経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の心

5/6の日経

2017年05月06日 | 今日の日経
 中国のバブルが弾けたら、どうなるのかね。国家資本主義だから、迅速な資本注入がなされて、先進国のような銀行危機はないかもしれない。それでも、先食いによる建設投資と設備投資の停滞は避けられないだろう。加えて、元安による物価上昇となり、それで消費も減速だ。足元の成長率の加速は、すなわち、将来における成長率の低下を意味する。あとは、それで政治に変動が生じたりしないかになる。

 働き方改革で労働生産性の向上が叫ばれているが、財の値段が下がって、サービスが上がれば、賃金増を通じて実現したりする。極端なことを言うと、農産物の輸入自由化で食料価格を下げるだけで、他は努力しなくても、生産性は向上する。それからすると、円高はプラスだ。保育や介護の賃金を上げつつ、通信価格や民間家賃を抑制するのも良かろう。中国のこともあり、内需を強めながら、緩やかな円高がベスト・シナリオかな。

 滝田洋一さんの「経済の元気、源はいつか見た建設・不動産」(5/2)は面白かったよ。建設業の全要素生産性が上がっていることを指摘しているのだけど、規制改革があったわけでも、ロボットを導入したわけでもなく、ブームで建設単価が他の物価と比べて上がっているということ。生産性は相対的な価格次第というわけで、構造改革より需要管理が大事なことがよく分かると思う。

(図)



(今日までの日経)
 中国バブル再び。4月米雇用21万人。時価総額1兆超が最多に並ぶ。子ども、東京が唯一増。人手不足・過剰な日本流にメス。ヤマト1万人採用。GDP5期連続プラスへ。人手不足 若手・非正規に手厚く。大機・一撃必殺増税論。

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