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さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景  グラミン銀行農村支援プロジェクト

2020年02月25日 | 海外旅行
シュンドルボン国立公園のクルーズ船から下船し、一路ダッカに向かうことになりました。その途中、サイクロンで延期になっていたグラミン銀行を別の村で見学しました。

まずは、グラミン銀行の支部を訪れました。左の家のマークが、グラミン銀行のシンボルです。



本当はトイレを借りるのが目的だったのですが、支部長さんがはりきって、お茶にお菓子の接待をしてくれて、予定が遅れました。



少し離れた村に移動しました。グラミン銀行の関係者が集まっていました。だいぶ待たせてしまったようです。



さびていますが、ここにもグラミン銀行のシンボルマークが取り付けられていました。

グラミン銀行は、1983年にムハマド・ユヌスによって創設されました。「グラミン」という言葉は「村(gram)」という単語に由来します。グラミン銀行では、貧困層向けに、女性に焦点を当てて、低金利で少額の事業資金を融資し、生活の質の向上を促す活動を行っています。グラミン銀行は、5000万人近くのバングラデシュの顧客の半数以上が絶対的貧困から脱出し、学齢期の子どもは全て学校に通い、全ての世帯が一日三回食事をし、清潔な水を飲み、衛生的なトイレと雨漏りしない家を持ち、ローンを週に300タカ(約400円)返せるようになっていると主張しています。 2006年、グラミン銀行はムハマド・ユヌスよ共にノーベル平和賞を受賞しています。



ちょっと粗末な事務所の中に大勢の女性が集まっていました。



集金を行っていたようです。



市場に売り場を持つことができたとか、牛や鶏を飼うことができるようになったなどと説明を受けました。



村人との記念写真。海外からの視察者ということでおめかしをしているようです。先ほどの支店長もバイクでやってきており、こちらを撮影していました。はるばる日本から視察者がやってきたということで、支店の壁に写真が飾られるのでしょう。



バングラデシュの人々は色彩に満ちています。





村の中を見学しました。この牛もグラミン銀行の融資で購入したものとのこと。



これは、燃料に使う乾燥牛糞。壁に貼り付けて乾燥しているものはインドで良く見ましたが、串状のものは初めてみました。市場で売って小銭をかせぐことができるようです。



このニワトリもグラミン銀行の融資で購入したもの。



見学を終えて村を去ろうとすると、学校から子供たちが帰ってきました。
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