経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

7/12の日経

2012年07月12日 | 今日の日経
 昨日のダイヤモンドO.L.の森田京平さんの論考は的確だと思う。足元は好調で、6月の消費が伸び悩んでも、在庫が補うのではないか。設備投資もまだ償却の範囲だから、勢いは保てるだろう。2013年は、むしろ抑え目の経済運営にしておいて、政策需要は、消費税ショックのある2014年へ持って行きたい。

 2013年は、消費の基礎体力を養うのは良いが、政策需要を作るのは反対だ。こういう「やってはいけない」ことを、まさにするのが日本なんだな。仕分けで、長く積み上げてきた外交の「資産」を壊すようなまねをする一方、補正で派手にバラマキをやろうとしたり。まあ、ポピュリズムとロビイングの国になったんだろうね、日本も。
 
(今日の日経)
 ヤマダがベストを買収。鈍る外需、成長投資で開拓。日本再生戦略は具体策欠く。次世代電力計は国際規格でコスト半減。長期金利9年ぶり0.785%。外務省の仕分け効果わずか。スペイン付加価値税21%に上げ。工作機械受注15%減。経済教室・シェールガス・Dヤーギン。

※需要の波は再編をもたらす。※これからは内需を持つ国が勝つ。ないより良いが海外より国内への投資が雇用に効くのは当たり前。※金利はここまで来たか。

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