熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

春たけなわ、同窓会の季節なのだが

2024年05月04日 | 
   コロナ開けで、長い間止まっていた同窓会が、昨年辺りから動き出して、この5月には、色々な同窓会の案内が来る。
   大学経済学部の卒業60周年同窓会は、本来終っているはずだが、コロナで順延されていて、今年になった。
   卒業生の内、関東在住者が50%とすれば、出席予定者は40人くらいと言うので、卒業生の約40%だから、元気なOBが、かなり多く健在だと言うべきであろうか。
   我がゼミは12名であったが、亡くなったり行方不明は5名で、その内健在なのは7名。昨年、何十年ぶりかで、ゼミの同期会を開いた。参加できたのは、その内5名で、一人が学生の頃の湯田中での合宿ゼミの写真を持ってきたので、当時の話に花が咲いたが、懐かしい思い出は尽きなかった。
   しかし、小さな集まりの同窓会や飲み会などが、一つ消え二つ消え、寂しくなってきているのだが、正式な同窓会も、もう、傘寿を越えているのだから、今回が最後ということになって、老兵の交流の場が静かに消えて行く。

   同窓会は、小学校、高校、大学、大学院とあって、何らかの形で出席してきた。
   しかし、残念ながら、中学校にはない。同期会では、生徒会長などをしていた私が音頭を取るべきだったのかも知れなかったが、途中で伊丹に移転してからも宝塚へ越境通学をしていたので縁が遠くなった。中学校の同窓会などないはずがないので、良く考えてみれば、点々と移転を繰り返しているにも拘わらず、中学校に一度も転居通知を出していないので、行方不明者になっているのであろう。
   これと同じことを、高校でもやってしまっていた。就職後程なく東京へ転勤して、大阪を離れて東京へ、そして、海外へ移転するなど激しい住所変更があったにも拘わらず、高校にも同窓会にも連絡しなかったので、長い間行方不明者扱いで、何十年も忘れられた存在であった。
   その点、大学と大学院の方は、同窓会がフォローしてくれており、迷子にならずに助かっている。

   ところで、私の方も迂闊で、同窓会名簿など何らかの形の名簿を持っている筈だが、紛失してしまって殆ど手元にない。知人友人の住所など連絡先は、年賀状用の住所録なり、このパソコンに収容されているDATAくらいであり、古い手帳や過去の年賀状を繰っても、個人情報の保護とかで、情報が制限されていて役に立たない。
   もう、歳も歳で、限られた人の間でしか交流がなくなったので、ジタバタすることもなかろう。

   さて、同窓会名簿だが、何年か前に、高校の同窓会名簿は買ったので手元にある。
   1㌻1㌻繰りながら、懐かしい友との思い出を反芻する。マドンナとの甘酸っぱい思い出も蘇ってきて切ない。

   ところで、不思議にも、手元に、口絵写真のアメリカの大学院の1994=5年版のwharton schoolの同窓会名簿が、手元に残っていることである。
   日本の同窓会名簿は、日本の同窓会の発行で、小冊子であるが、この名簿は全卒業生のオフィシャルの同窓生名簿で、電話帳程の大冊のハードカバーの立派な本である。Britannicaなどと一緒に保持していたのでなくさなかったのであろう。会社の役職も自宅の現住所も当時のままだが懐かしい。
   当然、whartonの同窓生であるトランプ前大統領の名前も68年学部卒として掲載されている。イーロン・マスクは卒業直前だったの載っていない。
   

   ところで、巷では、学歴詐称だと騒がれているが、どうでも良いと言えば問題だが、このようなオフィシャルなドキュメントを見せたり、大学から発行された学位授与証書など卒業を証するドキュメントを示せば欺しようがない筈であり、
   だめなら、極めて単純だが、正式なルートを経て、大学から卒業証明書を取れば決着がつく。これを疑うのなら論外である。
   
   
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHK BS4K ドラマ: 広重ぶるう | トップ | アヤメ、シャクヤク咲き始める »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事