苦手

高い場所が苦手。
高層ビルの中ならまだいいが、
それでも「今地震が来たら」と思うと落ち着かない。
建物の中じゃないなら30mが限度。
ただし掴まるところもなくて、足元も狭いなら
2mなくてもダメだ。
脚立のてっぺんに上がるなんて芸当は私にゃ無理。

暗闇が苦手。
基本的に鳥目気味なので、
寝る前に居間の照明を消しただけで蹴つまづいてしまう。
布団までたどりつくためには
照明がついているうちに家具の配置を改めて記憶するほど（笑）
お寺やお墓に夜行くのは割に平気なのに
山中の夜は真っ暗でコワイ。
星空見るのが苦手って以前ココに書いたけど
昼間に見えるなら平気かもしれない（笑）

狭いところが苦手。
トイレは窓があるからまだいいんだけど、
空気の入れ替えができない狭い場所は気分が悪くなる。
なぜ狭いところが苦手なのかというと
体や呼吸が拘束されているような気分になるから。
だから布団やマットにくるまれたり、縛られたりするなんて
想像するだけで鳥肌が立ってしまう(^^;
少なくともMでないことだけは確かだと自信持って言える（笑）
あまり酒を飲まないのも酔うのが嫌いだから。
思うように体を動かすことができなくなるってのは
ある意味アルコール拘束されているようなもんだからね。

遊園地の絶境マシンも、公園のジャングルジムもダメだ。
バンジージャンプなんてとんでもない。
所詮すべて人間が作ったものである以上「絶対」はあり得ない。
エキスポランドの事故なんて、私から見れば
「やっぱり・・・」という出来事なのだ。
ホントは飛行機も船も、そういう意味では苦手なのだが
まぁこればかりは仕方がない。
目をつぶってかなりの覚悟を決めて乗ることになる。


・・・という話を、先日会社の人間とした。
「臆病なんだよ」と締めくくる私に、彼女のセリフは
「なーんか風屋さんって、
　『生き物として基本的な危機回避能力』を持ってる気がします」
生き物・・・(^^;
まぁ確かに生き物には違いないけどサ、
本能のみにて生きるアメーバみたいに言わないで欲しいなぁ（笑）
私にしてみりゃ深刻な問題なんだから。