期日が迫っていた昨日、Tさんに運転をしてもらって、篠山市まで出かけてきました。
丹波河原町の家並みを生かしながら、城下町のしもた屋や、旧家の部屋や納屋までを開放して店の間、奥の間、離れなどをそのまま開放して、土間のある空間を使って、丹波地方の作家が50人近く招待されて開かれる「現代美術空間」へは、阪神間だけではなく遠くからも観光を兼ねて観客がたくさんやって来ています。
川原町通りには「能楽資料館」「丹波古陶館」が、中心に酒、味噌、陶器、古物などの商家も、昔ながらに商いをやっています。 初日には3000人の観客がやってきたと「古陶館」館長・中西薫さんが笑顔を見せながら、この事業が軌道に乗ったことを喜んでいます。
旧知の彼は、父進さんが始めた「丹波焼き」の魅力や歴史的な意味を、紀要誌「紫明」継続出刊される、息の長い研究も引き継いでいるのです。
商家の並ぶ街道筋から一歩それると、昔の風景が、そのまま残っているこの街なのです。
1時間ばかりかかるこの街は私も大好きで、年に何度か訪れるのです。
ほんの30㎞ばかりの地点のこの魅力のある街へも、しょっちゅう来れそうで「播磨」と「丹波」のやはり文化圏が違うと、「これほど遠いのだ」気づいたり・・。
展示作品を何点か紹介してみます。
昼食を老舗「玉川楼」で馳走になってアトリエへ帰ってきました。