかチェックする。
無い。今年は無理なのかもしれない。代わりにふわふわのチーズケーキスフレを購入。
これは焼き菓子なので冷蔵する必要がないので自宅へのお土産には最適だ。
汗をかいたのでローソンでソルティライチを買って飲んだが、なかなかおいしい。
約2時間の散歩の後、河口湖駅に戻った。


曇っているが晴れている


富士山は半分が雲の中


産屋ヶ崎からの富士山


晴れてきた。富士山が見れなくて残念でした


ソレイユ号とスワンボートの対決


気持ち良さそうな船上


雲行きが怪しくなってきた



§ホリーデー快速

河口湖駅に着くと、ホリーデー快速乗客用の専用改札口が作られていて、既に10名以上の人が列んでいる。
始発なので座れないハズは無いとは思っているが、念のために列ぶ。
輪行袋を置いているサイクリスト、富士山五合目から帰ってきたというオバサン5人連れなど、富士河口湖で週末を楽しんできた人が列んでいる。

15:45には改札が始まり、乗客は6両(6両目は指定)ある車両に散らばって行く。
私は3両目に座ったが、河口湖出発時点では6割くらいの乗車率だった。
大月駅までの駅からも登山帰りの人達が乗車してくるが、ホームの長さの関係でドアが開くのは3号車までなので4両目移行に座ったほうが混雑は少なかったのかもしれない。

旧JRから払い下げられた特急車両だと思うが、この色を見てしらさぎや雷鳥を思い出すのは私ぐらいであろうか。
停まる駅も少なく、揺れも少なくやく1時間45分の列車の旅は全く疲れないので快適だった。

もちろん、健康のために三鷹から自宅まで歩いて帰ったのは言うまでも無い。

出発までまだ30以上ある


待ち行列は駅の入り口まで伸びている


懐かしいJR特急列車の色だ


座席はまだまだ余裕がある




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富士山フリー切符を使って:1日目(7/12)

2014-07-12 | 山歩き
§河口湖まで

今回は初の挑戦で「富士山フリー乗車券」を使って、ジラに行くことにした。
「富士山フリー乗車券」は吉祥寺~国分寺からだと4110円で、富士山五合目行きのバスやレトロバスが乗り放題で、2日間有効な切符た。
ただし、当日購入することはできず、金曜のうちに購入した。

自宅を出たのが朝5:30で、デイパックを担いで徒歩で三鷹に向かう。
天気が不安定で、夕立の様な雨が降ってくる。もちろん折りたたみ傘があるので大丈夫だが、先が思いやられる。

三鷹発6:11の下り普通電車で立川まで向かったが、朝帰りの乗客とハイキングの乗客で9割方席が埋まっている。
立川駅で15分待たされて大月行きに出発。通学の学生達も混じってほぼ満席。
立川駅でボックス向かいに座っていたハイキング姿のオジサンがいきなりコンビニ弁当を食べ始めて、その臭いが周り中に拡がる。

相模湖、上野原とどんどんと自然の多い場所へと移動して行く。
キレイな駅もあれば、ボロボロの駅もある。この違いは、各停の電車でしか分からない。
特に高速道路だと、ICからICまでほとんど生活感のない空間を移動しているだけなので、逆に田舎に戻ったような新鮮な感覚だ。

約1時間で大月駅に到着して、富士急行に乗り換える。
運転席が見える一番前の車両に座ったが、既に運転席の後ろには2名ほどの撮り鉄マニア?が陣取っている。
知らなかったのだが、富士急行線は単線だった。それが撮り鉄マニア達の興味をそそるところかもしれない。
9割方の混雑で定刻通り出発。
途中、大学があったりして少々の人の出入りがあるものの、だいたい富士山駅で1/3、富士急ハイランドで1/3、河口湖駅1/3の割合で乗客が降りる。

富士山五合目行きのバスが富士山駅から乗るつもりだったが、河口湖駅からのほうが早いとの車内アナウンスに従って終点の河口湖で降りる。8:45。


富士山フリー切符(往復)


三鷹駅までの歩きは雨


大月駅で富士急行に乗り換える


1車線しかない


温泉マークかと思った


あと一駅で河口湖だ


結構な人が降りてくる


富士山は低い雲で見えない



§五合目行きのバス

五合目行きのバスの出発は9:20。バス停に人影は無く、一番乗り。
係員の人に、ホームページには富士山駅から9:10発のバスが載っていることを指摘して修正してもらうようにお願いする。

近くのコンビニの場所を聞くと、Jマートに向かう手前にあるセブンイレブンを教えられた。
もう少し近くにあったコンビニは潰れたそうだ。
バックはそのままに、カメラと財布だけ持って、お昼のおにぎりを買いにコンビニを往復する。

15分くらいでバス停に戻って来たらすでに20名くらい列んでいる。
結構外人もいる。
私のデイパックの横にストックの刺さっている小さい目の青いデイパックだけが置かれていた。
どこかで見かけたデイパックだが、その持ち主がいない。
出発あと5分と言う時にその持ち主が現れた。
そう、あの立川駅を過ぎて直ぐに弁当を食べていたあのオジサンだった。

やっとバスが来た。富士山フリー乗車券を見せて、左側の一番前の席に座る。
なんと2番目のオジサンも富士山フリー乗車券を見せて右側の一番前の席に座った。

なんやかんやで座席は満席になり、それどころか、ギュウギュウでは無いにしろ、立ち客が私の横あたりまで来ている状態だ。
定刻を3分ほど過ぎて重いバスは五合目を目指して出発。
信号をまわれば、真っ直ぐにスバルラインにつながる。
先ほど、係員に主点までは1時間以上掛かるのか聞いてみたところ、7/10からマイカー規制が始まっているから、渋滞がなく1時間は掛からないとのことだった。

確かに道は空いていた。通れるのは観光バスと北麓駐車場からのシャトルバスとタクシーくらい。
それと、前を行くのは自転車。ずっと上りで休める所がないからとても辛いだろう。
20台以上の人が頑張って昇っている。何時間くらいかかるのだろうか。

五合目の終点までは行かず、御庭でバスを降りる。降りたのは私一人だった。

3名の外人もこの格好で五合目に向かう


マイカー規制で車は少ない


ずーっと上りは大変だ



§奥庭から

バス停から少し石畳を下ると、奥庭と呼ばれる場所がある。
あまりに景色がいいので天狗が遊んだ庭という由来から天狗の庭(奥庭)と言われているらしい。
入り口に天狗岩が神社と成って奉られている。
1周20分くらいの散策路になっている。
風が無いので、半袖でも寒く無く気持ちが良い。
天気は曇りで、展望台からの眺めは雲で覆われている。
後ろの富士山はと言うと、これも半分が霧に隠れていて、風が無いためか、しばらく待っていてもなかなか霧が移動しない。
コメツガ・シラビソ等の背の低い植物が、風に飛ばされないように根を踏ん張って生えているところがたくさんあり、シャッターを押す。

奥庭のダケカンバの林


天狗岩にお参りする


奇妙な形の木々がたくさん


展望台まではもうすぐだ


雲で河口湖方面はよく見えない


富士山も雲で切れ切れ


雲が切れるのを待ったが逆に曇ってきた



§御庭から御中道

一旦バス停まで戻ると、これからハイキングしようとしている30名くらいの団体が、準備体操をしていた。
何処に向かおうとしているのだろうか。これから行く御庭がそれほど大変な場所は思われない。

スバルラインを横切って、山頂側に歩いて行くと、御庭・御中道の看板がある。
登山道には、40cm四方の石が2列になって埋め込まれており比較的歩き易い。
しばらくは林の中を登って行くが、林が無くなると急に太陽が降り注いできた。
慌てて帽子とサンブラスを装着する。しかし直ぐに霧が掛かって暗くなる。また晴れるの繰り返し。

20分くらい登った所に廃墟があった。よく見るとトイレのようだ。
今年の大雪でつぶれたのだろうか。もっと古いようにも見えるが。

後は上りは無く、山頂を右に(時々霧が晴れて顔を出す)富士山を見ながら、東(山中湖)の方向に進む。
時折見える富士山の山頂は手を伸ばせば届きそうな場所にある。
所々山には雪が残っている。
徐々に晴れてきたので写真を撮る。しかし、ここから撮った写真を見ても富士山とは分からないだろう。
ここまで近くに来ると、富士山の形をしておらず、赤茶けた山のようにしか見えない。

しばらく歩いて行くとコンクリートブロックで作られた巨大な要塞のようなものが点々と現れた。
落石防止、あるいは雪崩防止用の壁なのだろう。こんな場所にどうやって作ったのだろう。

やっとハイカーとすれ違った。この時間で初めて出会うというのは、あまり人気の無いコースなのだろうか。
いやいや、その後は次々と5組くらいのハイカーに出会う。

またカラマツ林に入る。カラマツ独特の香りがして清々しい。
急に高校生の団体が自然観察員の人の説明を受けている所になった。
五合目駐車場からの入り口はもうすぐそこだった。

御中道の掲示板


最初は原始林の中の石畳?を歩く


ここにも奇妙な木々が生えている


廃墟となった建物2つ


だんだんと霧が晴れてきた


山頂は目の前。このまま歩いて行けばたどり着けそう


所々にカラ松林


赤と黒の火山岩


防岸堤?はまるで要塞だ


雪が解けずに残っていた


雪崩の跡と思われる


再び涼しい林の中へ


下界の見晴らしはイマイチ


毛細血管のような白樺の木?



§五合目駐車場

予想した通り多くの人である。
団体毎に円陣を組んで話し合い中である。
皆、カラフルな山衣装に身を包んでいる。何処まで行くのだろうか。
全員が山頂を目指す訳では無いと思うが、そうだとしたら山頂は大混雑だろう。

木花咲耶姫の姉を祭っている富士山小御嶽神社にお参りする。
ここは思ったほどの人では無い。

駐車場の岩の上に座って、残ったおにぎりを食べて、五合目の薄い?空気を存分に吸い込んでゆっくりとした後、河口湖行きのバスに乗って下山する。

思っていた以上に人が多い


カラフルな山衣装。どちらまで?


神社にお参り


マイカー規制のため、車はいない



§河口湖から風穴へ

河口湖駅に戻ってから、おばあちゃんのコロッケ屋に夕ご飯のおかずを求めて立ち寄る。
駅から歩いて6,7分で到着。
珍しくお父さんは居なくて、おばあちゃんだけが切り盛り(揚げ盛り?)していた。

河口湖駅から14:35発の西湖周遊のレトロバスに乗る。
座席数は20席くらいだろうか。ここでも空いていたので一番前の席に座る。
出発時には今回も立ち乗りの人が5人くらい。通路が狭いのでそれほど多くは乗せられない。
しかも乗客の8割くらいが外人の観光客なので、運転手は全員に(英語で)行き先を確認してから、乗り間違いの無いように乗車させている。
これもあって出発は5分以上遅れた。

レトロバスはクッションが薄いので座り心地が悪く、直ぐにお尻が痛くなってくる。
途中、ハーブ館や宝石館など立ち寄ってお客を乗せる。
運転手は必ずこのバスは駅には行きませんよと英語で説明する。
乗ってくる人はなぜか、ハガキ大の乗車フリークーポンを持っているのが不思議だった。
八木崎公園では殆どすし詰め状態。

レトロバスの問題はクッション性だけでは無く、通路が狭いため、後ろで降りる人がいると、通路に立っている人全員が一旦車外に降りなければならないこと。
運転手は、また乗車券の確認と行き先案内を英語で行うため、バス停での停車に時間が掛かる。

ほとんど満車の状態で走っているので、バス停では新たに乗客を乗せる事ができない。
根場民宿で6名の乗車希望者があったが乗ることができず、次のバス(1時間後?)まで待って欲しいと説明してしていた。
1時間後とは知らず了解したのだろう。
しかし、今日は特別なのだろうか。乗っている外人は、富岳風穴に皆行きたがるようで、誰も降りない。

結局、風穴に到着したのが15:45で予定よりも20分遅くなった。
多くの外国人が降りたが、これから皆、風穴に入ってから、河口湖まで戻れるのだろうか。

ここから歩いてジラに向かう。
国道を歩くルートと樹海を歩くルートがあるが、天気が良いので少しは涼しいであろう樹海ルートを選ぶ。
これまで歩き慣れた樹海の道。もっと涼しいかと思ったが、少しも涼しくない。
じっとりと汗が滲んできて、氷穴に到着。さらに30分歩いてやっとジラハウスに到着。


大釜の油で揚げてもらっている


これが西湖周遊レトロバス


ここでも一番前に陣取る


八木崎公園からも大勢乗車する


野鳥の森で、一旦下ろされた観光客が写真を撮っている


風穴に着いて、樹海の中を歩く


氷穴も観光客に人気のポイント


ぼんやりと富士山が見える


もう少しで家だ



§ジラに到着

車が無いといきやりの湯にも行けない。
冬とは違うので、滅多に使わない風呂のシャワーで汗を流す。
4月に(自分で)シャワー水栓を交換したお陰で、随分シャワーが使いやすくなったのが嬉しい。

シャワーの後は、ベランダでアジフライとハムカツを肴にビールを頂く。
中身の濃い一日だったことの充実感で胃も、気持ちも満たされて行く。

バラは一部葉が黄色いが若芽(シュート)も伸びてきている


ちょっと草が多すぎか


おばあちゃんの天ぷら。ハムカツよりもアジフライの方が美味しい


木々に夕日が差し込んできた




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毛無山登山とちりめん山椒作り(7/6)

2014-07-06 | 山歩き
§朝散歩は毛無山に

今日も天気はぐずつくのかと思って布団の中でもぞもぞしていたら随分と外が明るい。
少しだけだが青空も見えている。

今日こそは山歩きがしたいと思い、早々に朝食を取り、水などをデイパックに詰め込んで5:30にジラを出る。
毛無山は昨年の12/21以来なので、半年ぶりになる。

約20分程で毛無山入り口の文化洞トンネルに到着する。
ところが、いつも車を駐める駐車場は車両進入禁止の立て看板が立っている。
ここで諦める訳には行かないので、少し先の空き地に駐車して、少し入り口まで歩く。
私有地だから仕方ないのかもしれないが、これでは多くのハイカーが困ってしまう。
河口湖町か山梨県か分からないが、なんとか調整して欲しいものだ。

軽く準備運動を行って、歩き開始。
気温は15℃くらいだろう。半袖では寒いと思い、モンベルのライトジャケットを羽織ってきたが、湿度が高いので汗が噴き出してきて、堪らずにジャケット脱いで半袖になる。
昨晩も降ったであろう雨のために、地面はとても滑りやすい。そこは注意しながら、うまくステッキを使って登って行く。

山歩きは久しぶりなので、あせらずゆっくりと登ることにした。

山の途中は霧が掛かっていたが、上に上がるにつれて霧が晴れて朝日が差してきた。
振り返ると雲海の上に青い富士山がぽっかりと見えてきた。
かなり雪が少なくなった。それでも去年よりは多いだろうか。
頂上に向かって少しずつ進み、振り返りながら写真を撮る。
昨晩の雨が草木に残ったままなので、山頂に着いた頃にはズボンはベシャベシャになってしまった。

雲海は少しずつ晴れると期待したが、逆に目の前にガスの塊が下から湧いてきて、目の前が真白になってしまった。
ガスが晴れるのを待つために一ゲ岳まで歩いて戻ってくる。それでもガスは居座っている。
暇なので妻に電話したら、今、オランダvsコスタリカが延長戦0-0で、白熱した試合が続いているのでテレビに釘付け と言われ
電話を切られた。
サッカーの試合をすっかり忘れていた。
早速スマホを取り出してワンセグを起動する。
うまい具合に受信できた。0-0のままである。
スマホを縦た状態でしか見られないので画面が小さくボールの位置が変わりづらい。
横に寝かせても画面が大きくならないし、メニュー設定を探してもかわらない。
少しイライラしていたら延長戦が終了してしまった。

ガスは一向に晴れないので、諦めて下山する。

道が滑りやすいので、下りは上り以上に注意が必要だ。
いくら注意していても、3,4回ズルッと滑りそうになった。
途中、バラバラと10名くらいのハイカーとすれ違う。
この中には十二ヶ岳を超えて鍵掛山まで縦走する人はいるのだろうか。
滑りやすいので注意して貰いたい。

いつも車を駐める所が駐車禁止になっている


森の中は少しガスっていて暗い


急に森が開けて右を見ると絶景の富士山が見える


随分と雪は少なくなった


西湖も雲海の下


PLフィルターを付けてみたが、これ1枚しか撮れなかった


一ヶ岳まで足を伸ばす


いきなり雲が湧いてきて富士山は見えなくなった


中腹の赤松林、この後すぺる


西湖からみても毛無山山頂は曇っている



§ジャム造りの弊害

ジラに戻ったら大変な事が起きていた。
ガスレンジに置いてある鍋のまわりに蟻がいる。
鍋の中にも数匹。よく見ると台所カウンター台の上にも何匹かいる。
それだけでは無く、テーブルの上にも、絨毯の上にも蟻が歩きまわっている。
昨日のジャム造りの甘い砂糖の匂いを感知して蟻が集まってきたのだろう。

鍋はシンクの中で水を入れて蟻を洗い落とす。レンジのまわりやテーブルはガムテープを使って蟻掃除を行う。
面白いくらいに蟻がくっついてきて蟻の除去ができる。画期的なアイデアだと思った。

一旦、綺麗になったかと思ったが、まだあちこちに蟻が歩きまわっている。
しかし、どこから入り込んで来たのだろう。

蟻が這いずり回っている床をあちこち調査してみると、暖炉の横のレンガと壁の間に隙間があって、そこに数匹のありが集まっている所を見つけた。
納戸からシリコンコーキングのボトルと押出ホルダーを持ってきて、その隙間に充填する。
グレーとホワイトの2種類を使って埋めた。最後に指先でシュッとなぞるのがコツだ。

数匹の蟻が出口を失ってウロウロしている。ガムテープの出動だ。

この隙間から蟻が出入りしていた


グレーとホワイトを使い分けてコーキング完成



実は蟻が入り込んでくるのは、ここ1カ所だけでは無かった。
その後、蟻が出入りする3カ所の隙間をコーキングした。
家が古くなると(あるいは3.11の地震の影響か)、隙間など何かと問題が出てるものだ。


§お昼はベランダで

朝の運動のご褒美は、溶岩プレートBBQとビール。
日が照ってきたので、パラソル付き。
今日は鶏手羽と内臓系のハツ。ハツは下ごしらえが良かったのか全く臭みが無く柔らかくて、レモン汁につけるととても美味だった。

ベランダで溶岩プレートBBQ。ガスなのでとても簡単


手羽とハツ



§山椒を使った料理、ちりめん山椒

昨日採った山椒を使ってちりめん山椒を作ってみた。
醤油、日本酒、みりん、砂糖の中に山椒とちりめんじゃこを入れて煮るだけの簡単料理。
出来上がった物を食べてみたが、富士吉田道の駅で偶に購入するちりめん山椒と比べると山椒のピリピリ感が少ない。
少しすりつぶした方が良かったのかもしれない。

結構、山椒をいれたつもりだが・・・


良い色になった



§やっと晴れた庭で

午後は、お酒も入っているので何所にも出かけず、庭の草取りと洗車で、ゆったりと過ごす。
(いや、蟻がいなくならないので、2回コーキングしたのは午後だった)

もう少しすれば、巨大で香りの強いヤマユリが咲くはずだ。
風で倒れないように、竹の支えを地面に差して、軸をネジリンボで固定する。
少なくとも6本のユリが咲くはずだ。これからが楽しみである。

ヤマユリに支えを差す


アイリスは終わってしまった


紅もみじは緑の中のアクセント


2週間前に植えた花は可憐に咲いている


今回は野鳥の姿は無かった


久々の洗車でピッカピカ




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桑の実と山椒の収穫(7/5)

2014-07-05 | 別荘生活
§朝散歩は無し

気温15℃、雨。
雨なのとブラジルとコロンビアのサッカー観戦のため、朝散歩は無し。


§浅間神社へ

願掛けしたいことがあるため、北口本宮冨士浅間神社に立ち寄る。
東側の駐車場は、4台も大型バスが駐まっており、乗用車置き場が少なくなっている。
しかも境内までの道は、少し高齢の観光客で埋まっていて、なかなか前に進めない。
今日はなぜか日本人が多かった。

絵馬に願い事を書き、奉納して直ぐにジラに戻ってきた。


駐車場には大型観光バスが何台も駐まっている


なかなか前に進めない


参拝者の列


雨に濡れた境内も雰囲気が良い


冨士講の人々もこの道を真っ直ぐ通って富士山に向かう



§馬肉のしぐれ煮
山椒を実を収穫しようと思っていたが、そう言えば昨年収穫してそのまま冷凍室で眠っているものがあることを思い出して、捨てるのも勿体ないので、これまで作った事の無い、馬肉のしぐれ煮を作ってみる。
クックパッドのレシピでは、山椒の実を60g入れろと書かれているので、計ってみると結構な量である。
コトコトと煮て、水気が無くなったら完成。
味は、ちょっと塩っぱめだが、ちゃんと山椒の風味が効いていて、ご飯のおかずに最高だ。

これでもかと言うくらい山椒を入れる


出来上がり



§桑の実ジャム
午後から雨も上がったので、桑の実を収穫する。
2週間前は、熟れた実が少なかったが、今回はちょうど良い時期。
熟れすぎた実がたくさん地面に落ちてはいるが、未だ熟していない実も木に残っている。
でも昨年に比べて実の大きさが小さいのは気のせいだろうか。

収穫してきた実の総重量は420gだった。

水洗いして水気を切った後、中軸を切る。ハサミを使うよりも爪で切った方が早いでのそうしたが、あっと言う間に手が真っ赤になってしまった。
桑の実独特の色はアントシアニンでその抗酸化作用が注目を集めているらしい。

次に実の重さの1/3くらいの重さの砂糖を振りかけてしばらく置き、鍋をガスに掛けて煮る。
仕上げにレモン汁を加える。

実は1回目のジャムは水気が多くて、少し失敗ぎみ。
これでは面白くないので、もう一回桑の実を取ってきて再挑戦。
2回目はきび砂糖では無く、グラニュー糖を使ったったからだろうか、うまくいったようだ。

桑の実は、色々と栄養素に恵まれているらしい
これから毎日、ヨーグルトの中に適量入れて楽しむことにしよう。


水切り状態


中軸を取ってゆく


あっという間に手が真っ赤


砂糖を振りかける


鍋でコトコト煮て


レモン汁を入れて


完成


もう1瓶作成



§庭の様子

雨が多かったからだろうか、緑が濃い。裏を返すと、花が少ないと言うことだ。
2週間前に買ったバラの様子は、花を切られたままで、次のつぼみを付けるのかと思っていたが、植え替えた年は花が咲くのは難しいらしい。
ヤマユリの花は未だだし、唯一咲いているのはキャットミントくらいか。
金糸梅も雪で凍ってしまった影響なのか葉は元気だが花が咲かない。
もう少し待つしかないか。


バラはつぼみが1つも無い


植え込んだ草花が雑草に埋もれている


ドングリの木は元気だ



§山椒の実
この時期に取れるもう一つの山の幸は山椒の実である。
秋の赤い山椒も良いが、緑の実山椒も初々しくで、その味も格別である。
でも注意が必要なのは、実を取るときにトゲに刺さらないことと、実を潰して手が黒くならないようすることだ。

一番面倒なのは、細い軸を切る作業。音楽を聴きながら行っていたが1時間近く掛かってしまった。
塩を少し入れたお湯で軽く煮て、冷たい水で冷やして水を切れば、下ごしらえは完成。
あんなに沢山あると思っていたのに、小さなパック2つに入ってしまう量で、ちょっとがっかり。
どんな料理に使えるだろうか。

庭の山椒の木


トゲに気をつけながら実を獲る


ハサミで軸を取る


塩水で茹でる


冷水で冷ます


水気を取る


パックに入れたら、けして多くない量。このまま冷凍室へ




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