河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1172- 読売日本交響楽団 第500回記念定期演奏会 冊子いただきました。

2011-01-25 00:25:59 | インポート

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読響の第500回記念定期演奏会は大変に素晴らしい演奏であったことを前回ブログに書きました。
当日の公演前に14ページもの記念冊子をいただきました。1962年創立ですからそんなに長い歴史ではありませんけれども、企画がものすごく、特に著名指揮者招聘に関しては驚くべきものがあると今更ながら思いました。このような腰のあるサウンドとなるべき歴史の必然性を感じさせてくれますね。
それで、第一回の定期演奏会は創立翌年で、こんな感じだったようです。
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1963年9月19日(木)東京文化会館
ベートーヴェン 交響曲第3番
ブラームス ピアノ協奏曲第1番
  ピアノ、園田高弘
シュトラウス ティル
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オットー・マッツェラート指揮
読売日本交響楽団
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ロングなプログラムですね。
50分、50分、20分ぐらいですか、ざっと。
いまどきこんな長いプログラムは、一曲がこれより長い場合は別ですけれど、通常ありません。本当に短くなってしまいました。
そういえばカラヤンの史上最短プログラムはこんな感じ。
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1988年12月4日フィルハーモニー・ザール
プロコフィエフ 交響曲第1番 14分
ベートーヴェン 交響曲第5番 31分
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル NHK-FM1989.8.8
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なんというか、2曲で45分です。カラヤン晩年の、聴けるだけでいいといった状態であることは間違いのないところではあるが、それにしても押しなべてこのような傾向は現在も同じような気配。
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例によって話がそれました。
読響が招いた指揮者は綺羅星のごとく。そのなかで個人的に一番強烈な印象がいまだに消えないのは、セルジュ・チェリビダッケの来日ですね。トリスタンで音がかすれてしまったクラリネットの超ピアニシモ。真夏の夜の夢はこのような弱音系の音楽がこの世に存在したのかと思われたし、マ・メール・ロアにおける音色音楽と見事なエンディング、そしてアッピア街道で腕をぐるぐるまわしして絶叫が響き渡った腰振りダンス。すごい演奏でしたよ。


1977年
877- チェリビダッケ初来日 読響 本当のピアニシモ 1977.10.18
878- チェリ初来日のプログラム 1977
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1978年
917- 読響の復習 チェリビダッケの再来日1978.3.17
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あと、オペラ公演でパルジファルをやったことがありました。アルブレヒトの棒でした。
2002年11月2日の公演を観ました。非常に面白い演出であれも割と尾をひいてますね。
今の時点でブログにこの日の模様はまだアップしてませんが少しずつアップしていってますので、じきに。
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ということで、これからも音楽愛好家を楽しませ続けて欲しいですね。
おわり

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