昨日局名録関係の話でSASEが出ましたので、SASEの返送で喜ばれる(かも知れない)小ネタをご紹介します。
皆さんはSASEの発送はどうされていますか?大抵の方はお近くのポストに投函されていると思います。24時間いつでもOKですし面倒がありません。最寄りの郵便局がポストから収集し、黒い消印が押されて相手に届くと思います。
実は郵便局には全国統一デザインの黒い消印の他に、その郵便局の近くにある風物などをデザインした特別な消印があります。「風景印」と呼ばれるものです。
これは沖縄県の南大東島にある南大東郵便局の風景印です。断崖絶壁からの魚釣りが描かれています。実際に南大東島は周囲が断崖絶壁で、大きな魚が釣れます。
ご覧の通り風景印は普通の消印よりサイズが大きく、色も赤茶色ですのでよく目立ちます。形は丸が基本ですが、中には桃や提灯などの特産品や、離島ではズバリ島の形という変わり種もあり、インパクトが強いです。
大きな郵便局では大抵風景印がありますし、小さな郵便局でも郵便担当に聞いてみれば置いてあることがあります。お近くの郵便局に風景印があるときは「風景印でお願いします」と言えば郵便物に風景印を押して発送してくれますので、国内向けSASEの発送に使ってみてはいかがでしょうか?目立つので受け取る相手もきっと気が付いてくれると思います。
この風景印、郵便物を送るときだけでなく記念として押してもらうことも可能です。50円ハガキまたは50円以上の切手を貼った台紙や絵はがきなどであれば押印OKです(官製ハガキはインクの吸い込みがよいので仕上がりがきれいです)。移動の記念にもなります。
これは先日訪れた粟国島の粟国郵便局の風景印です。島に自生するソテツやマハナ岬の断崖などがデザインされています。公式な日付が残るので記念になりますし、お土産の少ない小さな離島では風景印がいい記念品になります。私も離島とかで集めています。
私もSASEの発送には仕事場近くの郵便局にある風景印をお願いしています。ちょっとしたSASEの小ネタですがぜひお試し下さい。