機は熟せり

ジェフリー・アーチャーのクリフトン年代記第６作、『機は熟せり』を読みました。



ここのところ、北欧ミステリーにはまっていて、クリフトン年代記を忘れていました。久しぶりだったのでどういうストーリーだったか忘れていましたが、さすがはジェフリー・アーチャー、しっかりわかるように書かれていました。



前半は、筆者得意の法廷物です。今回もこれでもかという程波乱に次ぐ波乱がてんこ盛りです。ちょっとやりすぎかと思いますが、とにかく面白く読まされます。特に後半は、悪役が次々懲らしめられる展開で、結末が近いように思われましたが、まだまだそうは問屋が卸しません。

というわけであっという間に読み終わってしまいました。続きはまた1年近く待たされます。仕方ないとはいえ、生殺しですね。