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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

絡新婦の理

2008-12-26 20:34:07 | 読んだ本
タイトルは「じょろうぐものことわり」、京極夏彦 2002年講談社文庫版です。
文庫だけど、1300ページ超だ、きてる、きてる、写真もどうせなら厚みがわかるように撮りたいものだ。

先月読んだんだけど、京極堂シリーズ(って呼んぢゃいけないのかもしれないけど)の第5弾。
すなわち「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「狂骨の夢」「鉄鼠の檻」に続いて、これで読んだの5冊目。(だんだん厚くなる?
京極夏彦については、とり・みきとのマンガのコラボでぐらいしか知らなかったんだけど、とある蕎麦屋の御主人(女性)に面白いよと教わって、気になっていたがなかなか手にとる機会がなくて、今年になってからボツボツ読んだ。
殺人事件が起きて、それを解決する、ってことからすると、推理小説って呼ぶことになっちゃうのかもしれないけど、まあ読んでる人はみんなそう思ってるように、そこまで単純なくくりではないと思う。
そのへん、けっこうメジャーな作品なんで、別に私が付け加えて語ることはない、っていうか、私がこのシリーズを読み続けてるのは、ストーリーとか謎解きの仕掛けとかっていうよりも、登場人物のひとり「榎木津礼二郎」のキャラが面白いからにつきる。
ひとの記憶が目に見えてしまい(そのメカニズムは不明)、ひとの名前は全然おぼえられない、このキャラの面白さにグイグイひっぱられて、もう一冊もう一冊と読んでしまったようなもんだ。


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