7-9月期GDPの1次速報は、年率で実質2.2%成長だった。世間的にはポジティブサプライズだったが、本コラムにとっては見込みどおりの結果である。エコノミストの平均が0.85%というところで、2%成長もあるとしていたのだから、価値があったかと思う。まあ、ラッキーだったということさ。
内需は、細かく言うと、思ったより、設備投資が伸びず、在庫は低下しなかった。予想がバラけて、相殺されたわけだ。いずれも、法人企業統計が出れば、2次速報で動くものでもある。ポイントは、消費について、予想の範囲の中で強めを採ったことかな。足元は回復局面にあるという認識から導かれる判断だ。
社説は、「消費停滞は若年層の貯蓄優先」とし、「社会保障制度の持続性を高めて不安を和らげろ」としているが、子育てや教育などでの若年層への社会保障給付を増やせと主張するのが普通の発想だろう。奨学金の返済も「貯蓄」に当たるのであり、それは選択の余地なくなされている。
(今日の日経)
成長 危うい外需頼み GDP7~9月 年2.2%増 消費・設備投資さえず。社説・ 将来不安を映す民需の低迷。
内需は、細かく言うと、思ったより、設備投資が伸びず、在庫は低下しなかった。予想がバラけて、相殺されたわけだ。いずれも、法人企業統計が出れば、2次速報で動くものでもある。ポイントは、消費について、予想の範囲の中で強めを採ったことかな。足元は回復局面にあるという認識から導かれる判断だ。
社説は、「消費停滞は若年層の貯蓄優先」とし、「社会保障制度の持続性を高めて不安を和らげろ」としているが、子育てや教育などでの若年層への社会保障給付を増やせと主張するのが普通の発想だろう。奨学金の返済も「貯蓄」に当たるのであり、それは選択の余地なくなされている。
(今日の日経)
成長 危うい外需頼み GDP7~9月 年2.2%増 消費・設備投資さえず。社説・ 将来不安を映す民需の低迷。
とりあえず名目が…
2.2%を喜べるような状態には全くないと個人的には考えます
デフレーターがかろうじてマイナス直前でマイナスではない状態ですが、
趨勢で下降しているのでデフレ突入はもはや避けられないと予想します
これを変えるには2%増税の先送りでは無理で、社会保障費のカーブの調整や
所得減税などを通じての需要管理が必要だと思いますが…
悪いことにここへ来てジリジリと円安へ振れているので、
10ー12は輸出で化粧されて、増税先送りだけ手当てしたということで
年明け以降は改憲と外交だけで時間が過ぎるとか…