輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

SHANNON & THE CLAMS / ONION

2018-02-16 | Rock&Pops
<発売日> 2018/2/16予定

<JAN(規格番号)> 0075597931914

<内 容>
人間なんて玉ねぎのようなもの――一つ一つの経験がくるくると積み重なってあなたになる。 ブラック・キーズのダン・オーバック拘りのミュージック・レーベル、EASY EYE SOUNDが胸を張ってお届けする、ポップでレトロな、雰囲気B級、サウンドA級のガレージ・ロック・バンド、SHANNON & THE CLAMS(シャノン&ザ・クラムス)。どこか懐かしく、見た目どぎつく、でもピリリと音楽心をくすぐる自慢の一皿、是非お試しあれ!

■  ブラック・キーズのダン・オーバック拘りのミュージック・レーベル、Easy Eye Sound。そこから最新アルバムをリリースするのは、オークランドを拠点に活躍するガレージ・パンク・ロック・バンド、SHANNON & THE CLAMS(シャノン&ザ・クラムス)。ジョン・ウォーターズ映画に出てきそうなポップでキッチュなメガトン級の存在感を放つ、Shannon Shaw (シャノン・ショー)とCody Blanchard(コディ・ブランチャード)の二人を中心とした4人組バンドである。

■ 2000年代後半に結成されたシャノン&ザ・クラムスは、ドゥーワップやサーフ・ミュージック、ガレージ・サイケなどの60年代ポップスにインスパイアされたガレージ・パンク・ロックのアルバムをこれまで4作リリースしてきた。そんな彼らがダン・オーバックのプロデュースのもと、Easy Eye Sound第一弾となるアルバムの制作に取り掛かったのは2017年はじめのこと。レコーディングが行われたのは、ナッシュヴィルにあるダン・オーバックのEasy Eye Sound Studio。そこで、シャノンとコディが曲を固め、ヴォーカルの収録に神経を集中させている間、残りのメンバー、ネイトとウィルは、自分たちのソングライターとマルチ・インストゥルメンタリストとしての経験をフルに活かしてスタジオにある楽器や機材を駆使し、バンドのサウンドに様々な色や装飾を加えていった。その結果、豊かなニュアンスと、いくつものレイヤーが重なった深みのある音像のアルバムが出来上がった。

■ そうして完成した最新作『ONION』の中心に流れるテーマは、“原点と自己決定、喪失と回復”であり、また”悲劇から立ち直るためのコミュニティの力”であり、収録されているどの曲も、”アイデンティティ”、そして経験がアイデンティティを作るということを描いているという。「玉ねぎ(オニオン)と人間って似ているんじゃないかっていう閃きがあったの、経験の積み重ねがなければ、つまらない人になってしまうってね」シャノンはそう語り、さらに続ける。「何かを理解したと思った時、必ずその下には別の面が潜んでいる。このアルバムの曲はどれも、問題を解決したり、自分について悟るってことなのよ」

■ アルバムの1曲目であり、ファースト・シングルでもある「The Boy」はコディが作った典型的なシャノン&ザ・クラムス・ナンバー。ノスタルジックなサウンドに乗せながら、この曲はいかに子供時代の経験が良くも悪くもその人を形作り、失くしてしまおうと決めるまで、荷物のようにずっと付きまとい続けるのだと説いている。続けて2曲目に収録されている「It's Gonna Go Away」は、シャノンによるもの。いいことも悪いことも、人生に起きることはすべて一時的なものであり、そこに安らぎを見出そうとすることについて考えるこの曲はまた、バンドにとってサイケデリック・ポップ風な新しい要素を取り入れたものでもある。また、本作には、2016年に彼らの地元、オークランドの倉庫で発生した大規模火災に触発されて生まれた「Backstreets」や「Don't Close Your Eyes]といった曲も収められている。

■ 不思議なレトロ・フューチャー感のある、どこかノスタルジックでポップなガレージ・ロックが幾重にも重なった最新作『ONION』。メガトン級のダイナマイト・ボディに太いアイランをきっちりと入れ、シャノン・ショーは自分たちの曲についてこう語るのだ。「好きなように解釈してもらって構わない。それで少しでも癒しを感じることができるのなら、自分の物語を投影したっていいの。私はね、みんなに何かを感じて欲しいと思っているだけ。それがどんなものであろうともね」 

■ ダン・オーバック印の暖簾のもと、シャノン&ザ・クラムスが魂を込めて作り上げたオススメの一品『ONION』。どこか懐かしく、見た目どぎつく、でもピリリと音楽心をくすぐる自慢の一皿、是非お試しあれ!

https://www.facebook.com/shanandtheclams/