経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

11/8の日経

2012年11月08日 | 今日の日経
 オバマ氏の勝利で終わった大統領選だが、学ぶべきところは多い。強い支持層を固めるのでは足りず、ウイングを広げなければ勝てないこと、チャレンジャーは、批判するだけでは十分な支持を得られないことなどなど。民主政治において、勢力を得るは簡単でも、過半数を制することの難しさと大切さが分かる。まあ、日本の政治家で、こんな読み方をする人は少なかろうがね。

 どうやら、真紀子騒動も収まったようだが、一部新聞の論説が「一理ある」としていたことは驚きだった。国民の権利擁護において、適正手続は根幹的な要素である。選挙を経ているからと言って、権力者たる大臣が思うがままにできるものではない。こんな有様では、もっと狡猾な権力者が出てきたときには軽く捻られる。歴史は、独裁者が一理を説きつつ、多くの権利を踏みにじってきたことを教えている。

(今日の日経)
 オバマ大統領が勝利宣言。共和党の遠い統制回復。赤字国債成立へ前進。3大学新設一点認可へ。東電が新たな支援要請、10兆円に政府慎重。大飯は断層追加調査へ。仏は給与支払い課税を3年控除。南欧マイナス成長、独仏もゼロ%台。軽自動車・税優遇なくなる日。3Dブリンターで1人でもメーカー。経済教室・少子化前提・松谷明彦。猪木正道氏が死去。

※自民党の対応は、もっと強く評価されるべきだろう。それが良い慣行ともなろう。※世界で戦える規格での自動車税制にしたいものだ。

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