熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

イングリッシュローズ:ベンジャミン・ブリテン咲く

2024年05月09日 | わが庭の歳時記
   イングリッシュローズのベンジャミン・ブリテンが咲いている。
   年によって花色が微妙に変るのだが、鮮やかなサーモンピンクのディープカップ咲きである。
   ブリテンは、英国の代表的作曲家で、ロイヤルオペラでオペラ『ピーター・グライムズ』を、ロンドン響で『戦争レクイエム』を鑑賞したが、現代曲なので良く分からなかった記憶がある。

   バラを栽培して、しばらく経ってから園芸店で見つけて、イングリッシュローズに興味を持って、デビッド・オースチンのバラ苗を求めて栽培を始めたのだが、最盛期には20種類ほど育てたと思う。
   イギリスに住んでいた頃には、まだ、それ程の知名度はなくて知らなかったのだが、優雅な花の魅力のみならず、イギリスに住んでいたという親しみもあって栽培を続けていたのである。
   このブログでのわが庭の歳時記で、結構美しく咲いているイングリッシュローズの写真を見て思い出すこともあるのだが、皆、枯れてしまって、残っているのは、このベンジャミン・ブリテンだけである。
   植えっぱなしでも、綺麗な花を咲かせ続ける椿とは違って、バラは、手間暇を厭わずに愛情を込めて大切に育てないと、綺麗な花を咲かせて応えてくれない。
   それだけに、愛おしいのである。
   
   
   
コメント
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