本日、大晟が筑波大学を卒業しました。
正直、大晟が筑波大学への進学を決めた時、
筑波か・・凄いな・・。
けど、ほんまにええんやろか・・。
という気持ちでいました。
それは、泥臭い我が子とはあまりにもかけ離れたイメージがあり、正直、練習しなくても強いようなエリート選手が集まった大学というイメージを持っていたからです。
国立大学が私立の強豪大学を倒すという図柄も、それまで雑草魂で生きてきた我々からすれば、どこか『らしくない』という気持ちであったのが当時の気持ちでした。
しかし、それは私の勝手なイメージだっただけで、実際には違った環境でした。
勿論、全国で名を馳せた選手もおれば、一般で受験した選手もいて、中には医学部で医者を目指している選手もいる。
筑波は、男子、女子、一般、推薦、そういった垣根がなく、全員が同じ畳に上がって汗を流し日本一を目指していて、お互いにリスペクトし合っていたように感じました。
実際、大晟が可愛がっていた後輩(可愛がって貰っていた?)は医学部の子で、私も何度か会ってご飯にも行きましたが、素晴らしい人間性の持ち主でした。
きっと素晴らしいお医者さんになると思います。
勿論、楽しいことばかりではなく、地獄も見ただろうし、歯痒い思いをしたこともあったでしょう。
でも、大晟が我々にあてたコメントで、悔いなき大学生生活であったことがうかがえます。
我々はそれだけで十分だし、筑波という、私が歩んで来た人生では考えもつかなかった世界を見せてくれました。
卒業、おめでとう。
いい大人になってくんだぞ。
・・・・。
いや・・・でも、子供が卒業した時に、子供におめでとうって言うのは何か違うな。
よくぞ、粉骨砕身で子供を大学卒業まで育て上げました。
我々に乾杯。
だな。🍻